金利 の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
【為替】大幅金利差でも割高な米ドルは売り or 買い?
足元の米ドル/円は、米ドル割高懸念が強い一方で、金利差は圧倒的に米ドル優位といった状況にある。
こうした中での有効なトレード戦略は、割高を懸念した米ドル売りか、それとも金利差を受けた米ドル買いなのかについて考えてみる。
マクロテーマ解説
【2024年長期金利見通し】ピーク圏の米国政策金利とピークアウトが期待される米長期金利
2024年の米国長期金利見通し:3.5~4.5%
2024年の国内長期金利見通し:0.5%~1.5%
吉田恒の為替デイリー
【為替】ポジション調整の米ドル、金利への影響は?
先週にかけて米ドル買い・円売りに大きく傾斜したポジションの手仕舞いが拡大した。
ただ依然として、米ドル買い・円売りに「偏り過ぎ」とも言える状況が続いている可能性があるため、更なるポジション調整の米ドル相場への影響は要注意ではないか。
また記録的な「売られ過ぎ」が続いている可能性のある米国債の買い戻しが、米国債価格上昇、利回り低下を後押しする可能性にも注目。
12:53
ストックボイス
【米国株】2024年に向けての高成長を織り込んだ米国市場。年末ラリーに期待
・S&P500は10月27日の安値から堅調に推移しており、上値抵抗線を抜けてここまで11%上昇している。・マーケットの成長は、金利は...
吉田恒の為替デイリー
【為替】FRB「最初の利下げ」はいつになるか?
円安から円高への転換で大きな鍵を握るのは米国の金融政策転換だろう。
そこで過去の金融政策の転換パターンを検証し、FRBの「最初の利下げ」のタイミングについて考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】金利差で考える米ドル/円の行方
今週に入り、米ドル/円は一時147円割れ近くまで急落した。これは大きく米ドル買い・円売りに傾斜したポジションの調整が感謝祭休暇前に入った影響が大きかったとの見方が多かった。
もう一つの要因は、金利差から見て行き過ぎた米ドル高・円安の修正が入ったことだったのではないか。
吉田恒の為替デイリー
【為替】なぜ外貨買い・円売りはこれほど根強いのか?
根強い外貨買い・円売りが続いている。今週は米金利が低下する局面でも米ドル/円の下落は限られ、金利差からかい離する形で米ドル/円が上昇する場面もあった。
根強い外貨買い・円売りの背景と、今後の見通しについて考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】トランプ減税後の「悪い金利上昇」相場を振り返る
米金利上昇と米ドル高のかい離が目立ってきた。これは、金利上昇が米財政赤字拡大を受けた国債需給悪化の影響、「悪い金利上昇」の側面もあるからではないかとの見方もある。
「悪い金利上昇」とされたのは、比較的近いところでは2017年12月、「トランプ減税」後の局面だった。ではそんな「悪い金利上昇」に米ドル相場はどう反応したのか?
吉田恒の為替デイリー
【為替】金利・為替「転換期」の前兆なのか?
10月12日の米CPI(消費者物価指数)発表を受けて、米金利と米ドルの上昇再燃となった。しかし、最近にかけては雇用関連統計や物価統計といった景気に対する「遅行指標」への金利や為替の反応の鈍さが目立っていた。
これは相場の転換期に起こりやすい現象だが、今回の場合はどうかについて考えてみる。
吉田恒の為替ウイークリー
【為替】8/28~9/1の米ドル/円を予想する
注目のジャクソンホール会議のパウエル発言を受けて、米ドル/円は僅かながら年初来の米ドル高値を更新した。
米金利が「上がりにくい一方で下がりやすくなっている」可能性に注目。円にも徐々に「売られ過ぎ」再燃の兆し。
今週は143~148円中心に米ドル高・円安が行き詰まる展開を想定。
吉田恒の為替デイリー
【為替】米ドル/円と金利の関係を再点検する
8月25日に予定されている、この時期恒例のジャクソンホール会議でのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言が注目されている。
ただ米ドル/円との関係を見ると、7月頃から金融政策を反映する日米2年債利回り差より、日米10年債利回り差の影響が強くなっているように見える。これは、為替市場のメインテーマが金融政策より景気にシフトしている可能性を感じさせるものだろう。
吉田恒の為替デイリー
【為替】「円安再燃=金融政策の違い」説への疑問
7月末の日銀金融政策決定会合の後から円安再燃となったが、これについて日本と欧米諸国などとの金融政策の方向性の違いが再認識されたため、という指摘を多く聞くが本当だろうか。
改めて円安再燃と金融政策との関係などについて検証してみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】YCC見直しなら金利と為替はどうなるか?
日銀がこの先10年債利回り上限の拡大ないし撤廃に動いた場合、日本の10年債利回りはどこまで上昇する可能性があるのか。
日米金利差米ドル優位縮小に伴う円高リスクについて考察してみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】ボラティリティが復活した米ドル/円
2023年の米ドル/円最大値幅は、これまでに18円程度まで拡大してきた。1990年以降の最大値幅となった2022年に比べるとまだ半分にも満たないものの、2021年まで続いた小動きが変わった可能性がありそうだ。
そうだとしたら、2008年「リーマン・ショック」以降続いた実質的な「金利差なき時代」が終わり「金利差時代の復活」となった影響が大きいのではないか。
吉田恒の為替デイリー
【為替】「タカ派FOMC」と米ドル高のシナリオ
6月14日のFOMCは、今後の政策金利見通しを上方修正した。個人的には、これほどの利上げが行われるか懐疑的ではあるが、あくまでこの政策金利見通しを前提とした場合の米金利の見通しと米ドル高シナリオの関係について考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】「豹変」を繰り返す市場のFFレート予想
本日6月14日はFOMCの結果が発表される。
米金融政策の見通しについて、最近の金利市場は早期の大幅利下げから一転して利上げ強化へ、異例なほど予想の「豹変」を繰り返している。
吉田恒の為替デイリー
【為替】投機的ポジションから考える米金利の見通し
6月13日のCPI(消費者物価指数)、14日のPPI(生産者物価指数)といったインフレ指標の発表、そして14日にはFOMC(米連邦公開市場委員会)が続くこの2日間は今後の米金利の行方を考える上で、とても重要なタイミングになるかもしれない。
インフレ懸念と米景気動向などから、米金利は上昇するのか、それとも低下に向かうところとなるのか。これについて、実は米国債の投機筋のポジション動向を見る限り、答えはかなりシンプルに出せそうだ。