吉田恒の為替デイリーの記事一覧

チーフ・FXコンサルタントの吉田恒が独自の視点から日々のマーケット情報や注目材料などをお伝えします。
 

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吉田恒の為替デイリー
利下げでも続伸したメキシコペソ
メキシコは13日0.5%利下げを決定。これで10回連続の利下げ、政策金利も2016年以来の水準まで低下してきた。 それでもメキシコペソが買われたのは、中長期的な割安感の影響が大きいのではないか。短期的にも、5円を上回るまでは割高警戒度はとくに高くはなさそうだ。
米ドル「売られ過ぎ」の修正シナリオ
CFTC統計の投機筋の米ドル・ポジションは、売り越しが先週にかけて17万枚以上に拡大した。これは2017年以降では最高の売り越しにほぼ肩を並べた意味になる。 2017年以降は同売り越しが17万枚以上に拡大すると、拡大が一巡、縮小に向かった。その中で米ドル安も一巡、米ドル高に向かった。
南アフリカランド/円投資を考える
相対的な高金利通貨投資では、割高、割安の見極めがきわめて重要。 南アフリカランド/円は、移動平均線との関係を参考にすると、短期的にはニュートラル、中長期的には割安気味との評価が基本か。
「よく動く」豪ドルの今月のシナリオ
今年の豪ドル/円は月間変動率で見ても、一般的に「よく動く」印象のありそうな英ポンド/円を上回る状況が続いている。 かりに今月の変動率も5%以上に拡大するなら、下落方向は73円前後までのリスクがあり、上昇方向は79円を目指すといった計算になる。
「コロナ後」に急拡大する米ドル安
「コロナ・ショック」が一段落した3月下旬から、米ドルはほぼ全面安になっている。対豪ドルでは2割以上、英ポンドやユーロに対しても1割以上。 米ドル全面安の背景には、米ゼロ金利、需給的な米ドル余剰の影響などがあるか。対円でも、1割以上に米ドル下落が拡大するなら100円割れに向かう計算になる。
英ポンド/円の投資戦略を考える
英ポンド/円のこの間の反発は金利差で正当化されない。加えて、ユーロ/円などと異なり、英ポンド/円は52週MAを、これまでのところ大きく上回れない状況が続いている。 ユーロ/円などと異なり、英ポンド/円の反発は一時的に過ぎないなら、52週MAの位置する136円以上は「上がり過ぎ」の懸念がある。
メキシコペソ/円の当面のシナリオ
メキシコペソ/円は、購買力平価を2割以上下回ると経験的には「下がり過ぎ」圏、足元で計算すると4.5円以下は「下がり過ぎ」の可能性。 一方、短期的には90日MAからのかい離率がプラス10%前後に拡大すると「上がり過ぎ」警戒域。それを参考にすると足元では5円以上は「上がり過ぎ」警戒域。
豪ドル安リスク、対円と対米ドルの違い
豪ドルは対米ドルで先週にかけ7週連続陽線。経験的には、一本調子の豪ドル高の調整局面入りの可能性がありそう。では、豪ドル安リスクは、対米ドル、対円で同じか? 豪ドルの対米ドルと対円では、金利差との関係に大きな違いがある。前者は豪ドル高に違和感ないが、後者は70円程度まで下落してもおかしくない。
2つの円買い統計が示す「異なる印象」
CFTC(米商品先物取引委員会)統計の円ポジションは、投機筋を見るとさらに買い越しを拡大する余地がありそうだが、非報告部門ではすでに過去最高の買い越し、「買われ過ぎ」の懸念がありそう。 世界的な金利低下で、円の相対的な金利差劣位が薄れる中、これまでより円買いを拡大する可能性も注目。
急騰する豪ドル/米ドルのボラティリティー
今年は為替相場のボラティリティーが軒並み急上昇となっている。とくに豪ドル/米ドルは、足元までの段階でもすでに2010年以降の最高となっている。 近年、「動かない為替相場」が続いてきたが、今年は「よく動く為替相場」に変わっていることへ、頭の切り替えが必要だろう。
米ドル/円 下落が広がってきた理由
「コロナ・ショック」の世界的株暴落一段落後、米ドルは対ユーロでは10%、対豪ドルでは20%以上といった具合に全般的に下落してきた。横ばいが続いた米ドル/円は例外的だった。 最近の米ドル/円下落拡大は、そのような米ドル下落の流れがいよいよ対円にも波及してきたことが基本ではないか。
豪ドル/円はどこまで下がるのか?
米ドル/円が下落する中で、米ドル安傾向が続く中でもクロス円の下落が目立ってきた。では、米ドル/円の下落がこの先も続いた場合、代表的なクロス円、豪ドル/円はどこまで下がるのか? 金利差との関係からすると、豪ドル/円は70円を割れる可能性もある。ただ52週MAとの関係から考えると、下がっても72円半ば前後がせいぜいの可能性がある。
米ドル/円、長期保ち合い「下放れ」!?
小動きが続いてきた米ドル/円が先週から急に大きく動き出した。長期三角保ち合いの下限、106円割れがおもなきっかけではないか。 今年は何度か長期三角保ち合いブレーク局面があったが、その度に値動きが活発化した。これは経験的なトレンド相場への期待か。その期待が今回も裏切られるか、それとも!?
「ドル・キャリー」逆流はユーロに影響大!?
投機筋の米ドル売り拡大が続いているが、その中で最も大きなシェアを占めているのは対ユーロの可能性。 米ドル買い戻し局面ではユーロ売り拡大が注目か。
トルコリラ/円、2020年の「安値」は?
トルコリラ/円は、今年一時15円割れとなった。これは過去のトルコリラ安の説明を超える動きだった。 ただ、「大暴落」後はしばらく短期的な下落も限定的にとどまるといった経験則はまだ機能している。これが機能するなら、今年中トルコリラは13円は割れない見通し!?
豪ドルの「下値メド」を考える
豪ドルは、52週MAなどを参考にすると上昇トレンドが展開している可能性が高まっている。ではその中での一時的な下落のメドとは? 今年の豪ドルは「よく動く」ことが特徴。その意味で、ボラティリティーを参考に「下値メド」を計算すると、対米ドルでは0.67米ドル、対円では72円前後か!?
「コロナ後」米ドル売りへ転換したヘッジファンド
ヘッジファンドなどの取引を反映しているCFTC統計の投機筋の米ドル・ポジションを見ると、3月「コロナ・ショック」前後で、米ドル買いから米ドル売りへの転換が明確。 「コロナ」後の米ドル売りへの投資戦略転換は、方向感のない米ドル/円を見ているとわかりにくい?
豪ドルを決めるのは中国株ではない
豪ドルは中国株よりCRB指数の影響が大きい。 CRB指数も短期的に「上がり過ぎ」懸念が強くなっていることから、豪ドルも上げ渋りとなっている。CRB指数の「上がり過ぎ」は上昇トレンドで起こることが基本だったので、その影響を受けるなら豪ドルも上昇トレンドが続く可能性が高いのではないか。
ユーロ高の対米ドル、対円のイメージ
ユーロは対米ドル、対円でともに52週MAを5月末以降おおむね上回る動きが続いている。経験的には一時的ではなく、ユーロ高トレンド展開の可能性が高まっている。 ユーロ高トレンドとしては、一時的な下落も52週MAまでがせいぜいで、52週MAを1割以上上回る動きに向かうシナリオが基本になる。
カナダドル/円でクロス円をヘッジする
豪ドル/円、ユーロ/円などが52週MAを長く上回り、上昇トレンドへの転換の可能性が高くなってきたのに対し、カナダドル/円はなお52週MAを下回って推移している。 このような値動きからすると、カナダドル/円はなお下落トレンド継続中の可能性があるため、基本は売り。豪ドル/円などの買いポジションのヘッジに活用できる可能性あり!?