田嶋智太郎の外国為替攻略法の記事一覧

株式会社アルフィナンツ 経済アナリスト 田嶋智太郎氏が、外国為替市場の動向や、為替市場への投資の考え方について解説します。

隔週月曜日に更新
田嶋智太郎の外国為替攻略法
そろそろドル/円は保ち合いレンジから上放れ?
いよいよ2017年の締めくくりです。振り返れば、今年はドル/円が値動きの非常に乏しい状態を続け、ある意味では市場関係者・参加者泣かせの年となってしまいました。ことに3月下旬以降のドル/...
来る年のFOMCメンバーはタカ派寄り?
例年、この時期になると必ずと言っていいほど話題に上るのが「来る年(2018年)の米連邦公開市場委員会(FOMC)のメンバーの顔触れと各人の金融政策スタンスについて」です。周知のとおり、FOMC...
ユーロ/ドルの下値リスクに再び要警戒!?
例年、この時期というのは米国内でドル資金の需要が強まりやすいうえ、米系多国籍企業による本国への資金還流が起こるとの思惑も強まりやすい時期と言えます。また、そうした年末特有のドル需要...
ドル/円・豪ドル/円・ユーロ/ドルの月足が物語るのは?
先週30日のドル/円の終値、つまり月足・終値は112.53円で、結果的に113.40円処に位置することとなった31カ月移動平均線(31カ月線)を下回る水準となりました。前月(10月)の月足・終値が辛う...
ドル/円が本格的に上昇局面入りするには...
前回更新分の本欄で、当面のドル/円の下値について「一目均衡表の日足「雲」上限や200日移動平均線(200日線)、89日移動平均線(89日線)などといった複数の節目が当面の下値サポートとして意...
当面のドル/円の下値サポートは?
ちょうど1週間前の11月15日、ドル/円は21日線をクリアに下抜ける格好となり、長めの陰線を描くこととなりました。前回の本欄でも触れたように、それは株価との関わりも大きかったと考えられ、...
ドルの調整と米・日株価との関連性に注目!
先週6日、ドル/円は一時114.73円まで上値を伸ばす場面があったものの、以降は徐々に勢いを失い、ついに昨日(14日)は終値で21日移動平均線を下抜け、足下では113円処という一つの節目水準での...
ユーロ/ドルの下値リスクに要警戒!?
本欄の10月18日更新分において、ユーロ/ドルは「8月17日安値や10月6日安値が位置する1.1660-70ドル処をネックラインとしたヘッド・ショルダーズ・トップ(三尊天井)を形成している可能性があ...
いまチェックしておきたい!2つのポイント
今回、あらためてチェックしておきたいポイントは大きく2つあります。1つは本欄の前回(10月25日)の更新分で触れたドル/円の月足チャート上において、昨日(10月31日)のNY終値、つまり10月の...
ここでドル/円の月足チャートを再点検!
今週に入ってからのドル/円は、一時的にも114円台に乗せる場面が幾度か垣間見られています。ドル強気の要因として大きいのは、一つに米上院で2018会計年度の予算案が可決され、米トランプ政権...
気掛かりな材料が増えるユーロの行方は?
ここにきて欧州では「反難民」を掲げる右派勢力が再び勢いづいてきています。それは域内共通通貨であるユーロの今後にとっても大問題であり、そもそもの部分でユーロ圏の域内経済の先行きに暗い...
足下で燻る市場の懸案事項を考察する
周知のとおり、昨日(10日)は朝鮮労働党創建72周年の記念日にあたり、市場では以前から同日に北朝鮮が何らかの挑発行動をとるのではないかという憶測が飛び交っていました。結局、特段の動きは...
ユーロ強気一辺倒からの逆流
前回更新分の本欄で、ユーロ/ドルについて「当面の目線は下へ」などと述べました。一つに、それは9月初旬あたりまで続いたユーロ高という現象自体がユーロ圏の域内経済にとって将来的なダメー...
ユーロ/ドルの流れは一転、当面の目線は下へ...
本欄の8月30日更新分で、米ワイオミング州ジャクソンホールにおいて開催された経済シンポジウムの話題を取り上げました。当時、市場が注目していたのは米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長と...
今年のドル/円は年末高となるか?
これまで本欄では、9月6日更新分と13日更新分の2週連続でドル/円について中長期的に強気の見立てを示してきました。思えば、約2週前(4日の週)のドル/円の安値は107.32円でした。それが今週...
ドルの強気材料を再検証!
前回更新分の本欄で、筆者は「当面のドル/円の押し目は中長期的に魅力の水準ということになる」と述べました。実際、ドル/円は先週8日に一時107.32円まで大きく下押す場面があったものの、週...
当面のドル/円は適当な押し目提供となるか?
いまや、金融・経済を専門の領域とする面々までもが軍事アナリストのごとく、北朝鮮問題を取り沙汰するようになっています。「相場にとっては一時的なかく乱要因に過ぎない」と理解はするものの...
ユーロ高を放置するほどユーロの弱気材料は増える!?
先週24-26日、米ワイオミング州ジャクソンホールにおいて経済シンポジウムが開催され、25日にはイエレンFRB議長、ドラギECB総裁がともに講演を行ったことから、その内容に市場は大いに注目する...
もはやユーロ/ドルは戻り一巡か?
8月初旬まで続いていたユーロ/ドルの強力な上昇の流れが、足下では完全に一服してしまっています。考えられる要因としては、一つにユーロ/ドルが当面の上値の目安と思われる水準にすでに達し...
ドル/円はフラット型の保ち合いパターンを継続
先週11日、ドル/円は一時的に108.73円まで下押す場面があったものの、週明け14日からは切り返す展開となり、足下では現在110.64円に位置している21日移動平均線(21日線)を再び試す動きとなっ...