今朝は日本列島中で、空を見上げて輪っかをみようとした人が多かったのではないでしょうか。斯く云う私もその一人です。輪っかを見上げると云うのも、良く考えると空虚というか、「何の為だろう?」とも悩みかねない行動ですが、やはり自然現象としては中々圧巻で、私は都合一時間ぐらい断続的に見上げていました。そもそも天体観測は小さい頃から大好きなのです。
日食グラスを通して輪っかが見えた時は少々感慨がありましたが、そのあと雲で隠れてしまい、あぁー見えなくなってしまった、と裸眼で雲を見ていたら、徐々に雲が薄れてきて、裸眼でくっきりと綺麗に輪っかが輝いて見えた時は、感慨ではなく感動しました。やはり裸眼の方が自然現象の中に自分が居るようで、感じ方がよりリアルでダイナミックです。お隣の国中国・北京では、当社社員からの報告によるとスモッグを通して普通に裸眼で日食が見えたようで、これは現地に居ないと分かりませんがどんな感じ方をするものでしょうか。
輪っかと云うと思い出すのはLOOPYと呼ばれた某国の元首相。今日は全国のテレビで輪っかが映し出されていましたが、LOOPYが毎日映し出されていた頃より、日本はいい方向に向かっているでしょうか。輪っか観測での反省はひとつ。ピンクフロイドのEclipseを掛ければ良かった。後悔先に立たず。今晩テレビの映像でも見ながらイヤホンで大音量で聞くのがいいかも知れません。いずれにしろ今日は晴れて良かった!