一般に何事も集中させると効率は良くなりますが同時にリスクも上昇します。逆に分散させるとリスクは下がる傾向にあります。集中と分散が対を為す概念であるように、効率とリスクも大抵の場合相反します。システムの構築においてもこのことは当たりますが、東京と地方の関係も同じような側面があると思います。政体も同様で、アメリカと日本を較べると日本はより中央集権的国家ですが、それはいい時はいいのですが、一旦間違った場合の軌道修正に時間が掛かり、そういった意味でリスクが高いように見えます。メインフレームのコンピュータでトラブルがあると再起動が大変なのと同様です。因みに現代世界の方向性が、一般に分散の方向にあるのはまず間違いのないことだと思います。日本ももっと分散しないといけないですね。
追記:ソースネクスト株式会社株式の上場承認取消しにつきましては、お客様に御迷惑をお掛け致しまして誠に申し訳ありませんでした。開業当初より、マネックスの代表取締役としてのオフィシャルなコメントは基本的に弊社ホーム・ページ上にて行わせて頂いております。進展に応じてHP上で御案内致しておりますのでよろしく御了解下さい。