マネックスみんなのつぶやきの記事一覧

マネックスの関係者が金融、経済、マーケット動向、日々のニュースやトレンド、プライベートのこと等、様々なテーマで発信してまいります。

マネックスみんなのつぶやき
「米経済見通し大幅修正」で押さえておくべきポイント
日本時間の昨晩、IMFが四半期に一度の世界GDP見通しを発表しました。目をひいたのは、米国の成長率予想の大幅引き上げです。前回昨年10月の1.5%から2.1%に0.6ポイントも上方修正しました。前々回7月時点の予想は1.0%だったので、半年で2倍以上に引き上げられています。...
日銀金融政策決定会合と植田総裁会見:斜めからの振り返り
昨日、日銀の2日間の金融政策決定会合が終了しました。これを受けて、マイナス金利解除の時期は、次の3月18・19日の可能性が3割強、4月25・26日の可能性が4割強と感じています。4月の方がやや可能性が高いとしているのは、決定会合はあくまで合議であるためです。歴史的...
動き出した情報セキュリティ規制(今朝のモーサテの続き)
今年は選挙イヤーでもあり、今年は、お金の流れ以上に、正しい情報の流れを確保することがテーマだと思われます。この話は、今朝TV東京のニュースモーニングサテライトで軽く話したのですが、今朝は胃腸炎で吐き気がひどく、とにかく無事コメントが終わることだけを願っ...
投資詐欺のリアル
今朝、米証券取引委員会(SEC)のX(旧ツイッター)のアカウントに、ビットコイン現物ETFが承認されたという偽の投稿が掲載されました。これを受け、ビットコインの価格は、10分程度で5%を超える乱高下となりました。暗号資産の世界では、風説がこの程度の動揺を引き起...
2024年:米ドル/円・日経平均・ダウ平均…相場大予想
少し前から、マネックスのアナリスト・ストラテジスト陣や松本大さんとともに、月1回のペースで内輪の相場討論会を行っています。総勢8名で、毎回1時間程度、それぞれの専門分野を中心に市場見通しを議論します。昨日、年内最後の会を行い、2024年末の相場予想を出し合...
2024年の金利見通しと来年への期待
12月19日の日銀の金融政策決定会合を通過し、ようやく金融市場も年の瀬モードに入った気がします。オフィスにある共用スペースも急に人影がまばらになりました。植田日銀総裁の記者会見は、今月初旬から高まったマイナス金利解除の期待を打ち消そうとするかのようなハト...
今年の漢字は「金」。2024年は…
毎年恒例、清水寺の「今年の漢字」が昨日発表されましたね。今年は消費増税があった2014年以来の「税」とのこと。下馬評では、野球関係が予想されていたので、少々意外感はありましたが、現在の増税・減税議論が人々にいかに大きく響いているかの表れなのでしょう。では...
日本人のPISA学力は大躍進。投資力は…?
5年に1度行われるPISA国際学力調査で、日本が大躍進を遂げたことが大きく報じられています。数学で5位、読解力で3位、科学で2位と、3分野全てにおいて世界トップレベルで前回より得点も上昇しました。コロナ禍の影響が少なかったことや学びの工夫が功を奏したようです。...
海外投資家の日本への「懐疑」と「熱視線」
今日は欧州から来た投資家の方々に、日本の様々な変革についてプレゼンをさせていただきました。時差にも関わらず、寝ている人は皆無で、かつ質問も活発。日本市場への熱い視線を全身に浴びる良い機会となりました。しかし一方で、「日本に本当に改革できるのか?」とい...
新NISAの市場マグニチュードは?
新NISAスタートまでいよいよ1か月強に迫りました。みなさんも、いろいろご検討されていると思いますが、このコラムを書いているからには金融機関はマネックスを、投資信託はピクテで、ぜひご検討いただきたいところです!今回は、よく言われる、新NISAの市場影響を考え...
銀行株は上がるのか?銀行決算の最もシンプルな見方
銀行の中間決算発表が始まりました。既に発表を終えた3メガバンクの株価は、決算と自社株買いを一旦好感したのち、国債利回り下落や材料出尽くし感で今日は値を下げています。上期の当期利益の通期会社予想に対する達成率は高く、みずほFGと三井住友FGは上方修正後でも6...
投資利回りが100倍に!?
三菱UFJ銀行が10年物の定期預金金利を0.002%から0.2%に引き上げたことが大きく報じられました。増加幅はなんと100倍。もし定期預金だけが国民の金融資産なら、岸田政権の「資産所得倍増プラン」は早くも余裕で達成できることになります。その他の大手行も相次いで定期...
金利急上昇で、押さえておきたい3つのポイント
日本の長期金利も2012年以来の1%に達しつつあります。マイナス金利の解除も、すぐそこまで迫っています。あまりに久しぶりで、金利がある世界の金融市場は、誰にとってもイメージしにくくなっています。とりあえず、重要なポイントを考えてみたいと思います。まず、金...
ビットコイン年初来高値で、上値はどこまで期待できるのか
ビットコインが昨日年初来高値を更新し一時35,000ドルの大台に乗せましたね。年初から約2倍になっていますから、ナスダックの24%上昇、金の8%上昇などを大きく凌駕しています。背景は、マネックス・松嶋さんの「ビットコイン(BTC)最新動向と相場予想」でも何度か取...
ITハピネス
最近、予定がものすごく埋まっています。この秋は一部の会議の任期が終了したこともあり時間ができると思いきや、グーグルカレンダーに隙間がなく、今日はトリプルブッキングしてしまう始末です。関係者の方々ごめんなさい。なぜこんなことに…と過去のカレンダーを見た...
「緩い」国ニッポンの次の一手
昨日、IMFが成長率の新しい見通しを発表し、今年の日本の成長率が0.6ポイントも引き上げられました。2.0%という成長率は先進国平均を大きく上回ります。もっとも、引き上げの背景は、インバウンド需要や円安による輸出業者へのプラス影響等とみられ、株式市場では、7月...
新NISA活用のもう一つの視点
新NISAが盛り上がりを見せていますね。様々なマネー誌やコラムなどでも、新NISAの引きは相当強いと聞き、今回のコラムのタイトルもそれにあやかってみました(笑)。実際、Amazonで「新NISA」の本を検索すると244件もヒットします。マネックスの福島理さんも『1時間でマ...
予想はうそよ
9月26日に発表された日銀の「基調的なインフレ率を捕捉するための指標」、予想通り上がってきましたね。具体的には、8月の加重中央値と呼ばれる値が、前月の1.6%から1.8%に上昇し、日銀目標の2%に一層近づきました。この値は、日銀が、物価動向のトレンドを把握する...
基準地価上昇の意味
9月19日、7月1日時点の基準地価が発表されました。2年連続で上昇とメディアで大きな話題になりました。不動産好きを自負する私としては、あれこれ数字を眺めて楽しめました。しかし、この基準地価、改めて何のために行っているのか、不思議に思った方も多かったのではな...
イタリアで見た「鳩豆商法」
先日イタリアに出張中、鳩を使った詐欺まがいの話を聞きました。観光地に佇む人の手に、突然鳩の餌豆を乗せる、という手口です。鳩もグル(?)なのか、この豆を撒くと面白いように寄ってくるそうです。豆を渡した男性に、「せっかくだから鳩の集まった写真を撮れ」と促...