田嶋智太郎の外国為替攻略法の記事一覧

株式会社アルフィナンツ 経済アナリスト 田嶋智太郎氏が、外国為替市場の動向や、為替市場への投資の考え方について解説します。

隔週月曜日に更新
田嶋智太郎の外国為替攻略法
えっ、ドル円は基本強気ではなかったの? その2
2012年5月18日、ついにドル/円は今年2月安値から3月高値までの上昇に対する61.8%押し=79.14円の水準に到達しました。その前日17日には、発表された5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数...
ついにユーロ/ドルの規則性は崩れるのか?
今回は、やはりユーロ/ドルの現状と今後の展望について触れておかないわけにはいかないでしょう。周知の通り、ギリシャは再選挙の実施を余儀なくされ、政府的空白が長期化することはもとより、...
中国のトウモロコシ輸入量が100倍増!という事実から見えてくるもの...
フランスの大統領選(決選)とギリシャの総選挙が終わり、両国の今後の動向が不透明であることから、当面はどのような「材料」飛び出すかも知れず、目下の外国為替市場は混沌としたムードに包ま...
週末にかけて目白押しのビッグイベントに大注目!
ゴールデンウィーク(GW)真っただ中とはいえ、外国為替市場と向き合う身にとっては、おちおち長期休暇を楽しんでもいられないというのが実際のところ。まして、明日(3日)から週末にかけての...
豪ドル 利下げ観測が強まる中、豪ドル/円の行方は?
昨日(4月24日)、発表された1-3月期の豪消費者物価指数(CPI)は、事前の市場予想を大幅に下回る伸びとなり、10年強ぶりの低水準となりました。変動の大きな項目を除いた基調インフレ率は前年...
いまだ有効!?「ユーロ/ドルの法則」
本コラムの2012年3月28日更新分で、筆者は「ユーロ/ドルの値動きに一定の規則性が確認できる」とし、それは「2011年12月以降、各月の安値は大よそ月半ばに付けられ、各月の高値は大よそ月末か...
えっ、ドル/円は「基本強気」ではなかったの?
今年の3月半ばごろまで順調に上値追いの展開を続けていたドル/円が、ここにきて一気に下げ足を強める展開となっています。本欄の2012年3月21日更新分では「一定の日柄調整を余儀なくされる可能...
豪ドル/円の調整局面はいつまで続くのか?
年初来~3月中旬あたりまで順調に上値を伸ばし続けていた豪ドル/円が、ここにきていささか調整色の強い展開となってきました。直近3月高値(88.63円)をつけるまでに至る上昇ピッチが相当に速...
ユーロ/ドルの値動きから一定の規則性を見出す!
まずは、リンク先画面のユーロ/ドル(日足)チャートをご覧ください。このグラフでハッキリと確認できるのは、2011年12月から現在に至るまで、4カ月連続して各月の安値は大よそ月半ばに付けら...
ドル/円は一気に85円、90円を目指すのか?
ご承知のとおり、ドル/円は2月初旬の76.00円近辺から直近(3月15日)高値=84.19円まで、わずか1ヶ月半ほどの間に8円強の円安・ドル高に振れました。あまりに急激な上昇であったため、ここに...
強まる!円安・ドル高基調はホンモノか?
以前、本欄の2012年2月15日更新分におきまして、ドル/円の長期レジスタンスラインに関する話題を取り上げました。結果的に、ドル/円は2007年6月高値から引かれる長期レジスタンスラインを週足...
米雇用統計に対する正しい見方、考え方とは?
2012年3月9日、米労働省が発表する2012年2月の米雇用統計の結果が明らかにされます。この米雇用統計は、非農業部門雇用者数・失業率・製造業部門雇用者数・小売業部門就業者数・週労働時間・賃...
豪ドル/円に一段の強気サインは点灯するか?
ついに、NYダウが終値で13,000ドル台乗せとなりました。加えて、日経平均株価は9,800円台を回復、NY金(先物)価格は一時1,790ドル台を回復と、相当に強い過熱感を伴いながらも市場全体では...
ギリシャ支援合意で相場の流れは変わるのか?
ついに、欧州連合(EU)が20日午後からのユーロ圏財務相会合において、EUと国際通貨基金(IMF)による1300億ユーロ規模のギリシャ向け第2次金融支援で大筋合意しました。これにより、とりあえ...
ついにドル/円は基調転換のときを迎えたか?
ここにきて、ドル/円相場の顔つきに若干の変化(その兆し)が見て取れるようになっていることは、すでにお気づきのところではないかと思います。まず何より注目されるのは、2007年6月高値と201...
ボリンジャーバンドを参考にユーロ/ドルの売買を判断する
前回(2012年2月1日更新分)の本欄では、当面のユーロ/ドルの戻りメドについて触れ、それは一つに「2010年8月以降に形成されていたと考えられるヘッド・アンド・ショルダーズ・トップ(三尊天...
ユーロ/ドルの戻りは一巡したのか?
「ギリシャが債務不履行になり、金融が混乱するリスクは残っている」と、日本政策投資銀行の橋本徹社長が語っている(2012年1月31日付 日本経済新聞)とおり、いまだギリシャの債務減免交渉は...
QE3実施の決定はなされるのか?
昨日(1月24日)から2日間に渡り、米国では連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されています。今年初となるFOMCには、いつも以上に強い市場の関心が寄せられており、ことに近い将来におい...
水面下で高まる!?円売り=円安の可能性
現在の外国為替市場において「ユーロが主役」であることは言うまでもありません。その結果、対ユーロでドルと円が同じ動きをすることが多いため、長らくドル/円は極めて方向感に乏しい展開を続...
ユーロ/ドルはどこまで下げるのか?
依然としてユーロには強い下押し圧力がかかっています。前回の本欄(2012年1月4日更新分)でも述べた通り、この1-3月期は欧州問題が「混乱の極み」へと向かう可能性があるわけですから、これも...