FOMC の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
雇用統計発表前、米ドル/円の立ち位置再点検
先週、年初来高値更新となったものの、その後の米ドル/円は上値の重い展開が目立った。
これは、6月FOMC後、米10年債利回りから米2年債利回りに「道先案内役」が変わり、その米2年債利回りは長期金利と異なり金融政策の影響が強いだけに、金融緩和方針の変更が明確になるまで、「上げ渋る」可能性があり、その影響があるのではないか。
吉田恒の為替デイリー
英ポンド/円の「客観評価」を再確認する
英ポンド/円は、英日10年債利回り差から見た「上がり過ぎ」はほぼ是正された。6月FOMC以降影響力の大きくなった2年債利回り差との関係からすると、足元もとくに「上がり過ぎ」懸念は強くない。
吉田恒の為替ウイークリー
7月の為替を予想する
6月のFOMC以降、為替相場のテーマは「コロナ後の景気回復」から、「金融緩和の見直し」に変わり、その結果「道先案内役」も米10年債利回りから米2年債利回りに変わった可能性がある。
その米2年債利回りは、すでに短期的な「上がり過ぎ」懸念が強くなっている。米金利、米ドルとも、まだしばらくは上値の重い展開が続く可能性が高いのではないか。
吉田恒の為替デイリー
続・FOMC後に為替相場で変わったこと
FOMC後、一時はユーロや豪ドルに対しても52週MAより米ドル高の展開となった。このまま、ユーロや豪ドルに対しても、52週MAより米ドル高が長く、大きく進むなら、経験的には全面的な米ドル高トレンドへの転換の可能性が高まる。
吉田恒の為替デイリー
FOMC後に為替相場で変わったこと
豪ドル/米ドルなど為替相場の多くは、先週のFOMC以降、2年債利回り差との連動に変わった。
為替相場の行方が、米10年債利回りと2年債利回りのどちらが主役になるかで、目先の見通しは大きく変わる。
90日MAとの関係で見ると、米2年債利回りは記録的な「上がり過ぎ」が懸念されてきたため、目先的には米ドル高に限界がある可能性も!?
吉田恒の為替ウイークリー
米ドル高「FOMC大相場」の舞台裏と今後のポイント
先週のFOMCの後から、為替相場は米金融緩和見直しの織り込みがメイン・テーマになった。その意味では、これまでの米10年債利回りにかわり、金融政策を反映する米2年債利回りが為替相場に大きく影響する状況が続く可能性あり。
ただその米2年債利回りに、先週までに記録的な「上がり過ぎ」となった可能性が出てきたので、その修正で米金融緩和見直しをテーマとした米ドル急騰も一息つく可能性はある。
今週のマーケット展望
過剰反応の修正 米国長期金利低下を追い風に戻りを試す展開か
長期金利はFOMC前の水準に下がり相場の戻りを支える
6月22日のパウエルFRB議長の公聴会証言に注目
6月21日週の日経平均の予想レンジ 2万8500円~2万9500円:米国長期金利低下を受けてグロース株の上昇を予想
吉田恒の為替デイリー
「FOMC米ドル高」が対円、対ユーロで差が出た理由
6月16日のFOMCを受けて米ドル全面高となったが、対円より対ユーロでのドル高方向への反応が大きかった。そんな「FOMC米ドル高」の通貨別の違いは、120日MAとの関係などテクニカルな影響か。
吉田恒の為替デイリー
FOMC後の米金利と為替相場の見通し
FOMCの結果を受けて米金利が急騰、米ドルも全面高となった。
米金利については、「上がり過ぎ」が是正されたことで、素直に上昇へ反応しやすくなっていたのではないか。「米金利上昇=米ドル高」はしばらく続く可能性ありか。
吉田恒の為替デイリー
FOMCの為替・株への影響を考える
「コロナ後」の金融緩和見直しは、実は「リーマン・ショック後」の経験を参考にすると、すでにいつ始まってもおかしくない段階に入っている可能性あり。
経験的には、政策金利と株価は天底のタイミングが一致。つまり「最初の利上げ」は、株高の終わりではなく、むしろ初期段階で行われるのが基本だった。
もしも経験則が外れ、「最初の利上げ」後に株安へ転換した場合、なお歴史的な政策金利低水準の中、株安対策の余地が限られることになりかねない点は要注意。
吉田恒の為替デイリー
米ドル安・円高は終わったのか!?
米ドル/円は先週107円台半ばまで続落したが、今週は反発が目立っている。108円割れは、日米金利差から見たら「下がり過ぎ」の可能性があり、その修正が主因だろう。
来週にかけて、FOMC(米連邦公開市場委員会)、米GDP、米雇用統計など金利に影響しそうな重要イベントが相次ぐため、それらを受けた米金利の動きが、当面の米ドル/円の行方を考える上でも最大の焦点になりそうだ。
吉田恒の為替デイリー
FOMCと米金利、米ドル/円の関係
米国の金融政策を決めるFOMC(米連邦公開市場委員会)の後から、米国の金利はしばらく一方向に動く傾向がある。
米ドル/円は米金利と高い相関関係が続いているだけに、今週のFOMCの後からの米金利の動きが、米ドル/円の当面の方向性を決める可能性にも注目。
吉田恒の為替ウイークリー
FOMC後の米金利急騰の「理由」と今後の行方
先週の米ドル/円は、FOMC(米連邦公開市場委員会)後の米金利上昇の加速などの影響で、109円近辺での高止まりが続いた。最近の米ドル/円は滅多にないほど「米金利次第」となっている。
FOMC後の米金利上昇の加速は、コロナ後のある規制緩和措置終了を受けた米国債売り急拡大といった需給悪化への警戒が主因か。
ただ米金利は、短期的には空前の「上がり過ぎ」が続く。経験的には、「上がり過ぎ」の修正はFOMC後に本格化することがあるため、今週の動きに注目。
広瀬隆雄のやっぱり米国株
FOMC、現行の政策金利を維持。「緩和のピークは過ぎた」と市場は認識
このレポートのまとめ1.米連邦公開市場委員会(FOMC)では金利政策に変更なし2.経済予想サマリーの2020年のGDP予想は上方修正3...
広瀬隆雄のやっぱり米国株
FOMCは長期の低金利維持を表明、パウエル議長は議会に追加景気刺激策を要請
このレポートのまとめ1.連邦公開市場委員会は予想通り政策金利0~0.25%を維持2.インフレは予想より低く、しかも長期に低迷する...
吉田恒の為替ウイークリー
だからこそ年明け相場に期待できる「理由」
FOMCも終わり、材料も出尽くしで、早めのクリスマス薄商い入りの可能性も
ただ小動き一巡後は、その反動で値動き活発化しやすい。年明け相場には期待も!?
広瀬隆雄のやっぱり米国株
FOMCでは当分政策金利を現行の水準で維持することがシグナルされた
このレポートのまとめFOMCでは政策金利に変更なし「不確実性」という文言が声明文から削除された1995年のときより長い期間、現在...