田嶋智太郎の外国為替攻略法の記事一覧

株式会社アルフィナンツ 経済アナリスト 田嶋智太郎氏が、外国為替市場の動向や、為替市場への投資の考え方について解説します。

隔週月曜日に更新
田嶋智太郎の外国為替攻略法
ストップロス・ハンティングに気を付けよう!
「最近、相場の重要な節目を抜けたと思って仕掛けると、よく逆にもっていかれるんだよな~」とは、ある市場関係者の方の弁。筆者も同感です。たとえば、長らく強い上値抵抗=レジスタンスとなっ...
米大統領選とドル/円のアノマリーは今回も有効か?
11月6日の米大統領選まで、残すところ1ヶ月余り...。4年に1度の"この時期"になると、市場関係者の間で必ず取り沙汰されるのが「米大統領選とドル/円との関係におけるアノマリー」です。アノマ...
やはり・・・ユーロ/ドルは少々「買われ過ぎ」だった!?
本欄の前々回(2012年9月12日)更新分において「ユーロの戻りは、まだ継続するのか?」という話題を取り上げました。その時点で「そろそろ反落の可能性があり要警戒ということになる」、「まだ...
日銀さえ間違わなければ...行く行くは円安&株高!?
※本原稿は9月19日の午前中に執筆いたました。先に行われた9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)について、2012年9月5日更新分の本欄で筆者は「普通に考えれば、相当に大胆な追加の金融緩和策...
ユーロの戻りは、まだ継続するのか?
ECBが先の政策理事会において南欧国債の購入方針を決定し、当面は欧州金融市場の安定が保たれやすくなったとの判断から、このところ市場ではユーロ買い優勢の展開が続いています。また本日(...
米金融政策の方針を決定づける極めて重要な要素とは?
昨日(4日)発表された8月の米ISM製造業景況指数は49.6と、約3年ぶりの低水準に留まり、景気判断の分かれ目となる50を3カ月連続で下回りました。この結果を受けて市場では、あらためて追加緩和...
足下の市場のムードを金価格の推移で実感する!
このところ、NY金先物(中心限月)価格が目立って強含みの推移となっており、8月22日には200日移動平均線(200日線)をブレイク。その後、一時的にも4月半ば以来となる1677ドル(1トロイオン...
欧州問題が一旦鎮静化した場合、その後の市場の関心は?
ECBのドラギ総裁が「あらゆる措置を取る。私を信じて欲しい!」との大胆発言をしてからそろそろ1ヶ月...。その間、ECBは何一つ具体的な行動に出ていないのにもかかわらず、市場はなおも"大いな...
ここに注目!!米2年債利回りとドル/円
2012年7月下旬に過去最低レベルに顔合わせした米国債の利回りが、8月に入ってかなり持ち直してきました。ことにドル/円との連動性が強いとされる米2年物国債(米2年債)の利回りは、下の図でも...
唯一積極的に買えるのは豪ドル!?
前回の本欄では、2011年の8月に起きた市場での出来事を振り返りました。欧州各国の要人が次々と長期の夏季休暇に入るなか、金融市場安定化の大役を任されたECBが証券市場プログラム(SMP)を...
これは...まさに2011年夏の再現か?
先週前半、一時的にもスペインの10年債利回りが7.7%台にまで上昇したことを背景に、ECBのドラギ総裁は「いかなる措置も取る用意がある。私を信じて欲しい」との極めて大胆なコメントを発しまし...
日銀が変われば円高・株安にも歯止めがかかる!?
昨日(7月24日)、日本政府は日本銀行の審議委員に、元野村証券経済調査部長兼チーフエコノミストの木内登英氏と、元モルガン・スタンレーMUFG証券チーフエコノミストの佐藤健裕氏を任命しまし...
「三役好転」の豪ドル/円は強気継続か?
前々回(7月4日更新分)の本欄で、豪ドル/円の価格推移において強気のシグナルとされる「三役好転」の可能性が高いという点に触れました。そして、ついに豪ドル/円は一目均衡表の日足「雲」上限...
じきに中国の景気減速懸念は払拭される!?
7月13日、中国の国家統計局から4-6月期の実質国内総生産(GDP)が発表される見通しとなっており、既に市場の関心は大いに高まっています。周知の通り、中国の実質国内総生産(GDP)1-3月期は前...
大注目!!豪ドル/円の「三役好転」は見られるか?
2012年7月3日、豪州準備銀行(RBA)は政策金利であるオフィシャルキャッシュレートを3.50%に据え置くと発表しました。周知の通り、RBAは5月と6月に連続で政策金利を引き下げており、2011...
ドル/円相場の「好転」は間近に迫っている!?
前回の本欄で取り上げたEUサミットの日程が迫ってきました。昨日(6月26日)、独メルケル首相が、議員たちとの非公式な会合で「自分が生きている限り欧州で国家債務を共有することはない」と語...
相場の行方を大きく左右する来週のEUサミットは見逃せない!
ここにきて俄かに、ユーロ圏における「銀行同盟」創設案が急浮上。このほどメキシコのロスカボスで開催されたG20サミットにおいても、その実現に向けた具体的な「工程表」の作成を検討すること...
「一目」でわかる!?ドル/円の行方
2012年6月1日、ドル/円は一時的にも78.00円を割り込んだ水準で直近の安値を付けましたが、そこからは現在の79円台後半まで一気に切り返す動きを見せています。そうした値動きのきっかけとなった...
豪ドル相場と連動性が高い原油相場の行方は?
外国為替相場の動向にある程度通じている方であれば、豪ドルの相場と原油価格との間に強い連動性が認められるということをご存知の方も少なくないでしょう。しかし、意外なことに豪州はネットで...
今、再び「シカゴ筋」の動向が大いに気になる・・・
市場では今、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)に上場している通貨先物取引の建て玉明細において、大口投機家による「ユーロの売り越し」が過去最高水準にまで膨れ上がったことが話題となっ...