日本時間4月3日明け方に発表された、トランプ米政権による相互関税は市場のリスクオフを招きました。そこで今回は対米輸出の観点で、相対的に影響度の低い国内売上高比率の高い内需株の銘柄をピックアップしてみました。また調整局面入りとも言われる中で、市場に対する値動きの小さい低β銘柄、バリュエーションに魅力のある低PBR銘柄でスクリーニングしています。ドル円相場も、日米の中央銀行の政策方向から中長期的には円高ドル安に推移する可能性もあり、国内売上高比率の高い企業に注目してみてはいかがでしょうか。
※β値とは、市場全体の動きに対して個別銘柄がどの程度感応しているかを示す指標です。例えばβ値が1.5なら、市場全体が10%上昇(下落)するとき、個別銘柄は15%程度上昇(下落)する傾向があることを意味しています。