マネックスみんなのつぶやきの記事一覧

マネックスの関係者が金融、経済、マーケット動向、日々のニュースやトレンド、プライベートのこと等、様々なテーマで発信してまいります。

マネックスみんなのつぶやき
日本人のPISA学力は大躍進。投資力は…?
5年に1度行われるPISA国際学力調査で、日本が大躍進を遂げたことが大きく報じられています。数学で5位、読解力で3位、科学で2位と、3分野全てにおいて世界トップレベルで前回より得点も上昇しました。コロナ禍の影響が少なかったことや学びの工夫が功を奏したようです。...
海外投資家の日本への「懐疑」と「熱視線」
今日は欧州から来た投資家の方々に、日本の様々な変革についてプレゼンをさせていただきました。時差にも関わらず、寝ている人は皆無で、かつ質問も活発。日本市場への熱い視線を全身に浴びる良い機会となりました。しかし一方で、「日本に本当に改革できるのか?」とい...
新NISAの市場マグニチュードは?
新NISAスタートまでいよいよ1か月強に迫りました。みなさんも、いろいろご検討されていると思いますが、このコラムを書いているからには金融機関はマネックスを、投資信託はピクテで、ぜひご検討いただきたいところです!今回は、よく言われる、新NISAの市場影響を考え...
銀行株は上がるのか?銀行決算の最もシンプルな見方
銀行の中間決算発表が始まりました。既に発表を終えた3メガバンクの株価は、決算と自社株買いを一旦好感したのち、国債利回り下落や材料出尽くし感で今日は値を下げています。上期の当期利益の通期会社予想に対する達成率は高く、みずほFGと三井住友FGは上方修正後でも6...
投資利回りが100倍に!?
三菱UFJ銀行が10年物の定期預金金利を0.002%から0.2%に引き上げたことが大きく報じられました。増加幅はなんと100倍。もし定期預金だけが国民の金融資産なら、岸田政権の「資産所得倍増プラン」は早くも余裕で達成できることになります。その他の大手行も相次いで定期...
金利急上昇で、押さえておきたい3つのポイント
日本の長期金利も2012年以来の1%に達しつつあります。マイナス金利の解除も、すぐそこまで迫っています。あまりに久しぶりで、金利がある世界の金融市場は、誰にとってもイメージしにくくなっています。とりあえず、重要なポイントを考えてみたいと思います。まず、金...
ビットコイン年初来高値で、上値はどこまで期待できるのか
ビットコインが昨日年初来高値を更新し一時35,000ドルの大台に乗せましたね。年初から約2倍になっていますから、ナスダックの24%上昇、金の8%上昇などを大きく凌駕しています。背景は、マネックス・松嶋さんの「ビットコイン(BTC)最新動向と相場予想」でも何度か取...
ITハピネス
最近、予定がものすごく埋まっています。この秋は一部の会議の任期が終了したこともあり時間ができると思いきや、グーグルカレンダーに隙間がなく、今日はトリプルブッキングしてしまう始末です。関係者の方々ごめんなさい。なぜこんなことに…と過去のカレンダーを見た...
「緩い」国ニッポンの次の一手
昨日、IMFが成長率の新しい見通しを発表し、今年の日本の成長率が0.6ポイントも引き上げられました。2.0%という成長率は先進国平均を大きく上回ります。もっとも、引き上げの背景は、インバウンド需要や円安による輸出業者へのプラス影響等とみられ、株式市場では、7月...
新NISA活用のもう一つの視点
新NISAが盛り上がりを見せていますね。様々なマネー誌やコラムなどでも、新NISAの引きは相当強いと聞き、今回のコラムのタイトルもそれにあやかってみました(笑)。実際、Amazonで「新NISA」の本を検索すると244件もヒットします。マネックスの福島理さんも『1時間でマ...
予想はうそよ
9月26日に発表された日銀の「基調的なインフレ率を捕捉するための指標」、予想通り上がってきましたね。具体的には、8月の加重中央値と呼ばれる値が、前月の1.6%から1.8%に上昇し、日銀目標の2%に一層近づきました。この値は、日銀が、物価動向のトレンドを把握する...
基準地価上昇の意味
9月19日、7月1日時点の基準地価が発表されました。2年連続で上昇とメディアで大きな話題になりました。不動産好きを自負する私としては、あれこれ数字を眺めて楽しめました。しかし、この基準地価、改めて何のために行っているのか、不思議に思った方も多かったのではな...
イタリアで見た「鳩豆商法」
先日イタリアに出張中、鳩を使った詐欺まがいの話を聞きました。観光地に佇む人の手に、突然鳩の餌豆を乗せる、という手口です。鳩もグル(?)なのか、この豆を撒くと面白いように寄ってくるそうです。豆を渡した男性に、「せっかくだから鳩の集まった写真を撮れ」と促...
欧州最新事情と反省の念
今、出張で久々に欧州に来ています。いろいろな新しいことを目にしましたが、最大の発見は、自分がいかに米国に偏った情報収集をしているか、ということでした。例えば、街中の物価です。米国のべらぼうに高い物価(大戸屋のしまほっけ定食が5000円、一風堂のラーメンが...
生成AIがもたらす英語の「天下統一」の日
昨日学術界の方々とお話ししていて、チャットGPTなどの生成AIの話になりました。最近の会食で出ないことはないほど人気の話題ですね。そこで、皆が共通して感じていたのは、日本語より英語で質問した方が、AIの回答が充実しているという点でした。確かに、私も先日、ブ...
アリはいつ遊ぶのか?
少し前から話題になっている「DieWithZero」という書籍を手にしました。テーマは、死ぬまでにいかに蓄えを使い切り、人生を豊かにするか。「デキュミュレーション(資産の取り崩し)」の実践編のような本です。年齢とともに、健康が低下し、物事への興味が失われていく...
人はなぜタワマンが好きなのか?
昨日、日本で最も高いビルとなる「麻布台ヒルズ森JPタワー」が報道陣に公開されたとのことです。地上330m・64階建てのうち、54階以上のフロアは高級ホテルのアマンが運営するマンションで、日本史上最高の200億円で売却されたと報じられています。価格もさることながら...
敵は「本能」にあり
先週、NHK大河ドラマ「どうする家康」は中盤のクライマックス「本能寺の変」を迎えましたね。異説家康の真骨頂で惹き込まれました。これにあやかり(関係ないですけど)、今回は、市場を悩ます投資家の「本能」について、つぶやかせていただきます。人間の注意力は思っ...
銀行株が「株」になった日
最近銀行株が話題です。銀行といえば金利敏感株の筆頭です。今週の日銀金融政策決定会合では政策の修正はないとの見方が大勢ですが、年内にはイールドカーブ・コントロールの修正もありうべし、という見方が広がる中では当然でしょう。私も、最近の銀行株には見どころが...
究極のデータ・サイエンス
今週も水曜日、つぶやきのお当番が回ってきました。さっき書いたばかりのような気がしましたが…1週間のサイクルって短いですね。これを毎日書いていた松本さんは本当にすごい、といまさらながら感服しました。サイクルといえば、近年、様々な経済データの周期が早くな...