廣澤知子のやさしいマネー講座の記事一覧

損をしないために知っておくこと、得するために覚えておきたいことを、ファイナンシャル・プランナー廣澤知子がやさしく解説します。

月1回金曜日に更新
廣澤知子のやさしいマネー講座
第292回 経済低迷期に期待できる投資は・・・
BRICsへの投資が注目を集めてから随分経ちます。BRICsとはブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)という新興国を代表する4カ国の頭文字のことですね。先進諸...
第291回 カントリーリスク
先週、世界の各国の閣僚や中央銀行総裁が集結するIMF・世界銀行年時総会が東京で開催されました。中国は日本に対する国民感情を背景に、このような重要な国際会議を直前でボイコットし、かえっ...
第290回 シニアの方には・・・
FPという立場では、個々のお客様と向かい合うのではない限り、不特定多数の方向けの一般論をお話することになります。投資や運用の一般論となれば、いかに効率よく「お金を増やす」ことができる...
第289回 どっちに動くの?
今月に入ってから、ユーロ(ECB)の国債買い入れプログラム、米国(FRB)のQE3、日本(日銀)の追加金融緩和と主要国での金融緩和政策が続きました。ご承知の通り、株式であれ為替であれ、いずれ...
第288回 投資スパン
先週金曜日の米雇用統計の結果は予想と期待を裏切る結果となり、今週のFOMCでのQE3実施決定の可能性が高まったと言えます。ユーロについては先週ECB理事会による無制限での国債購入詳細表明があ...
第287回 うまい話 その2
前回、「うまい話」に見せかけた投資詐欺にひっかからないための基本事項を書きました。今回は実際にあった投資詐欺を例に留意しておきたいポイントを解説しますね。アフガニスタン、スーダン、...
第286回 うまい話 その1
誰でも、もし本当に「うまい話」があれば興味を持ちますよね。一攫千金を期待することもあるかもしれません。わずかな資金が何十倍、何百倍になる、年率数十%を保証、リスク無し、絶対安全、世...
第285回 金利の信認って?
金利の市場は原則個人投資家が参加できないこともあり、難しいイメージが強いのではないでしょうか。一般に個人に関わり合いのある金利といえば、預貯金の金利、債券の利回り、住宅ローン金利・...
第284回 マネープランをもう一度
消費税増税法が成立しました。ユーロ不安の発端となったギリシャの政府債務問題に鑑みれば、巨額の財政赤字を抱える日本としては、必要かつ重要な決断を行ったとも言えるでしょう。海外メディア...
第283回 個人向け国債の大量償還金の行方
個人向け国債は2003年に変動金利型の10年満期、2006年に固定金利型の5年満期の発行が始まりました。(現在は個人向け復興応援国債(変動10年)、個人向け復興国債(変動10年・固定5年・固定3年...
第282回 オリンピックの経済効果 一考
オリンピックが始まりました。暑さと寝不足で、夏バテを感じている方も多いかもしれません。オリンピックは純粋にスポーツの祭典として感動を与えてくれると同時にその経済効果も注目されます。...
第281回 「貯蓄から投資へ」の本当のところ
先週、日経新聞のコラムで『「貯蓄から投資へ」は掛け声倒れに終わった』と断言しているのを見て、私は、少々違和感を覚えました。確かに日銀の統計上、個人金融資産に占める株式・投信の比率(...
第280回 個別銘柄の下落時に儲ける取引
先週金曜日発表の米雇用統計は予想より弱い結果となり、ユーロ情勢に加えて市場には厳しい状況が続きそうです。不安定な市場で下落相場にもチャンスがある投資として、これまでFX投資やベア型ET...
第279回 ボーナスの使い道は?
今夏のボーナスの各種調査を見ると厳しい状況が続いていますね。支給額は前年比減が多数派のようです。使い道についてのアンケート調査で目立つのは「貯蓄」「ローンの返済」「生活費の補填」で...
第278回 金融機関格下げの影響は?
先週、世界の大手金融機関15社が一斉に格下げされました。予想されていたことなので、市場への影響は限定的と見る筋が多いようです。とはいえ、金融の健全性、安定性に関する問題というのは他の...
第277回 今年のFX攻略法?
以前、プロのFX個人投資家のお話を書きました。その方から今年のこれまでの相場と投資スタイルについて話を聞きました。百戦練磨のトレーダーである彼も今年前半の為替相場にはかなり痛い想いを...
第276回 悠々自適な人は・・・
世界経済全体に閉塞感が広がっています。TOPIXもついに28年ぶりの安値水準にまで達しました。スペイン支援の実施は決定しましたが、欧州不安の一時しのぎに過ぎません。こんな時ですが、まだ現...
第275回 『低下』の示す意味合い
先週、市場では厳しい状況が続きました。景気減速、株安、円高・・・とさまざまな「低下」「下落」が目につきました。円高という言葉は「円の上昇」ですから言葉の上では「低下」ではありません...
第274回 中国元直接取引
円・中国元の直接取引がこの6月にも始まる、というニュースが大きく取り上げられていますね。某新聞では「直接取引できるようになれば、為替変動のリスク低下や両替手数料削減などの利点がある...
第273回 ギリシャの行く末と投資
ギリシャのユーロ離脱の可能性が注目を集めています。英国の大手印刷会社が旧通貨であるドラクマ紙幣の印刷準備を始めたというニュースは現実味を増したことを印象づけていますね。週末に行われ...