2011年1月6日付、「今年、上がって欲しい株」のなかで、以下の50銘柄を業績や財務リスクをほとんど考慮せず、ピックアップいたしました。そろそろ、途中経過をみてみたいと思います。少し怖いですが・・・、今年1月7日終値~5月25日終値までの騰落状況です。
銘柄名の右横にカッコ書きで騰落率を記載してあります。結論は、50銘柄全体のなかでプラス(勝ち)の平均が18.7%、マイナス(負け)の平均も18.6%とほぼ同じ。なのですが、実は負け銘柄の数の方が多いのです。17勝32敗1分け。負けの半分程度しか勝った銘柄がない、現在はそういう状況です。
東芝プラント(-32.7%)、MonotaRO(+54.6%)、7&I HD(-4.6%)、ツルハHD(-5.7%)、カーバイド(-23.8%)、太陽日酸(-18.0%)、チタン工(+10.0%)、ステラケミファ(-30.9%)、科研薬(+15.6%)ツムラ(-3.7%)、みらかHD(+0.2%)、OLC(-8.4%)、アース製薬(-1.9%)、MARUWA(+28.0%)、タツタ電線(+48.5%)、ユニプレス(+9.2%)、東京製綱(+3.9%)、酉島製作所(-36.1%)、日新電(+27.0%)、NEC(-34.8%)、サンケン電気(+21.4%)、アンリツ(-9.8%)、フォスタ電(-35.3%)、ユニデン(+0.3%)、新電元(-14.4%)、シスメックス(0.0%)、ローム(-17.3%)、京セラ(-3.9%)、太陽電(-22.1%)、村田製作所(-17.7%)、日本車両(-28.1%)、小糸製作所(-13.8%)、黒田電気(-26.5%)、クボテック(+13.5%)、エイベックス(-11.7%)、タカラトミー(+6.9%)、サンリオ(+53.4%)、三菱UFJ(-16.0%)、中央三井(-17.7%)、三井住友FG(-19.6%)、京都銀(-8.7%)、みずほFG(-22.1%)、住友不(-16.7%)、東急リバ(-24.5%)、タクトホーム(-30.0%)、NTT都市開発(-17.1%)、KDDI(+19.8%)、NTTドコモ(+3.2%)、住商情報(-22.5%)、ソフトバンク(+2.2%)、以上50銘柄です。※インボイスは上場廃止となりましたので除きました。
ちなみに、1月7日の終値で50銘柄全部を最低単位株数だけ買っていたとすると、金額は約2108万円。5月25日の終値ベースで計算すると1928万円に目減りしていますので、ポートフォリオ全体では、8.5%程度下落したことになります。
TOPIXの-11.7%や日経平均の-10.6%よりも負けは小さいですが、読み外れの銘柄がたくさんある。年後半にかけて巻き返せるか?
東野幸利
株式会社T&Cフィナンシャルリサーチ