今週のマーケット展望の記事一覧
チーフ・ストラテジスト 広木隆が、週の初めに今週のマーケットのポイントと見通し、予想レンジ等をお伝えします。
週の第1営業日
テクニカル的な過熱感や衆院選の投開票を控えてもみ合いの展開
先週、21年ぶりの高値まで上昇した日経平均。騰落レシオなどテクニカル指標には過熱感を示すものも散見され、さすがに今週は一服との見方が大勢を占めるようだが果たしてどうか。12日こそ大きな...
米国のCPIと金融決算に注目 国内は選挙情勢をにらんだ展開
三連休明けの週初10日は北朝鮮の朝鮮労働党創立記念日にあたり、北朝鮮による挑発行為が警戒される。先日、平壌訪問から帰国したロシア下院議員の談話として、北朝鮮は米国西海岸にも到達可能な...
米国の経済指標並びに株式市場の強さに牽引されて堅調な展開 但し、週後半には様子見ムードが強まりそう
名実ともに下半期入りとなる今週は、米国の経済指標並びに株式市場の強さに牽引されて堅調な展開を予想する。先週発表された米国の8月の耐久財受注は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本...
権利・配当取りや配当落ち分の再投資などで堅調推移 日経平均は2万500円の節目超えを試す場面も
先週、日経平均は大きくギャップアップして始まり、2万円の大台をあっさりと回復した。8日から13日にかけて窓を3つ空けて上昇した後、利益確定売りに押されたが、さらに大きな窓を空けて上放れ...
国連安保理決議の行方が最大の注目点 リスク回避の円高が進みやすく上値の重い展開か
今週の注目材料は、6回目の核実験を強行した北朝鮮に対する国連安全保障理事会の追加制裁決議案の採決だ。米国連代表部は、国連安保理に11日の採決を要請する方針だと改めて発表したが、はたし...
ECB政策理事会がターニングポイントとなる可能性 北朝鮮リスクも意識され週末にかけて手仕舞い売りか
先週の日本株相場は底堅い値動きを見せた。29日早朝に北朝鮮が放ったミサイル通過の報を受け日経平均は一時1万9280円まで下げたが、その後3連騰で1万9000円台後半に値を戻した。チャート上では2...
ジャクソンホールが終わっても不安材料目白押し 相場の膠着感は継続か
ジャクソンホールで行われたカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウムでは、FRBのイエレン議長とECBのドラギ総裁が講演したが、ともに金融政策に関する言及はなかった。その理由として、物価...
北朝鮮、トランプ政権、ジャクソンホールと材料目白押し 様子見姿勢強まる中、下値を拾う動きが見られるか
週明け21日から相場にとって重要イベントがある。米軍と韓国軍の軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」が始まる。「フリーダムガーディアン」は米韓両軍が毎年3回実施する合同演習...
週初は19,500円前後でのスタートか その後は徐々に戻りを試す展開を予想
先週木曜日の東京市場引け後から、日本が「山の日」の祝日で休場だった金曜日にかけて、株・為替とも海外で大きく動いた。週明けの東京市場は、どこまでこの海外の動きを反映して始まるか読みに...
夏休みで市場参加者も少なく、かつ材料難 膠着相場の陰の極か
このところ相場の変動性が極端に低下しているが、今週は膠着感が一段と極まりそうだ。週末には山の日の祝日を控えて今週は4営業日しかない。今週から夏休みをとる市場参加者も増える。市場は商...
日米企業決算と米経済指標が材料に 内閣改造人事や地政学的リスクの高まりに警戒
※今週は広木の都合によりプロダクト部の益嶋が執筆しております。先週の日経平均は週間で139円安と続落して2万円を割り込んだ。連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文がハト派的と解釈され、ドル...
決算発表が本格化するなか日米ともに政治リスクに注意
日米ともに決算発表が本格化する。国内では28日に300社超が決算を発表し前半戦の佳境を迎える。米国では週初からアルファベット、週央にはフェイスブック、インテルなどハイテクの主力企業が決...
イエレンFRB議長の半期議会証言と米CPIに注目 場合によっては円高に巻き戻るリスクにも警戒
先週の日本株市場は日経平均が2万円を回復できずに終わる冴えない展開だったが、その後海外の先物市場で日経平均先物は反発した。シカゴの日経平均先物は2万20円で引け、7日の大阪取引所終値を7...
都議会選での自民党大敗で週初は軟調か 米独立記念日や雇用統計待ちで動意に乏しい展開 日経平均は2万円を挟んで一進一退の膠着相場が継続
都議会選での自民党大敗で週明けの東京市場は上値の重い展開となろう。日銀短観をはじめ月初と四半期初に当たる今週は重要指標の発表が目白押し。まず3日に発表される米国のISM製造業景況指数が...
引き続き材料難のなか日経平均2万円の大台を固める動き
先週、東京証券取引所が発表した6月第2週(6月12~16日)の投資部門別売買動向で、海外投資家が2065億6852万円と2週連続の売り越しとなったことが一部で話題になっている。海外投資家は4月以降...
「材料難で膠着相場」という見方に偏っていることがリスク 原油価格の底割れに注意
FOMCと日銀政策決定会合が終わり、相場は材料難。今週は特に主要な経済指標の発表も少なく、一段と膠着感が強まりそうだ。今週は中国と米国で住宅関連の統計が発表される。中国では19日に70都市...
FOMCメンバーの経済・金利見通しの変化やバランスシート縮小の示唆に注目。先週末急落した米国ハイテク株が切り返せるかも大きな焦点
今週の焦点は13~14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)である。今回の利上げはほぼ織り込み済みで、市場の関心は「今後」に移っている。端的に言えば、そのヒントを示唆するかもしれないFOMCメン...
日経平均は2万円を挟んで売り買い交錯 8日に集中するリスク・イベントを警戒
米国の雇用統計を受けて為替が円高に振れている。週明けから早速、日経平均が2万円の大台を維持できるかに市場の目が注がれることになるだろうが、あまりたいした問題ではない。日経平均が2万円...
日経平均は1万9000円台後半でのもみ合い 米欧のインフレ指標に注目
今週の日本株相場は日経平均1万9000円台後半でのもみ合いが継続すると思われる。日経平均は25日移動平均が上昇トレンドにあり、75日移動平均を上抜くゴールデンクロスも先週達成している。下値...
米国市場の3連休を前に重要イベントを控えたポジション調整が上値を抑える展開を予想
今週の株式市場は上値の重い展開となりそうだ。戻ったところは利益確定の売りに頭を抑えられるだろう。根拠はロシアゲート疑惑に対する警戒感が再度高まること。上院情報特別委員会は19日、前FB...