米ドル の記事一覧
吉田恒の為替ウイークリー
米ドル/円「FOMC相場」を予想する
FOMC後の為替相場はボラティリティが上昇する可能性が高い。米ドル/円は2ヶ月以上も109~110.5円中心の小動きが続いているが、FOMCが脱・小動きのきっかけになる可能性に期待。
新たなトレンドの手掛かりとして、FOMC後の米金利上昇の再燃と米国株安拡大の可能性に要注意か。
吉田恒の為替デイリー
「中国リスク」の豪ドルへの影響を考える
ここに来て「中国リスク」への注目が拡大しているが、豪ドルは以前に比べて中国要因との連動性が薄れている。それは豪州と中国の外交関係悪化などの影響とされる。
最近の豪ドル/米ドルは、豪米金利差との相関性が高くなっているが、これは米国の金融緩和政策転換が注目されている影響もあるのではないか。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は底堅い展開。豪ドル/円は大幅続伸、そろそろ頭打ちか
米ドル/円 日足週間予想レンジ:109.00~110.70メインストラテジー:レンジ取引・ドル指数の値動きとの乖離・調整波継続も穏や...
田嶋智太郎の外国為替攻略法
対米ドルでのユーロ・英ポンドの戻りも、そろそろ一巡か
米雇用者数、8月は市場予想を下回るサプライズ
9月以降の雇用者数は再び増加傾向を強める可能性も
ユーロ・英ポンドに対する米ドル売りの流れは一服か
吉田恒の為替デイリー
豪ドル「乱高下」の背景を探る
一時0.71米ドルまで急落した豪ドルが、先週は0.75米ドル近くまで反発するなど荒れた値動きが目立っている。急反発の一因は、「売られ過ぎ」の反動か。
豪ドルは2021年すでに対米ドルで1割以上も下落。これは米金利上昇に伴う金利差豪ドル優位縮小のトレンドと重なっている。金利差のトレンドが変わらない限り、基本的には豪ドル下落トレンドが続く可能性が高いだろう。
吉田恒の為替デイリー
米政策転換とマネー逆流、翻弄される新興国
米国の金融政策転換は、これまで、基本的に外資への依存の高い新興国経済を翻弄してきた。
米緩和局面では、「米国→新興国」といった資金の流れから、新興国の多くは実力以上の通貨高となった。そして、米緩和見直しでは、「新興国→米国」といった流れから、新興国通貨の多くは大幅な下落リスクが拡大するところとなった。
吉田恒の為替デイリー
クロス円「底値圏」の可能性を考える
8月にかけて主要なクロス円は軒並み大きく下落したが、基本的に52週MA前後で踏みとどまり、経験的にはあくまで一時的な下落に過ぎない可能性となっている。
本来、株価と順相関のクロス円が7月以降株高を尻目に「異例の下落」となった動きは、じつは米金利低下の影響があったようだ。ただ、その米金利も「下がり過ぎ」圏にあることからすると、上述の「一時的な下落に過ぎない」といった判断とも一致する。
吉田恒の為替ウイークリー
ジャクソンホール後、米金利と米ドルの行方は?
注目のジャクソンホール・パウエル発言の後は米金利低下・米ドル反落。ただ米金融緩和見直しの可能性が高まった中では、米金利低下には自ずと限度があり、基本的には米金利上昇再燃を手掛かりに、米ドル高・円安再開をにらむ展開か。
物価や雇用の客観データからすると、考えられる最短のシナリオである9月FOMCでテーパリング開始が決定される可能性もありそう。
吉田恒の為替デイリー
「パウエル発言」でなぜ米金利は低下したか
注目されたジャクソンホールでのFRB議長発言を受けて、米金利低下=米ドル下落となった。これは、米2年債利回りの短期的な「上がり過ぎ」反動の影響か。
今回の金融緩和見直しの確認といったことは、基本的には米金利上昇=米ドル高要因。短期的な行き過ぎを修正しながら、基本は米金利上昇=米ドル高か?
吉田恒の為替デイリー
今週の豪ドル反発の理由と今後の焦点
先週、豪ドルは急落し、金利差からはかい離が目立ったが、今週は「ジャクソンホール待ち」となる中で反発する展開となった。これは、そのかい離の修正によるものではないか。
金利差とのかい離がほぼ是正され、ニュートラルな状態でパウエル発言を迎えることになる。当面の方向性は、金融政策を反映する米2年債利回りが、パウエル発言にどう反応するかが焦点か。
吉田恒の為替デイリー
金相場下落リスク、もう1つの要因
金相場は最近、米金利との逆相関関係が強まっている。米金融政策転換への関心が高まっていることを受けた影響か。
とりわけ、「米金利上昇=金相場下落」の相関性が高い。これは、金がなお「買われ過ぎ」で、下落要因に過敏に反応しやすいことが基本か。
吉田恒の為替デイリー
豪ドル/米ドルと豪ドル/円の「違い」
豪ドルの下落が最近にかけて拡大している。ただ、52週MAなど一部の指標との関係で見ると、対米ドルと対円ではその「意味」にかなり違いがありそうだ。
豪ドル/米ドルは下落トレンドへ転換した可能性があるが、豪ドル/円の下落はまだ一時的な可能性が残っている。以上からすると、当面の豪ドル売り戦略は米ドルに対してより有効と考えるのが基本ではないか。
吉田恒の為替ウイークリー
米国へ資金還流、資源国・新興国から資金流出も!?
先週は対円以外で米ドル一段高が目立った。米金融緩和見直しが関心を集める中で、米国への資金還流、一方で資源国、新興国などから資金流出が拡大している可能性に注目。
米ドル/円は先週、上値が重い展開となったが、これは日米金利差と連動した結果。米ドル/円の今後の行方も、米金融政策をにらんだ米金利の動きが鍵になる。
吉田恒の為替ウイークリー
雇用統計後の為替の行方と次の焦点
先週の米ドル/円は一時109円割れとなったが、週末は予想より良かった米雇用統計の結果などを手掛かりに110円台へ反発した。
米7月雇用統計で失業率が大きく低下したことにより、緩和の見直し、「テーパリング」開始が現実味を増した可能性あり。米金利上昇に連れて、米ドル/円が111円を回復、米ドル高トレンドに回帰できるかが次の焦点。
吉田恒の為替デイリー
ユーロと豪ドルの中期シナリオ再点検
ユーロ/米ドル、豪ドル/米ドルとも先週にかけ反発したが、ともに52週MAを約1ヶ月と「長く」下回る状況が続いている。経験的には、下落トレンド展開中の可能性が高い。
下落トレンドを前提に、一時的反発の目途、下落目標など、「中期シナリオ」を再点検する。
吉田恒の為替ウイークリー
8月の米ドル/円を予想する
7月の米ドル/円は反落。その中でチャート的には1月から続いてきた米ドル高・円安トレンドが崩れ、下落リスクが試されやすくなっている。
米ドル/円の下落は米金利次第か。その米金利は、株高、リスクオン続く中で低下、「謎の米金利低下」が続いた。その意味では米ドル/円の下落余地は、「謎の米金利低下」の行方次第!?
吉田恒の為替デイリー
豪ドル安へのトレンド転換と今後の行方
豪ドル/米ドルは先週まで3週連続で52週MAを下回り、一時的ではなく、豪ドル安トレンドが展開している可能性が高くなっている。
豪ドル安トレンドが展開しているなら、経験的には52週MAを1割以上下回る可能性があるだけに、0.67米ドル割れを目指す豪ドル安が展開している可能性あり。
吉田恒の為替ウイークリー
米金利で考える「一時的米ドル安」のシナリオ
米ドル/円は1月からの上昇トレンドラインを割り込み、下落リスクが試される状況が続いている。鍵を握るのは相関関係にある米金利か。
米金利は米10年債利回りの90日MAからのかい離率などを見ると、「下がり過ぎ」懸念が強くなってきた。リスクオンが続く中での米金利「下がり過ぎ」拡大には自ずと限度がありそう。
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX
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吉田恒の為替デイリー
米ドル/円の下落リスクを考える
米ドル/円は先週にかけての急落で、1月からの上昇トレンドラインを割り込み、下落リスクが拡大した。
6月のFOMC以降、米ドル/円をうまく説明してきたのは日米2年債利回り差だった。今週のパウエルFRB議長の議会証言で金融緩和の見直しに慎重な受け止め方が広がったことで、米2年債利回りがさらに低下するなら、米ドル/円も続落のリスクあり。