NY株、「サマーラリー」のスタート時点に立ったのか?ダウ平均は先週、週間ベースで648ドル高と 2年8ヶ月ぶりの上げ幅を記録しました。直近4月高値から6週連続で下げたことで、値ごろ感の自立反発との見方も強いですが、どうでしょう。

実は2009年以降、週間ベースで500ドル以上上昇したのは僅か4回しかありません。リーマン・ショック後の安値から立ち上がった2009年3月第2週の上げ幅が597ドル。その後、今年4月29日高値12810ドル(終値ベース)までの上昇過程では、2009年7月第2週の597ドル高や2010年7月第1週の511ドル高などがありました。500ドル以上の上昇にもなると、主要な安値を形成するケースが多いようです。つまり、「初動の大きさはその後の相場の大きさを示唆する」というやつでしょう。

一方、短期的な過熱感を警戒するムードもあります。来週から始まる米企業の決算発表(4-6月)。どのタイミングがポイントになるのでしょうか。

下旬からは国内企業の決算発表がスタートします。上方修正期待で買われた部分も多いと思いますが、少し気になるのは、今のこの状況・雰囲気の中、今期見通しをさらに強気に出せる企業は多くはないのでは、・・・買いたい弱気。8月はいったん下押す場面を想定しておくのが無難な発想かもしれません。

無理やりこじつけるとすれば、決算が意外と期待外れ、ってこともあるかもしれません。中身は生産は回復基調だけど、新興国向けが伸びていない。中国における日系自動車メーカーの苦戦。供給の問題はあるにせよ、少し気になり出してます。

さて、東証一部の中から中期参考銘柄を少しだけピックアップしてみました。大型主力株はほとんど入っていません。予想はしていましたが、やっぱり以前ご紹介した銘柄が多いのが特徴です。でも、目新しい銘柄もあるので、あくまでも参考程度にみてください。5月30日付け、「ここらで途中経過」でご紹介した銘柄と重なったものは、銘柄コードの横に「*」を付けています。

ABCマート(2670)、7&I HD(3382*)、ツルハHD(3391*)、ボルテージ(3639)、チタン工(4098*)、戸田工業(4100)、日本合成化学(4201)、田辺製薬(4508)、科研薬(4521*)、みらかHD(4544*)、栄研化学(4549)、キョーリン製薬(4569)、日本ペイント(4612)、小林製薬(4967)、アース製薬(4985*)、タツタ電線(5809*)、東京製綱(5981*)、明電舎(6508)、日新電(6641*)、京三製作所(6742)、日本信号(6741)、アンリツ(6754*)、新神戸電機(6934)、カヤバ工業(7242)、ダイハツ工業(7262)、ドン・キホーテ(7532)、タカラトミー(7867*)、上新電機(8173)。

東野幸利
株式会社T&Cフィナンシャルリサーチ

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