田嶋智太郎の外国為替攻略法の記事一覧

株式会社アルフィナンツ 経済アナリスト 田嶋智太郎氏が、外国為替市場の動向や、為替市場への投資の考え方について解説します。

隔週月曜日に更新
田嶋智太郎の外国為替攻略法
期待が高まる豪州経済と豪ドルの行方
振り返れば、この2月初旬まで一貫して続いていた円安進行のペースが一段と加速したのは、昨年11月14日に行われた党首討論の場において当時の野田首相が衆院の解散を宣言したときからでした。そ...
すでにユーロ/ドルのリバウンドは終了したのか?
イタリアで24~25日に行われた総選挙の結果、上院で過半数を占める政党連合がなくなり、政局の混乱が長引くとの懸念からイタリアの国債利回りが足下で急上昇。沈静化しつつあった欧州債務危機へ...
ドル/円が中期的な高値をつけるのはもう少し先のこと?
前回の本欄(13年2月13日更新分)では、近年のドル/円の価格推移には大よそ11~13ヶ月ごとに主要な高値をつけるパターン(サイクル)が認められることを確認しました。近過去において主要な高...
このあたりで一旦、ドル/円は主要な高値をつける時間帯?
昨日(2月12日)、主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁は緊急共同声明を発表し、安倍政権の政策はデフレ対策が目的であり、為替操作にはあたらないとの認識が共有されていることを示しまし...
今後想定されるドル/円の中期的な上値メドは?
少々異常とも思える円安が進むなか、いまやドル/円は94円台も視野に入ってきそうな勢いとなっています。どこかで少し調整を交えても良さそうなものではありますが、連日のように円売り材料、あ...
欧州問題の鎮静化は米金利上昇=ドル買い材料!?
ここにきて、米国の10年物国債利回り(米10年債利回り)が一時的にも2%台に乗せる動きを見せてきました。振り返れば、米10年債利回りは12年4月あたりから2%を割り込む動きを見せ始め、7月下旬...
日米の体力差拡大も円安・ドル高の要因となる!
昨日(1月22日)まで開かれていた日銀政策決定会合の日程を通過し、市場には目先材料出尽くしで調整色の濃いムードが漂っています。昨年秋以来、ドル/円、クロス円の急ピッチな上昇が続いてい...
投機筋に代わって実需筋が相場を主導しはじめた!?
今週14日、ドル/円は一時89.67円にまで到達する場面を垣間見ました。振り返れば、昨年(2012年)9月13日の安値は77.13円でしたから、この4カ月で約12.5円もの上昇となったわけです。「こうした...
この1年のドル/円相場を振り返る...
明けましておめでとうございます。昨年(12年)は、ドル/円が上昇基調に転じたとの感触を少しずつ強める印象的な兆候が幾つも確認される年となりました。ここで少し振り返っておくことにしまし...
「逆三尊」完成後のドル/円はどこまで上昇するのか?
本日(26日)、いよいよ安倍新政権が発足する運びとなり、官邸主導による経済再生を最優先とする政策運営が緒に就くこととなります。新政権に対する市場の期待は非常に大きく、本日も朝方からド...
次にドル/円が当面の高値をつけるのはいつごろなのか?
ついに、ドル/円が今年3月高値を上抜け、年初来の高値を更新してきました。先の衆院選の自民圧勝という結果を受け、もはや「安倍政権」発足間近となった今、市場では「安倍政権に対する国民の...
個人投資家が離れ始めた!?豪ドル/円の今後は...
去る12月4日、豪準備銀行(RBA)は政策金利のオフィシャルキャッシュレートを0.25%引き下げ、リーマン・ショック後の過去最低水準に並ぶ3.0%とすることを決めました。長らく続いた資源投資ブ...
ドル/円の下値は当面どの程度まで見込まれるのか?
前回(2012年11月28日)更新分で注目したシカゴ通貨先物市場における投機筋の円売り越しは、11月27日時点で7.9万枚にまで膨らんだことが明らかとなりました。これは、ドル/円が84円台前半まで...
投機筋の取引状況から明日のドル/円相場を読む
ここにきて徐々にドル/円の上値が重くなってきました。前回(11月21日更新分)も触れたとおり、野田首相が衆院解散を宣言した11月14日以来、順調に上値を切り上げてきたドル/円は、先週22日に...
いよいよドル/円の上方視界が大きく拡がってくる!?
あれから一週間...。そうです、野田首相が党首討論で衝撃の解散宣言をしたのは先週14日であり、前回の本欄原稿を更新・送信した数時間後のことでした。以降、相場の顔つきは一変し、いまやド...
米感謝祭を境に為替相場は一変する!?
米大統領選の結果を受けてからというもの、日米の株価は大きく下押し、ドル/円、クロス円は総じて弱含みの推移となっています。一部には「オバマ・ショック」などと囃したてる向きもあり、「オ...
各通貨ペアと200日線との関係に大注目!
執筆時は米大統領選の開票結果が各州から伝わってきており、その結果に一喜一憂する相場展開となっていますが、前回(10月31日)更新分の本欄でも述べたとおり、足下の米国景気が住宅や個人消費...
米国経済の回復期待が演出する!?今後のドル高
昨日(10月30日)開かれた金融政策決定会合において日銀が決定した追加緩和策の内容に対し、とりあえず市場は「失望」の反応を示すこととなりました。結果、9月下旬から上昇傾向を続けていたド...
「三役好転」でドル/円は強い上げ潮に乗るか?
今回は、ストレートかつシンプルにドル/円をテクニカルで分析します。早速、下の図をご覧いただき、相場が発する一つ一つのシグナルを確認してください。まず何より注目したいのは、先週の10月...
豪ドル/円の買い時・売り時を再検証してみよう!
今回は、少々ご無沙汰となっております豪ドル/円の値動きにあらためて注目し、今後の行方を展望しながら、その買い時や売り時について再検証してみたいと思います。言うまでもなく、豪ドル/円...