田嶋智太郎の外国為替攻略法の記事一覧

株式会社アルフィナンツ 経済アナリスト 田嶋智太郎氏が、外国為替市場の動向や、為替市場への投資の考え方について解説します。

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田嶋智太郎の外国為替攻略法
年頭にあたり...2016年のドル/円の行方を展望する
謹んで新春のお慶びを申し上げます。いよいよスタートした2016年相場は大いに波乱含みの展開となっており、今年も年明けから暫くは中国経済の減速、中東地域の地政学リスク、原油安などといった...
ドル/円が繰り広げる下値支持水準での瀬戸際の攻防に注目!
先週24日、ついにドル/円は一目均衡表の日足「雲」下限を下抜け、いわゆる三役暗転(陰転)の弱気シグナルを発することとなりました。また、今年8月24日安値と10月15日安値を結ぶ中期サポート...
FOMC通過後にチェックしたい幾つかのポイント
昨日(15日)から行われている米連邦公開市場委員会(FOMC)では、ついに利上げ開始の決定が下されるものと見られています。今回は、このFOMCを通過した後の相場の行方を予想するうえで押さえて...
急伸後のユーロ/ドルの上値は自ずと限られる!?
先週3日、欧州中央銀行(ECB)理事会は追加の金融緩和に踏み切ることを決めたわけですが。市場はその内容が極めて不十分であると捉え、即座にユーロを急激に買い戻すという"失望"の反応を見せる...
日銀があらためて追加緩和の可能性を匂わせている点に要注目!
周知のとおり、明日(3日)は欧州中央銀行(ECB)による定例理事会の日程が組まれており、市場では追加緩和策の実施決定が確実視されています。実施の中味については、中銀預金のマイナス金利拡...
あらためて中長期的なドル/円のサポートを確認しておく
目下の市場では、本日(25日)のNY時間に関心度が高い米経済指標の発表が数多く予定されていることやサンクスギビング・デー(感謝祭)を間近に控えていることなどによって、10月半ばから継続し...
ドルの強みが一段と鮮明になってきた!
本欄の前回更新分で注目したように、ドル/円の直近(11月9日)高値は8月28日につけた急落後の戻り高値と同じように、今年1月安値と4月安値、7月安値を結ぶ"以前のサポートライン"の延長線が位...
ドル/円の目先的な上値抵抗を確認しておく!
先週6日に発表された10月の米雇用統計のポジティブ・サプライズは、いまだ冷めやらず。結果、市場ではドルが強く買われる展開となり、ドル/円は一時123.60円まで買い上げられる(9日)場面もあ...
総じてドルが買われやすい地合いは続く...
先週28日に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文は、12月のFOMCにおける利上げ実施の可能性を強く示唆することとなりました。また、前回の声明文で指摘していた「世界情勢が成長を抑...
ユーロ/ドルのリバウンド局面は終了したのか?
いよいよ本日(28日)のNY時間に米連邦公開市場委員会(FOMC)が終了し、論議のあらましを綴った声明文が発表されます。その瞬間を今や遅しと待ち続ける市場は全体に様子見ムードを強めており、...
今後もドル/円のサポートは機能し続けるのか?
いよいよ10月も後半となり、これから月末まで欧・中・米・日における怒涛の重要イベント日程が続きます。22日のECB理事会と27-28日のFOMCに関しては、とりあえず従前の政策が据え置かれると見る...
注目しておきたい!中国の「5中全会」
足下でユーロ/ドルは、前回(10月7日)更新分で注目した8月24日高値と9月18日高値を結ぶレジスタンスラインを明確に上抜け、昨日(13日)は再び1.1400台を回復する場面も見られました。強い抵...
なおもユーロ/ドルの戻り基調は継続するのか?
昨日(6日)、国際通貨基金(IMF)は世界経済の成長見通しを公表し、中国経済の減速や商品価格の低迷などを理由に、世界の成長率予想を7月時点から引き下げました。この内容を受けて米10年債利...
波乱含みの10月はドル/円も大きく動く!?
いよいよ明日から始まる10月の外国為替相場は、比較的大きな動意が見られる可能性が高いものと思われます。周知のとおり、それは欧・米・日と中国において非常に注目度が高いイベントの日程が目...
米利上げの素地は着実に整いつつある!?
いよいよ本日(16日)から、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)が行われます。市場では、今回のFOMCでの米利上げ決定はないと見る向きが大勢を占めるものの、「可能性はゼロ」と決めつけること...
期待高まる!中国の政策対応の効果
足下の相場は、ドル/円も日・米株価も中国本土市場の株価次第。昨日(8日)、前日終値比で400円以上値を下げた日経平均株価は本日(9日)、執筆時点で900円以上の値上がりとなっており、あまり...
時折チェックしておきたいドル/円の週足チャート
前回の本欄では、2012年あたりから形成されているドル/円の「長期上昇チャネル」に注目し、その下辺水準が一つの下値メドになるとの見方を述べました。加えて、実は下図に見られるように、週足...
なおもドル/円は下値を模索し続けるのか?
前回の本欄では、奇しくも『今後の米株価の行方が気になる』と題し、とくにNYダウ平均の週足ロウソクと一目均衡表の「雲」や「遅行線」との位置関係に注目しました。「遅行線」が週足ロウソクの...
今後の米株価の行方が大いに気になる・・・
日米の4―6月期GDP(速報値)や主要企業の4―6月期決算、その他の重要指標発表などを通過し、目下の市場は手掛かり材料に極めて乏しい状況となっており、主要な通貨ペアはいずれもボックス圏内...
加速する海外M&Aが趨勢的な円安傾向を支援する!
昨日(11日)、住友生命が米中堅生保のシメトラ・ファイナンシャルの買収手続きを開始することについて、相手側と合意したことを正式に文書で公表しました。買収金額は約4666億円と巨額で、それ...