松本大のつぶやきの記事一覧

相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。

毎週金曜日更新
松本大のつぶやき
嫌われる
昨夕、パリからロンドンに飛行機で移動しました。パリは大変短い滞在でした。飛行機に乗る前に、ゲートで英語の大衆新聞紙が置いてあったので、一部ピックアップして機中で読みました。話題はもちろんフランス大統領選が多くを占めていました。その中に、投稿記事のよう...
GW中に思ったこと
私は今日から海外IR(機関投資家巡り)で、土日は移動に使ったのですが、それでもゴールデンウィークは長い休みで、普段は見ないテレビ番組をぼーっと見たり、新聞も普段以上にゆっくりと目を通したりしました。そんな中で、能動的ではありませんが、受動的に気付いた...
桁違い
金融の世界では"桁"を間違えないことは極めて重要です。昔、米系投資銀行でデリバティブ商品のトレーダーをしていた頃には、新しいオプションのプレミアムについて正確な理論で計算する前に暗算で大体のプライスを言い当ててみたり、或るマーケットのサイズや、或るビジ...
世界に羽ばたく
世界に羽ばたくことは、小さい頃からの私の夢です。それが英語がほぼ全く出来ないのに四半世紀前にアメリカの投資銀行に就職した大きな理由です。一度しかない人生、世界の人々と触れ合いたい、世界の様々なやり方や価値観を理解したい、世界に日本や我々のやり方や価値...
あいだ
かつて、会社法上の株式会社に求められていないことを上場会社にだけ求めるのはおかしい、との主旨のことを述べられた閣僚の方がいらっしゃいましたが、私には違和感がありました。全国300万の株式会社・有限会社の中で、たった3000の上場企業は、1000分の1のスーパーエ...
ステージ6回
今日はマネックスグループ(株)の決算発表日です。年4回ある業績発表日は、とても長くてタフな日です。そもそも決算発表日は、その前から忙しくなっているのが常で、当日朝起きた時には既に疲れていることが良くあります。そして先ずはマネックスグループの取締役会。...
鮨屋閉店その2
一昨日書いたSさんのお店。果たして、昨晩なんとかねじ込んで頂きました。凛とした雰囲気。以前通りです。先ずはにこごり。お酒は超特・三千盛。そしてわかめの上に大葉が二枚敷かれ、横にみょうがの添えられた皿に、平目の刺身と縁側。次は鰹。平目の子と白子の煮付け...
見えない部分
見えない部分は独自の伸び方をする。例えば植物。地上の伸び方は大体決まっていますし、変な伸び方をすれば剪定をすることも可能ですが、鉢植えの植物を引き抜くと、土の中では根がもじゃもじゃと想像もつかないような伸び方をしています。お天道様の下では悪事は中々出...
鮨屋閉店
先週の金曜日、古稀の先輩(飲み友達)と飲みに行ったのですが、直前(2時間前)になって行き場所を或る鮨屋に決めました。そこで更に大先輩(私の恩人です)も飛び込み参加で飲んだのですが、宴もたけなわと云う時に、鮨屋の親父曰く。-今月いっぱいで閉じることにな...
フッキング
オーストリアの北西の端、オーバーエスターライヒ州という州の、ドイツ国境に近いところに、人口104名のフッキングという村(というよりは集落に近いでしょうか)があるそうです。綴りは「Fucking」。これは流石に驚きの名前です。11世紀頃から記録に表れるということで...
雑誌社
或る好きな雑誌をパラパラとめくっていたら、或る人のインタビュー記事が出ていました。この雑誌はマイナーな雑誌ですが、独自の視点をクリアに持った、そしてテーマはかなり偏っていますが、それでも中々骨のある、或る種のジャーナリズムをきちんと持った雑誌で、私は...
話す
易経、活字と来て今日は「話す」。自分の部屋の本棚を見せるのは下着姿を見せるようなものだ、と云ったのは私の二番目に古い知己ですが、このようなコラムを書くのも、ストリーキングをしているようなものであります。昨日のつぶやきを書いてから今つぶやきを書くまで、...
活字
石原都知事の発言とか、橋下大阪市長の言動とか、或いはまた原発の話とか、色々と気にしていることは多くあるのですが、政治絡みの話はどうも反響がややこしいので、今日は(も?)避けておきます。今日は活字の世界の話を。昨日、活字の世界は危険だが楽しいと書きまし...
易経
氷見野良三さんの著された「易経入門」なる本を友人に勧められ読んでいるのですが、これがべらぼうに興味深い。易なるものは胡散臭い、もしくは奇怪なる文様、と云う印象以外は何も知らなかったのですが、自らの無教養にただただ恥じるのみ。四書五経のひとつである易経...
黄鶴楼
早くも日本に戻ってきました。武漢を飛行機が発つ前にミサイルは発射され失敗したようなので、ちょっと安心しました。昨晩、武漢の夜は、白酒(バイジュ・強い焼酎のようなもの)ショットを繰り返し、いつもながらのタフな席ではありましたが、やはりいつも通りに楽しく...
武漢その2
昨夕、武漢に着きました。先ずは空港から街へ行く道から見る夕日。温泉卵の黄身のよう。空気がかなり汚いのでしょう。街が近付くと、高層ビル・高層団地がニョキニョキと所狭しと広大な土地に建っています。ホテルに入る。典型的な中国建物の臭い。あれは石の臭いでしょ...
武漢へ
弾丸ツアーのようなアメリカ出張からまだ帰ってきたばかりの気もしますが、今は中国・武漢に向かっています。1ヶ月ほど前に行く予定だったのですが、ちょっとした事情で急遽延期し、今回行くものです。武漢とは揚子江中流の都市で、西域を除いた中国の、ちょうど真ん中...
400年
なんと始まってから400年目に当たるという、将棋の名人戦が始まりました。徳川家康が1612年に初代名人を認めたのが始まりと云いますから、なんとも長い間伝統が引き継がれてきたものだと思います。チェスは黒と白と駒が分かれていますが、将棋の駒は王と玉以外は敵も味...
今年の花見
花見は、桜がキレイだから心に触れるのか、それとも友人と一緒に見るから心を動かすのか。もちろん両方あると思うのですが、私の中では後者のウェイトが高くなってきている気がします。唐代の七言古詩の一句である、年年歳歳花相似 歳歳年年人不同(ねんねんさいさいは...
振り込め詐欺
今日私の所に、海外から白いシンプルな封筒が届きました。如何にも業務用連絡のような様相。中にはやはりシンプルな紙が一枚。全て英語ですが、簡単な請求書のような見た目。控えめで、業務に徹した雰囲気。振込先の口座情報と、請求額がサラッと書いてあります。会社宛...