都内の道がガラガラです。いつも行く場所までの車での所要時間が、3割は短い気がします。オフィスから下の通りを眺めても、やはりかなり空いている気がします。これは駐車違反の取締ルールの変更によるものでしょうか。動脈硬化を起こしていた血管のコレステロールが一気に減って、血液がサラサラと流れ始めたようなものでしょうか。
しかし私は一抹の不安を感じます。違反駐車を全て吸収できるだけの駐車場があるとは思えないので、車の運転そのものを控えていて、物流自体の量が減っているなどと云うことはないでしょうか?そしてそれが経済に悪い影響を与えると云うことはないでしょうか?証券会社の人間としての悲しい性で、空いていると心配してしまいます。一方で移動が速くなることによるプラスの効果もあるでしょう。自粛によるマイナスとスピードによるプラス。どちらの影響の方が大きいか気になるところです。
昨日はしかし、随分と取締上のトラブルもあったようですし、民間による取締と云うと、いい意味でも悪い意味でもかなり裁量の幅があり、慣例が定着し、期待や常識が形成されるまでにはかなりの時間を要するでしょう。それまではオーバー・リアクションによって道は空くのでしょうか。いずれにしろドライバーとしては当面は気を付けるに越したことはないですね。