松本大のつぶやきの記事一覧
相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。
毎週金曜日更新
ジンバブエ
南アフリカ共和国のすぐ北にある国ジンバブエで大統領選が行われ、現職のムガベ氏が4選を果たしました。選管の発表によるとムガベ氏の得票率が約56%、野党の対立候補の得票率が約42%だったそうですが、欧米の諸国は選挙は国際的な基準を満たしていないと断定して...
年金未納
年金制度の大部分は公的年金である厚生年金と国民年金です。厚生年金は事業所単位で加入しますが、去年の3月末時点で非加入事業所が全体の約2割に達しています。国民皆年金が原則であり、加入しないと事業主に対して罰則がありますが、実際に適用した例はなく黙認され...
電子文書
紙を作るために、毎年どれだけの木が切られているのでしょうか。人々の生活のために切られるのは致し方ないことですが、紙が無駄に使われてその結果無闇に多くの木が切られるのは、可愛そうだし地球環境にとっても良くないことです。私はエコロジーに関しては詳しくない...
新聞休刊日 その2
今日は新聞休刊日です。しかしどの新聞も発刊されていて、何の変わりも認められません。興味深かったのはむしろ昨日の紙面です。各紙、「内外情勢が激変しているので明日は新聞休刊日ですが発行します」とか、ただ単に「予定を変更して発行します」とか様々な告知の仕方...
ネタ
ネタは有限でしょうか、無限でしょうか。恐らく無限にあるのでしょう。しかしいいネタ、おいしいネタはそうあるものではありません。やはり一番粋なのは、時期にあった季節の旬のネタを上手に料理することでしょうか。今一番旬なネタは何でしょう?やはり・・・、蛤(は...
紅白
今日の東京は昨日と変わってきれいに晴れ上がり、春がまたほころんだようです。木蓮の花も所々咲き始めています。ふと目の中に紅白の椿が飛び込んできました。そこで思ったのですが、どうして春の花は紅白の対が多いのでしょうか。紅梅と白梅。椿。木蓮は紅白ではありま...
ベンチャー企業
日本では何故ベンチャー企業がアメリカのように育たないのか、という問題を語る時、「どうしたら銀行はもっとベンチャー企業に資金供与するのか」とか、「ベンチャー・キャピタルの役割は」とか、そういった金融の問題として捉えられる場合が多いように感じます。しかし...
失われた10年
「日本はあれだけうまく行っていたのに、最近はどうしてしまったのだろう?世界は、時代は、変わってしまったのだろうか?日本はどう変わるべきなのだろうか?」というような論調をよく耳にします。これは戦後の高度成長期の社会システムを肯定した上で、現代世界の変化...
啓蟄
今年の啓蟄は明後日、6日です。しかし株式市場的には今日だったのでしょうか。あたかも地面の中に隠れていた虫がゴソゴソとあちこちで這い出してくるように、ほとんどの株が値上がりし、また投資家の方々も久し振りにマーケットに帰って来たようでした。いろいろ理由は...
マネックスATM 第2号
本日、マネックスの入っている東京駅前のパシフィックセンチュリープレイス丸の内ビルに、マネックスATMが開設されました。第1号機は大阪ソニータワーに去年の夏設置したのですが、今回が第2号機になります。マネックス《セゾン》カードでマネックス口座の入出金が...
酸素バー
大阪に酸素バーができるらしい。カフェバーの中に設置されるもので、12分500円で純度90%の酸素が吸えるそうです。二日酔いもすっきりするという触れ込みのようですが、カフェバーに行く時間に今更頭がすっきりするよりも帰って寝た方がいいような気もします。小...
春の香り
今朝の東京はどんよりとした曇り空だったのですが、天気予報に反して昼過ぎから晴れて暖かくなってきました。荷風の日和下駄にも出てくるように、東京の街は案外木々が多いものです。あたかも香を焚くように、木々に咲いた花々の匂いが風に乗って漂ってきます。それは鼻...
ダイエー支援策
全くもって不可解です。今朝の日経朝刊のトップ記事によると、主力3行は5200億円を投入してダイエーを救済するようです。私が問題と思うのは、まず、普通株の完全な減資を行わないで優先株を減資させることです。株は英語で「SHARE」とも言うように会社に対す...
春来ぬ
アメリカ出張から帰ってきてずっとバタバタと忙しくしていたせいか、或いは急に天候が暖かくなったせいか、どちらかは分かりませんがふと気づくと春は来ていました。昨日朝早くにテレビに出演した後、お昼過ぎからの東証アローズでのオリエンテーション・コミティーに出...
集中と分散
一般に何事も集中させると効率は良くなりますが同時にリスクも上昇します。逆に分散させるとリスクは下がる傾向にあります。集中と分散が対を為す概念であるように、効率とリスクも大抵の場合相反します。システムの構築においてもこのことは当たりますが、東京と地方の...
不確定性原理 その2
日本は世界で2番目の経済大国です。そして日本が今抱えている問題の大きさも巨大です。この2つのことが、このまま何も変わらないでいつまでも継続するとは私には考えられません。それが小泉首相であろうと、誰か新しい人であろうと、外圧であろうと、為替の暴落であろ...
公的金融機関
銀行のリスク・テイク能力が下がってきているので、代わりに公的金融機関の役割が増大するべきだという議論があるようです。私は反対です。そもそも誰よりも雇用の保障が大きい公務員に、リスクに対するセンスが銀行員より多く備わるとは思えません(勿論一般論ですが)...
母校と母港
先日、高校を卒業して20年目にあたる学年全体の集まりがありました。400人中、約200人が午後3時に母校に集まり、80歳以上になられた先生方も含めてそのほとんどが9時頃まで2次会に参加し、その半分が3次会に流れ、深夜前にはねる時でまだ80人が残ってい...
為替 その2
約30年前に円が変動相場制に移って以来、長い円高トレンドの歴史でした。一旦80円をつけてから円安に戻したものの、やはり360円から100円台の下の方という基本的に長い円高傾向には変わりありません。今まで金融商品や経済に対する不安があると、いつでも答え...
為替
為替レートというのはつくづく妙なものだと思います。現代世界においては大概の国は他国との間の輸出入は膨大なので、為替レートが動くだけでその国の経済が大きく影響を受けます。例えば今日本の経済は全然ダメだとか言われていますが、仮に1ドルが180円とか200...