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相場動向を左右し、個人投資家の方にはぜひ押さえていただきたい、重要な経済指標を分かりやすく解説します。

【日本】2025年7~9月期の法人企業統計 電気機械などAI関連が業績貢献
【1】結果:企業業績は売上振るわずも、経常利益は前年同期比19.7%増と大きく上昇
【2】内容・注目点:設備投資は伸び悩みも反転材料が多数
【3】所感:国内もAI関連が堅調 先行きは政府の投資施策が国内設備投資を下支えか
【日本】11月の東京CPIは前月から横ばい 利上げ可能性は相応か
【1】結果:東京コアCPIは前年同月比2.8%上昇 前月から横ばい
【2】内容・注目点:サービスインフレは底堅く、この点は利上げ後押しか
【3】所感:2026年度の賃上げ要求も徐々に出る中、12月1日植田総裁の発言に注目
【日本】2025年10月のコアCPIは前年同月比3.0%上昇 小幅ながら伸びが加速
【1】結果:3指数そろって再び3%台に 10月は財やサービスが上昇
【2】内容・注目点:サービスインフレは加速 賃金も合わせ底堅い推移
【3】所感:2026年の春闘の賃上げが前年実績程度となればインフレ・ノルム定着に前進
【日本】2025年7~9月期の実質GDPは前期比年率1.8%減 住宅投資や輸出がマイナス寄与
【1】結果:9月期GDP速報は6四半期ぶりにマイナス成長
【2】内容・注目点:名目GDPはおおむね横ばい 企業の業績は上方修正
【3】所感:慎重に期すならば利上げは年明け
【米国】政府閉鎖の影響から10月雇用統計は見送り 民間データから米雇用は懸念材料多数 追加利下げは妥当と判断
【1】結果:民間の雇用データが注目される中、米雇用は弱含みか
【2】内容・注目点:労働需要の伸び悩みが顕著
【3】所感: 足元の局面は企業活動の活性化とそれによる雇用増に注力すべき
【日本】東京CPIは市場予想を上回り、3指標揃って前年同月比2.8%上昇
【1】結果:東京コアCPIは前年同月比2.8%上昇 前月から伸び加速
【2】内容・注目点:サービスインフレの底堅さがうかがえる
【3】所感:日銀は2026年の賃上げを重視、利上げは慎重か
【日本】2025年9月のコアCPIは前年同月比2.9%上昇 サービス物価は盤石といえるか
【1】結果:エネルギーが寄与しCPI総合は前年同月比2.9%上昇
【2】内容・注目点:賃金関連は底堅いものの、コアコアCPIは伸びの減速が顕著
【3】所感:今月の利上げは見送られる公算、物価下押しリスクを懸念
【日本】2025年9月の消費は横ばい圏 小売売上に弱さ見られるも持ち直すか
【1】結果:全体的な消費は横ばい圏
【2】内容・注目点:弱さうかがえる小売売上高の持ち直しに注目
【3】所感:年末商戦や冬のボーナスが消費増に寄与か
【日本】8月の実質賃金は市場予想を大幅に下回る1.4%減 ボーナス分がマイナス寄与
【1】結果:実質賃金は8ヶ月連続でマイナス圏
【2】内容・注目点:物価は減速基調で、所定内給与は底堅い印象
【3】所感:賃上げトレンドは底堅いものの盤石といえるのか
【日本】日銀短観 先行き見通しは不確実性が反映され悪化見込み
【1】結果:2025年7-9月期の日銀短観、先行きでは悪化予想だったものの基調は横ばい
【2】内容・注目点:設備投資は前期比8.4%増見込み 中小のソフトウェア投資が堅調
【3】所感:目立った懸念うかがえず、今回の内容は利上げの材料となろう
【日本】東京CPIは市場予想下回る 3指標揃って前年同月比2.5%上昇
【1】結果:東京コアCPIは前年同月比2.5%上昇で前月から横ばい
【2】内容・注目点:東京特有の要因である保育料無償化の影響から、サービスは伸び鈍化
【3】所感:利上げ判断は10月の日銀サーベイが判断材料か
【日本】2025年8月のコアCPIは前年同月比2.7%上昇 前月から伸び鈍化
【1】結果:3指数そろって伸びが減速 コアコアCPIは前年同月比3%台が続く
【2】内容・注目点:賃金関連は底堅いも、基調はピークアウトにもみえる
【3】所感:10月の日銀短観が利上げの材料となるか
【日本】2025年8月の実質消費支出は堅調も一部に弱さがうかがえる
【1】結果:小売売上など消費全般からは減速傾向がみられる
【2】内容・注目点:4~6月期GDPは個人消費が上昇修正、基調続くかに注目
【3】所感:先行きの消費は小休止か
【日本】7月の実質賃金は市場予想を上回る0.5%増 ボーナスや賃上げが寄与
【1】結果:実質賃金はボーナスや所定内給与が寄与し7ヶ月ぶりにプラス
【2】内容・注目点:実質所定内給与もマイナス幅を縮小
【3】所感:サービス物価は2%に収束傾向 データが揃うまでは利上げは難しい状況か
【日本】2025年4~6月期の法人企業統計 業績伸び悩みも説備投資は底堅い
【1】結果:企業業績は伸び悩み 大企業が顕著
【2】内容・注目点:労働分配率の低さが際立つ
【3】所感:設備投資は底堅い 不確実性の改善次第で上昇か
【日本】東京CPIは伸びが大きく加速 一時要因あるもサービスも大きく伸びる
【1】結果:東京コアCPIは前年同月比2.5%上昇 コアコアは同3%上昇
【2】内容・注目点:サービスインフレは底堅いが強いとは言えない
【3】所感:日銀高官は利上げのコミュニケーションを続けるか
【日本】2025年7月のコアCPIは前年同月比3.1%上昇 前月から伸び鈍化
【1】結果:ヘッドラインとコアは伸びが減速 食料は引き続き高いインフレ率
【2】内容・注目点:賃金関連は底堅いも、食品・エネルギー除く指数の推移は横ばい止まり
【3】所感:年内1回の利上げは想定も、その後は次回の春闘との兼ね合いか
【日本】2025年4~6月期の実質GDPは前期比年率1.0%成長 外需が持ち直し
【1】結果:6月期GDP速報は市場予想を大幅に上回る結果に
【2】内容・注目点:名目GDPは堅調 足元の株式市場も出遅れ取り戻す
【3】所感:先行きは成長ペース鈍化か 個人消費が鍵
【日本】2025年7月の実質消費支出は減速もプラス圏 底堅い消費動向も先行きは弱含む可能性
【1】結果:消費動向は底堅く見えるが全体としてはまちまち
【2】内容・注目点:前四半期のGDP民間最終消費は良くて横ばいか
【3】所感:先行きの消費が一段強さを持つには、基本給の上昇が重要か
【日本】6月の実質賃金は前月から持ち直すも前年同月比1.3%減 底堅い推移も物価は上回らない状況続く
【1】結果:低下幅を縮めるも実質賃金は6ヶ月連続となるマイナス
【2】内容・注目点:先行きは徐々に実質賃金プラスが予想されるが、次回のボーナスなど不確実性をはらむ
【3】所感:利上げ判断は国内経済動向次第 実施されても10月が最速か
