松本大のつぶやきの記事一覧

相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。

毎週金曜日更新
松本大のつぶやき
マネオク改名?!
マネックス・オークション−通称マネオク−と云う名称が今一つ評判が良くありません。そこで改名することを考えています。マネオクは、お陰様で4月も5月も成功裡に起債することが出来ました。債券が新規に発行される際、機関投資家の世界では、「クーポンが○○%なら...
財務長官
(証券取引等監視委員会による当社に関する処分勧告については、つぶやきの末尾に追伸として記述しております)米国のスノー財務長官が辞任し、替わりにゴールドマン・サックスの会長であるポールソン氏が就任するそうです。クリントン政権時のルービン氏に続いて、ウォ...
お鮨・新規開拓
昨日、久し振りに新しいお鮨屋さんを訪ねました。新しく開店したという意味ではなく、昔からいい噂を聞いていたけれども中々機会がなくて行けなかった店に、ようやく顔を出してみたのです。江東区にあるその店は、銀座の店などとは全く違う佇まいで、住宅地の中にごく普...
空気の色
週末に、午後に東京を出て深夜には帰京するというタイトなスケジュールで、京都に行ってきました。知人が主催した或るイベントに参加する為です。その知人には不義理を続けていたので、無理をして参じたのです。京都には好きな場所がひとつあります。或る有名なお寺の塔...
オールド・バディ
オールド・バディとは即ち旧知のことです。昨日からオールド・バディと会合が頻発しています。先ずは昨日の朝:嘗ての部下−彼女は大変な頑張り屋なのですが−で、今はNYで新しいファンドに勤めているMTとそのファンドのトップとの意見交換&営業ミーティング。午後...
足つぼ
つぼマッサージによく行きます。以前は行きつけのお鮨屋の近くに一軒あったので、食べた帰りにしばしば寄りました。その店は「ハード系」でやたら痛いのですが、睡眠のつぼでもあるのか、あまりに痛い為に失神するのか、或いは酔っている所為か、マッサージが始まるとす...
ボツワナ
ボツワナと云うとかつてH大臣が、その格付よりも日本の格付が下がったことで文句を云い、不評を買ったことで有名です。実際未だにムーディーズによると、ボツワナの格付(自国通貨建・長期)はA1で、日本のそれはA2です。ボツワナがどういう国であるか、一般にはあ...
月次開示
本日マネックス・ビーンズ・ホールディングスは、経常利益の月次開示を始めました。情報開示を推進しようという考えから、半年前に営業収益と純営業収益の月次開示を始めたのですが、今般準備が整い、当初からの目標であった経常利益の月次開示を実施することになりまし...
オフサイト
オフサイト、即ち僻地には僻地の効用があります。国際会議で有名なのはダボス会議ですが、ダボスはかなりの僻地です。出来ることと云えばスキーぐらいで、或る意味で全くつまらない町です。しかしそこに大規模な国際会議をする理由があります。他にすることもないし、隣...
英字新聞
私は以前から英字新聞を取り続けています。英語の勉強の為ではありません。洒落た包み紙確保の為でもありません。世界で一般的に興味を持たれているニュースを知る為です。なるべく幅広い、バランスの取れたパースペクティブを持とうと、ヘラルド・トリビューン紙を取っ...
諸先輩
昨日、金融界の先輩二氏とディナーに出掛けました。カウンターの上に料理を入れた大きめの器がいくつも並んでいて、カウンター越しの女将と話しながら食べて飲む、よくある「大人用」の店でした。サスガ先輩いいお店を御存知です。酒量も進みます。此処は先輩「一」が払...
看板
小さい頃から、看板を見るのが好きです。未だ字もロクに読めない頃から、母親と手を繋いで町を歩きながら、或いはバスの窓から、いつも看板を見ていました。身長の所為でしょうか、高いところにある看板よりは、ブロック塀に張られた小さい看板を主に見ていた記憶があり...
旅館
昨日、株式会社一休さんの企業研究会を催させて頂きました。森社長はとても実直な方で、色々と楽しいお話を聞くことができました。御存知の方も多いと思いますが、一休さんの主なビジネスは旅館やホテルの予約サイトです。個人投資家向けの説明会ですから、利益モデルや...
ドル安と貿易赤字
ドル安は続くでしょうか?先週木曜日のつぶやきに書いたように、為替の動きは奥が深く、簡単に分析したり予想できるものではありません。しかし敢えて大胆に考えてみましょう。木曜日に書いたように、ドル安の背景にあるのは厖大な貿易赤字です。しかしそれは何も最近始...
IR
欧州へのIR(インベスター・リレーションシップ)、即ち機関投資家訪問の旅を終えて東京に帰ってきました。IRと云うと、一般には「株を買ってもらうための宣伝」と思われがちです。会社の状況、今後の展望などを説明するのですが、一種の営業活動のようなものだと云...
為替の裏側
為替の動きはいつもとても難解なものです。最近のドルの動きも、そのひとつでしょう。元々ある問題は、米国の大幅な貿易赤字です。米国のGDPの75%は貿易の対象にならないもの、25%が輸出、32%が輸入。その結果、GDPの7%という大幅な貿易赤字となり、そ...
投資運用
今、エジンバラのシャーロット・スクエアという場所にいます。此処は、世界のインベスト・マネジメント−投資運用の発祥の地です。江戸時代の終わり頃、世界的にビジネスに成功した人が多かったこの地では、その金融資産を法律家や会計士に預けていました。ところが預金...
雇用と生産性
引き続き機関投資家巡りで、欧州各国を訪問しています。短い時間ですが、街並みを窺い知ることも出来、投資家のオフィスの雰囲気などからも、お国柄を垣間見ることもあります。ひとつ今回気になったのは、雇用と生産性の関係です。UK・ヨーロッパの中には、必ずしも生...
クロッシング
機関投資家巡りで欧州に来ています。旅芸人のように、毎日都市を渡り歩きます。一日、或る都市の投資家を数社訪問し、夕方には飛行機に乗って次の国の都市に移動します。空港か、着いた先で夕飯をとり、また翌朝から会社訪問です。日によっては一日で2都市(2ヶ国)回...
出張
明日から機関投資家訪問の為に海外に発ちます。海外出張に行く時はいつも、成田に向かう途中で慌ただしくつぶやきを書きますが、明日はゆっくりと出来そうです。出張中もメールをチェックし、電話で会議を開き、指示を出したり、そしてつぶやきを書いてと、現地でのビッ...