田嶋智太郎の外国為替攻略法の記事一覧

株式会社アルフィナンツ 経済アナリスト 田嶋智太郎氏が、外国為替市場の動向や、為替市場への投資の考え方について解説します。

隔週月曜日に更新
田嶋智太郎の外国為替攻略法
2012年相場を展望するうえでの注目ポイントは?
謹んで新春のお慶びを申し上げます。実に様々な「危機」に明け暮れた2011年が過ぎ去り、期待溢れる新年がスタートしました。この2012年が、外国為替相場と向き合う投資家の皆様にとって、ある意...
イタリアが年明け相場の鍵を握る!?
2012年の外国為替相場の行方を展望するに、欧州債務危機の行方が全体を左右するであろうことは言うまでもありませんが、なかでも「とくにイタリアの問題が大きな鍵を握っている」という現実を見...
「シカゴ筋」の動向から相場の行方を考える・・・
お分かりの通り、外国為替相場には株式相場と違って「出来高」という概念がありません。そのため、市場参加者のセンチメント(投資家心理)や取り組み状況(ポジショニング)などを推し量るため...
チャート上の「N」をさがそう!
これまで本欄で幾度か活用している一目均衡表。これは、市場価格の形成パターンである「波動論」、ボラティリティの傾向を計る「水準論」、時間的な傾向を判断材料とする「時間論」の3論を骨格...
豪ドル/円の強気見通しは継続するか?
今回も前回(2011年11月30日更新分)と同様、豪/ドル円のチャートをもとに相場分析・予測の方法について検証を重ねて行きたいと思います。果たして、前回の予測の結果はいかに...。まず、前回...
豪ドル/円の基調は明確に転換するか?
個人投資家の皆さんから絶大な人気を得ている豪ドル/円。長らくの間、ドル/円が極めて動意に乏しい展開を続けてきたことも豪ドル/円が人気の理由の一つです。そんな豪ドル/円の値動きに、い...
ドルインデックスを参考に相場の流れをつかむ
外国為替取引で一定の成果を上げて行くためには、まず市場に吹く風の向き=大きな流れを常に掴んでおくことが重要です。もちろん、それは百戦錬磨のプロたちにとっても基本中の基本であり、その...
ユーロ/ドルの基調転換を確認するには・・・
ギリシャに続いて、今度はイタリアの首相が辞任を表明。首相が変わったところで、そこから一気に状況が改善するわけでもないのでしょうが、両国とも首相辞任を切り札にして財政緊縮策を議会に受...
破れるか?ドル/円の上値抵抗
前回の本欄では、2011年10月26日に発表された豪州の第3四半期(7-9月期)消費者物価指数(CPI)が低水準に留まったことで、今後の豪州準備銀行(RBA)の金融政策運営に影響が及ぶ可能性について...
豪ドルの行方を左右するのは・・・
10月26日、豪州の第3四半期(7―9月期)消費者物価指数(CPI)が発表されました。結果は、前期比+0.6%、前年比+3.5%と市場の事前予想どおりであったにもかかわらず、発表を受けて豪ドル相場...
テクニカル分析の有効性をあらためて検証する!
これまで本欄で紹介してきたトレンドラインや移動平均線、フィボナッチ比率などを使って基調転換の兆候を察知したり、相場の行方を予想する手法を「テクニカル分析」と呼ぶのはご承知の通り。な...
ドル/円が動かない理由と今後の行方
8月中旬以降、ドル/円は極めて狭い価格レンジのなかでの動きに終始しており、その値幅の小ささは記録的なものと言えます。本来、多くの投資家にとって最も馴染みのある通貨ペアですが、目下は...
相場の行方が一目(ひとめ)でわかる一目均衡表の見方
多くの投資家が愛好している「一目均衡表」は、実に素晴らしく体系化された投資判断のためのスーパーツール。考案者の一目山人(ペンネーム/以下、山人)は「いつ、いくらになれば買い、いくら...
豪ドル/円は下げ止まるか?~89日線とのかい離率で考える!
前回の本欄で、豪ドルという通貨は世界全体の景気動向に非常に敏感な通貨であり、目下のように米景気後退懸念や欧州債務問題、中国の景気減速懸念など、先行きに不安な要素が積み重なると売り圧...
豪ドルとの向き合い方を考える・・・
日ごろ、筆者が外国為替に関わる講演をしたりレポートを配信したりしていますと、聴講者や読者の方々から「豪ドルについての話をして欲しい」とのオーダーが少なからず寄せられてきます。確かに...
ユーロ/ドルの下げは十分に予想できた!?
本欄ではこれまで、二つ以上の安値(あるいは高値)を結んだサポートライン(あるいはレジスタンスライン)、または計算期間が異なる複数の移動平均線に見られる相互の位置関係などを使って、相...
相場の行方を左右する!?9月のFOMCに注目する
前回、話題として取り上げた米雇用統計の最新データ(8月分)が2011年9月5日に発表されました。注目の「非農業部門雇用者数」は前月比で増減ゼロ。事前に市場が予想していた6.8万人増(コンセン...
米雇用統計の数字の意味を知り、今後の投資判断に生かす!
これまで本欄では、外国為替市場が「他の市場よりも強いトレンドが出やすく、ひとたびトレンドが出るとそれが比較的長く続く市場である」ということから、主にチャートを用いたトレンド分析の手...
フィボナッチ比率を使って目標水準を想定する
今回は、ユーロ/ドルの週足(2年)チャートで説明したいと思います。以下のグラフの通り、ユーロドル相場は【A】の地点や【B】の地点などで明らかに基調(=トレンド)が転換しています。実際...
「時間」で転換点を予測する!?ドル/円の底入れ時期
過去の価格推移をチャートで眺めて今後の行方を考える際、一般に投資家が注目するのは、以前の高値・安値や移動平均線、トレンドラインなどの位置など、その「水準(=縦軸)」から判断すること...