田嶋智太郎の外国為替攻略法の記事一覧

株式会社アルフィナンツ 経済アナリスト 田嶋智太郎氏が、外国為替市場の動向や、為替市場への投資の考え方について解説します。

隔週月曜日に更新
田嶋智太郎の外国為替攻略法
当面はドルの上値が押さえられがち...
前回更新分の本欄で、筆者はユーロ/ドルについて「行く行くは大節である1.1000ドルや7月25日安値が位置する1.0950ドル前後の水準を試す可能性もあり得るものと、一応は心積もりしておくことも...
ユーロ/ドルは下値余地拡大の可能性が高まってきた!?
本欄の前回更新分で、筆者はドル/円について「89日移動平均線(89日線)と一目均衡表の日足『雲』上限の両方を上抜ければ、チャート・フェイスから受ける印象は大きく変わる」と述べました。そ...
今まさにドル/円は上放れするかどうかの正念場!
9月27日から昨日(10月4日)まで、ドル/円は6営業日連続で上昇し、足下では103円近くまでの戻りを見せる展開となっています。その要因は複合的なものですが、まずは米大統領選の第1回TV討論会...
頼もしく思えた!?イエレン議長の会見内容
ちょうど一週間前に9月の日銀金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)という2大イベントを通過しましたが、その後の相場からは当面の方向感が非常に見出しにくくなっています。どうやら...
ユーロ/ドルの下値余地は拡がるか?
周知のとおり、本日(9月21日)は日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)が同じ日に行われるということで、其々の結果が判明した後には相場に一定の波乱が生じるものと見込まれま...
米求人の過去最高更新はドルにとってポジティブ!
今週12日、米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事が講演で米国の早期利上げにネガティブな見解を示したことから、市場の早期米利上げ観測は大きく後退することとなりました。実際、この9月...
安易なドル売りには多少の違和感
昨日(9月6日)発表された8月のISM非製造業景況指数や米労働市場情勢指数(LMCI)が市場の事前予想を大きく下回る結果となったことで、8月中旬以降、一定の盛り上がりを見せていた9月米利上げの...
ついにドル/円は複数の上値抵抗を突き破るか?
周知のとおり、米ワイオミング州のジャクソンホールで催された経済シンポジウムにおいて、イエレンFRB議長が「この数カ月で追加利上げへの説得力が増した」と講演し、後にフィッシャーFRB副議長...
ドル/円は底入れの時期が近づいてきている!?
8月に入ってからというもの、多くの市場関係者は「夏季休暇中は手かがり材料不足で閑散とした相場展開が暫く続く」、「次の目ぼしい材料と言えば、8月下旬にジャクソンホール(ワイオミング州)...
なおもユーロ/ドルの戻りは続くのか?
欧米の政府機関・関係機関などが長い夏季休暇に入っていることもあり、外国為替相場が薄商いに終始するなか、一部のファンド勢が仕掛けたと見られるドル売りによって、昨日(16日)はドル/円が...
世界的な長期停滞の悲観論はいずれ覆される!?
先週5日に発表された7月の米雇用統計が事前の市場予想を上回る好結果であったことから、発表前の8月2日に一時100.68円まで下押したドル/円が今週8日には一時102.65円まで値を戻す場面もありま...
ドル/円の月足は一体何を物語る?
米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合、第2四半期の米GDP(速報値)発表など複数の重要イベントを次々に通過した先週、ドル/円は週を通じて大きく値を切り下げ、弱気ムードを引...
なおもユーロ/ドルの下値リスクには要警戒!?
前回の本欄では、ドル/円の上方に控える複数の重要な節目に注目しました。それは、今年の年初から形成されている「中期下降チャネル」の上辺(1月29日高値と5月30日高値を結ぶレジスタンスライ...
ドル/円の上方視界は一気に開けてくるか?
前回の本欄で、当面のドル/円の行方について「5月30日高値から6月24日安値までの下げに対する50%戻し=105.21円、61.8%戻し=106.69円などが試される可能性も十分ある」と述べました。実際、...
米消費拡大→成長加速→ドル高のシナリオはより現実的なものに・・・
ここ数日、市場のムードは一気に明るさを取り戻してきました。ブレグジット・ショックによって大きく値を下げたドル/円やクロス円、日米の株価指数などが、その下げ幅に対してかなりの部分を取...
ユーロ/ドルは今後一段と下値余地を拡げる可能性
先週は日経平均株価やNYダウなどが連日の上昇となり、英EU離脱(ブレグジット)・ショックによる動揺が一旦沈静化するような展開となりましたが、ここにきて再び様々な不確実性に対する懸念が蒸...
このあたりがドル/円の調整の終点?
あろうことか、先週23日に英国で実施された国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決まってしまいました。過半の人々の感情が理性を超え、怒りが経済合理性に勝ってしまったわけです。周知のとお...
日本の貿易収支に再び赤字圧力がかかる!?
英国の欧州連合(EU)残留・離脱を巡る国民投票を明日(23日)に控え、市場の関心はそこに一点集中しています。市場関係者による大方の見方は「英EU離脱ならばドル/円は100円前後、日経平均株...
極めて重要な節目に最接近するユーロ/ドル
周知のとおり、目下の市場は英国の欧州連合(EU)離脱問題への懸念の強まりから、総じてリスク回避ムードの色濃い展開に終始する格好となっています。結果、基本的にドル買いと円買いがともに強...
複数の節目に到達したユーロ/ドルの行方を注視したい!
先週3日に発表された5月の米雇用統計の衝撃的な結果を受け、足下の外国為替市場では一気にドル安が進む展開となっています。これで6月米利上げのセンは消滅したと言っていいものと思われますが...