昨夕、パリからロンドンに飛行機で移動しました。パリは大変短い滞在でした。飛行機に乗る前に、ゲートで英語の大衆新聞紙が置いてあったので、一部ピックアップして機中で読みました。話題はもちろんフランス大統領選が多くを占めていました。
その中に、投稿記事のような署名記事で、見出しからして眉をひそめるような大きな記事がありました。サルコジ前大統領に対する悪口です。大統領就任当初からの様々な言動、私生活、云々。お国柄もあるのでしょうが、ここまで書くかと。しかしそう云うことを書かれてしまうことが、サルコジが選挙に負けた大きな原因なのでしょう。或る意味でそれでもあれだけ健闘したというのは、凄いというか、相手が心配というか、中々複雑ではありますが、サルコジが"心情的に"広くフランス人から受け入れられなかった大統領であることは、おおよそ当たっているのでしょう。
この情の部分とは、どんな国でもどんな文脈でも中々大切なものです。私人から公人に至るまで、人にどう見られるかは社会生活をしていく上で重要ですね。