ゴールドマーケット解説 流動化した中東情勢と「有事の金(ゴールド)」の反応
先週の動き:9月米雇用統計賃金上昇の鈍化を好感しニューヨーク金先物価格は反発、NY金の下げを映し下値を切り下げた国内金価格 NY金の下値が深まった背景は、目先筋の売り。コア資金は抜けていない金市場 今週の見通し:中東情勢を中心に地政学リスクの動向が焦点。NY金は1,850~1,900ドル、国内金価格は8,690~9,000円を想定
ゴールドマーケット解説 下値を探る金(ゴールド)、ファンドのポジション動向から下値接近へ
先週の動き:ニューヨーク金先物価格、節目の1,900ドル割れでセンチメントとテクニカルが悪化 目先筋のファンドによる売り、買い残整理で大きく減少 FRB高官、インフレの再燃を警戒 今週の見通し:パウエルFRB議長とラガルドECB総裁の発言、9月米雇用統計に注目。NY金は1,850~1,890ドル、国内金価格は8,830~9,090円を想定
ゴールドマーケット解説 米長期金利とドル指数上昇に耐性を示す金(ゴールド)
先週の動き:米長期金利への耐性を示すニューヨーク金先物価格、タカ派FOMCを挟み水準に変化なし 2024年利下げ水準を縮小したFOMC、利上げ累積効果を注視する市場 週足10週連続の上昇のDXY、米ドル高耐性を感じさせるNY金 今週の見通し:8月コアPCEデフレーター、FRB高官の発言に注目。NY金は1,935~1,960ドル、国内金価格は9,100~9,210円を想定
ゴールドマーケット解説 米FOMCはドットチャートの変更有無に注目、結果により金(ゴールド)は上値追い
先週の動き:米長期金利と米ドル高傾向が目立つ中、週を通してニューヨーク金先物価格市場は連日狭いレンジの取引 方向感の出なかった米8月CPI 上海金価格のプレミアム高騰が示していることとは 今週の見通し:米FOMC政策金利見通し(ドットチャート)の変更有無に注目。NY金は1,940~1,980ドル、国内金価格は9,090~9,180円を想定
ゴールドマーケット解説 想定外の反落となった金(ゴールド)、一方で底堅さを示す展開に
先週の動き:再び米長期金利と米ドル高の中でニューヨーク金先物価格は下振れ、一方で円安にサポートされ国内金価格は最高値更新 「ここ数ヶ月のデータでサプライズの1つはGDPの伸び」ウィリアムズNY地区連銀総裁の意図することとは 増加が続く新興国中央銀行の金準備 今週の見通し:8月米消費者物価指数(CPI)、米8月小売売上高およびECB理事会に注目。NY金は1,940~1,970ドル、国内金価格は9,030~9,180円を想定
ゴールドマーケット解説 レイバーデー明けに、2,000米ドルをトライする金(ゴールド)
先週の動き:米労働市場の軟化を示した指標にニューヨーク金先物価格週足は続伸。一方、国内金価格は連日の過去最高値更新 ほどほどの内容の8月雇用統計、タカ派、ハト派双方に好都合 NY金、ファンドの買いが復活傾向 今週の見通し:FRB高官の発言に注目。NY金は1,960~2,000ドル、国内金価格は8,980~9,180円を想定
ゴールドマーケット解説 ファンドの買い残高の整理が大きく進展している金(ゴールド)
先週の動き:米長期金利の上昇一服で底打ちしたニューヨーク金先物価格、ジャクソンホール会合では大きな変化なし 大山鳴動してねずみ一匹、ジャクソンホール会合でのパウエルFRB講演 パウエルFRB議長をスルーした中立金利(自然利子率)を巡る議論 今週の見通し:大きく進展しているファンドの買い残整理。NY金は1,935~1,975ドル、国内金価格は8,900~9,150円を想定
ゴールドマーケット解説 弱気材料の消化が進行している金(ゴールド)
先週の動き:米長期金利の上昇続き、9営業日連続安となったニューヨーク金先物価格 タカ派的スタンスとなった7月FOMC議事要旨 米長期金利急伸に含まれる2つの要素、「良い金利上昇」と「悪い金利上昇」 今週の見通し:ジャクソンホール会合でのパウエル議長発言に注目。NY金1,895~1,945ドル、国内金価格は8,800~8,920円を想定
ゴールドマーケット解説 手掛かり材料待ちの金(ゴールド)、8月24~26日(現地時間)のジャクソンホール会議に注目
先週の動き:米長期金利の上昇が売り要因となったニューヨーク金先物価格 新興国中央銀行による金購入、4~6月期はペースダウン 中国人民銀行、9ヶ月連続で金の持ち分増加が約2,136トンに 今週の見通し:7月FOMC議事要旨、7月米小売売上高に注目。NY金は1935~1,960ドル、国内金価格は8,780~8,930円を想定
ゴールドマーケット解説 米利上げ見通しに揺れる金(ゴールド)・センチメント、2,000ドルにトライ
先週の動き:ニューヨーク金先物価格はFOMC通過後に上昇も堅調な米経済指標を受け1,950ドル割れ。週末はインフレ指標の予想以上の鈍化から反発、下値の堅さを示す 長短金利操作の修正に踏み切った日銀、国内金価格は1日200円超の値動き NY金の限月交代、取引の中心は12月物に。プレミアム(価格差)拡大へ 累積的利上げにより実質的に債務超過状態にあるFRB 今週の見通し:7月米雇用統計雇用者増加数に注意。NY金は1,980~2,030ドル、国内金価格は8,740~8,960円を想定
ゴールドマーケット解説 金(ゴールド)は、1,900ドル台後半のレンジから上値を試す展開
先週の動き:インフレ鈍化を映し50ドル水準を切り上げたニューヨーク金先物価格、円安分で約190円押し上げられた国内金価格 ソフトランディング(軟着陸)の期待高まる米経済 「利上げは7月が最後の可能性」バーナンキ元FRB議長の発言 今週の見通し:7月FOMCのパウエルFRB議長会見、ECB理事会、およびコアPCEデフレーターに注目。NY金は1,955~2,000ドル、国内金価格は8,700~8,950円を想定
ゴールドマーケット解説 荒れる米ドル/円相場、国内金価格は値動き拡大に注意
先週の動き:6月米インフレ指標の鈍化を受け米長期金利、ドル指数ともに下落、ニューヨーク金先物価格は1ヶ月ぶりの高値。一方、米ドル/円相場急落(円高)で円建てゴールドは週足100円超の下げに 予想以上に鈍化した米インフレ指標、月末発表の6月PCEデフレーターの鈍化も示唆する内容に 金市場のセンチメントに冷や水を浴びせたウォラー発言 今週の見通し:7月18日発表の6月小売売上高や決算発表が本格化する中、米地域銀行の決算内容と見通しにも注目。NY金は1,950~1,980ドル、国内金価格は8,600~8,790円を想定
ゴールドマーケット解説 強気の米指標の中、底堅さを確認したNY金(ゴールド)
先週の動き:米雇用の強さを示す指標の中で底堅く推移したニューヨーク金先物価格、一方で過去最高値更新が続く国内金価格 ほぼフォワードガイダンス的な位置付けとなったFOMCの「6月議事要旨」 2008年金融危機に至った2007年以来16年ぶり高水準の2年債利回り 今週の見通し:6月消費者物価指数(CPI)、7月ミシガン大学消費者信頼感指数、FRB高官発言に注目。NY金は1,920~1,960ドル、国内金価格は8,780~8,900円を想定
ゴールドマーケット解説 NY金(ゴールド)、今週は今後を占うイベント週
先週の動き:ECB年次フォーラムでのパウエルFRB議長発言と堅調な米経済指標で下値を試したニューヨーク金先物価格、国内金価格は最高値圏での滞留続く タカ派に振れたパウエルFRB議長の発言 冷える市場センチメント、ファンドの買い残が減るも残る先高期待 今週の見通し:6月米雇用統計、5月求人件数、6月FOMC議事要旨に注目。NY金は1,920~1,960ドル、国内金価格は8,790~8,940円を想定
ゴールドマーケット解説 国内金価格、引き続き過去最高値更新を見込む
先週の動き:複数の欧州中銀がサプライズ利上げ、ニューヨーク金先物価格は3ヶ月ぶりの安値に 金融規制の先行きについて時間が割かれた、パウエルFRB議会証言 アトランタ地区連銀ボスティック総裁の年内政策金利据え置き支持発言 今週の見通し:ロシア情勢の流動化に注視、欧州中銀(ECB)年次フォーラムでのパウエルFRB議長発言に注目。NY金は1,920~1,965ドル、国内金価格は8,790~8,950円を想定
ゴールドマーケット解説 底堅さ示したNY金(ゴールド)、円建てゴールドは高値更新
先週の動き:FOMCで売られるも底堅かったニューヨーク金先物価格、1,900ドル台後半で安定 大幅な円安を反映し、再び過去最高値更新の国内円建てゴールド 利上げサイクル終盤に向けタカ派と化したFRB 今週の見通し:FRB高官発言及びパウエルFRB議長の議会証言、週次の新規失業保険申請件数にも注目。NY金は1,950~1,990ドル、国内金価格は8,780~9,010円を想定
ゴールドマーケット解説 金(ゴールド)、FOMCのタカ派バイアスで下値を試す
先週の動き:ニューヨーク金先物価格、国内JPX金価格ともにFOMCを控え模様眺めの小動き インフレに警戒を解かない主要中銀、オーストラリア、カナダ両中銀のサプライズ利上げ ほぼ活動停滞を示した5月ISM非製造業景況指数 今週の見通し:利上げ見送りもタカ派スタンスのFOMCを想定。値幅拡大するNY金のレンジは1,900~1,980ドル、国内金価格は8,550~8,800円を想定
ゴールドマーケット解説 金(ゴールド)、FOMCを前に1,900ドル台中盤のレンジ相場
先週の動き:6月のFOMCが金利据え置き観測から一時2,000ドル突破、週末米雇用統計で上げ幅を削って終了 ヘッドライン(33万9,000人増)の強さほど評価されなかった5月米雇用統計 中銀は金準備の積み増しに熱心か。WGCの中央銀行サーベイを読み解く 今週の見通し:米連邦債務上限問題は一巡、FOMCを控え方向感の出にくい展開。NY金は1,950~1,980ドル、国内金価格は8,700~8,840円と高値圏での滞留
ゴールドマーケット解説 NY金(ゴールド)、1,950ドル割れは押し目買いゾーン
先週の動き:ニューヨーク金先物価格(NY金)、6月利上げ見送り観測の急激な後退で下げ幅拡大。一方、国内金価格は円安で上昇 「利上げ見送りでも終了にあらず」意見が割れるFRB 今週の見通し:米連邦債務上限問題の議会審議、5月米雇用統計、ベージュブックに注目。想定レンジはNY金が1,910~1,960ドル、国内金価格が8,680~8,820円
ゴールドマーケット解説 NY金(ゴールド)、2,000ドル大台復帰を見込む
先週の動き:ニューヨーク金先物価格(NY金)は2,000ドル割れから一時7週間ぶり安値へ。国内金価格は円安で週足は上昇、8,700円台半ばで安定した値動き FRB内の意見割れ、手腕を試されるパウエルFRB議長 米連邦債務上限問題、銀行破綻が続いた後というタイミングの悪さ 金鉱山関連では過去最大の買収案件が合意 今週の見通し:米連邦債務上限問題とPCEデフレーターに注目。NY金は1,970~2,030ドル、国内金価格は8,700~8,850円を想定