松本大のつぶやきの記事一覧

相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。

毎週金曜日更新
松本大のつぶやき
鮨屋閉店その2
一昨日書いたSさんのお店。果たして、昨晩なんとかねじ込んで頂きました。凛とした雰囲気。以前通りです。先ずはにこごり。お酒は超特・三千盛。そしてわかめの上に大葉が二枚敷かれ、横にみょうがの添えられた皿に、平目の刺身と縁側。次は鰹。平目の子と白子の煮付け...
見えない部分
見えない部分は独自の伸び方をする。例えば植物。地上の伸び方は大体決まっていますし、変な伸び方をすれば剪定をすることも可能ですが、鉢植えの植物を引き抜くと、土の中では根がもじゃもじゃと想像もつかないような伸び方をしています。お天道様の下では悪事は中々出...
鮨屋閉店
先週の金曜日、古稀の先輩(飲み友達)と飲みに行ったのですが、直前(2時間前)になって行き場所を或る鮨屋に決めました。そこで更に大先輩(私の恩人です)も飛び込み参加で飲んだのですが、宴もたけなわと云う時に、鮨屋の親父曰く。-今月いっぱいで閉じることにな...
フッキング
オーストリアの北西の端、オーバーエスターライヒ州という州の、ドイツ国境に近いところに、人口104名のフッキングという村(というよりは集落に近いでしょうか)があるそうです。綴りは「Fucking」。これは流石に驚きの名前です。11世紀頃から記録に表れるということで...
雑誌社
或る好きな雑誌をパラパラとめくっていたら、或る人のインタビュー記事が出ていました。この雑誌はマイナーな雑誌ですが、独自の視点をクリアに持った、そしてテーマはかなり偏っていますが、それでも中々骨のある、或る種のジャーナリズムをきちんと持った雑誌で、私は...
話す
易経、活字と来て今日は「話す」。自分の部屋の本棚を見せるのは下着姿を見せるようなものだ、と云ったのは私の二番目に古い知己ですが、このようなコラムを書くのも、ストリーキングをしているようなものであります。昨日のつぶやきを書いてから今つぶやきを書くまで、...
活字
石原都知事の発言とか、橋下大阪市長の言動とか、或いはまた原発の話とか、色々と気にしていることは多くあるのですが、政治絡みの話はどうも反響がややこしいので、今日は(も?)避けておきます。今日は活字の世界の話を。昨日、活字の世界は危険だが楽しいと書きまし...
易経
氷見野良三さんの著された「易経入門」なる本を友人に勧められ読んでいるのですが、これがべらぼうに興味深い。易なるものは胡散臭い、もしくは奇怪なる文様、と云う印象以外は何も知らなかったのですが、自らの無教養にただただ恥じるのみ。四書五経のひとつである易経...
黄鶴楼
早くも日本に戻ってきました。武漢を飛行機が発つ前にミサイルは発射され失敗したようなので、ちょっと安心しました。昨晩、武漢の夜は、白酒(バイジュ・強い焼酎のようなもの)ショットを繰り返し、いつもながらのタフな席ではありましたが、やはりいつも通りに楽しく...
武漢その2
昨夕、武漢に着きました。先ずは空港から街へ行く道から見る夕日。温泉卵の黄身のよう。空気がかなり汚いのでしょう。街が近付くと、高層ビル・高層団地がニョキニョキと所狭しと広大な土地に建っています。ホテルに入る。典型的な中国建物の臭い。あれは石の臭いでしょ...
武漢へ
弾丸ツアーのようなアメリカ出張からまだ帰ってきたばかりの気もしますが、今は中国・武漢に向かっています。1ヶ月ほど前に行く予定だったのですが、ちょっとした事情で急遽延期し、今回行くものです。武漢とは揚子江中流の都市で、西域を除いた中国の、ちょうど真ん中...
400年
なんと始まってから400年目に当たるという、将棋の名人戦が始まりました。徳川家康が1612年に初代名人を認めたのが始まりと云いますから、なんとも長い間伝統が引き継がれてきたものだと思います。チェスは黒と白と駒が分かれていますが、将棋の駒は王と玉以外は敵も味...
今年の花見
花見は、桜がキレイだから心に触れるのか、それとも友人と一緒に見るから心を動かすのか。もちろん両方あると思うのですが、私の中では後者のウェイトが高くなってきている気がします。唐代の七言古詩の一句である、年年歳歳花相似 歳歳年年人不同(ねんねんさいさいは...
振り込め詐欺
今日私の所に、海外から白いシンプルな封筒が届きました。如何にも業務用連絡のような様相。中にはやはりシンプルな紙が一枚。全て英語ですが、簡単な請求書のような見た目。控えめで、業務に徹した雰囲気。振込先の口座情報と、請求額がサラッと書いてあります。会社宛...
私の頭の中には棚があります。イメージ的には本棚のような感じ。そこに様々な記憶、知識があり、何かのきっかけにそれが取り出されて再現されます。棚にしまわれているものは風化しないようで、何年も前のものを引き出しても、基本的に色褪せていません。しかし良く引き...
咲く
街路樹や公園の木を見ると、或る木は未だ全く花が咲いてなく、また或る木はポツポツと咲いており、中には見た目は満開のように(目を凝らせば恐らく七分咲き程度でしょう)咲いている木もあります。もちろん木によって、或いは種類によって咲き方が違うのは当たり前で、...
爆弾低気圧
とても寒かった冬の最後に、未だ冷たい寒帯前線ジェット気流が南に向かって吹き込み、一方春の暖かい風が北に向かって吹き、このふたつの風がすれ違う所にあたかも台風のような渦が急速に発達し、この爆弾低気圧になったようです。今日このつぶやきは午後の早い時間に書...
新年度
昨年の新年度明けは、40度を超す熱を出して唸ってましたが(それでもちゃんと働きました)、今年はマーケットの環境も良くなって来ており、穏やかな幕開けです。今日も新卒新入社員向けの訓辞(と云うほど偉そうなものではないのですが)を行いましたが、私自身が新入社...
年度末
今年の年度末は、いつもとはちょっと違う過ごし方をしています。昨日の夕方、生まれて初めてのダラスに着き、夜はマネックスとトレードステーションの同僚達と、テキサス・メキシカン・レストランでテキーラ・ショットを何発もしながら、楽しくディナーしました。そして...
遠路遙々
遠路遙々ダラスに参りました。明日は(って数時間後ですが)丸一日会議です。しかしここまで来ても、私の行動を最も制限するのは実はこのつぶやきです。時差の大きい場所に来るほど、つぶやきは私を縛ります。飲んで寝て翌日はバリバリバリ働く、と云うのが定番パターン...