松本大のつぶやきの記事一覧

相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。

毎週金曜日更新
松本大のつぶやき
クリスマス
クリスマスはキリストの誕生記念日で、紀元1年に生まれた訳ですから明日で1998才です。しかし当然人類はそれよりもずっとずっと前からいた訳で、かつ大脳の大きさもそのかなり以前から今と変わらないでしょうから、文明が発展した歴史は人類の歴史の本当に最後のひ...
クリスマス・スペシャル
正確には天皇誕生日スペシャルですが、まぁいいでしょう。一年前のことを思い出してマネックス秘話を少々つぶやきたいと思います。去年の今頃は、まだマネックスが生まれる前です。ソニーの出井社長に初めてお目にかかってお話ししたのが11月の始めで、まだほんの2、...
髪の毛の色
年末でマーケットも随分静かになってきたようなので、昨日に続いて金融とは全く関係ない、「色」に関するつぶやきをご容赦下さい。最近髪の毛の色が随分茶色っぽい人が増えているように見えるのですが、これはみんな染めているのでしょうか?私は一つ仮説を立てたのです...
熱帯魚
本日取材でブルムバーグ社に行って参りましたが、何でも社長(マイケル・ブルムバーグ)の趣味だとかでオフィスの中に素敵な熱帯魚の水槽がいくつもありました。フト思ったのですが、熱帯魚ってどうしてあんな色とか形をしているのでしょうか?自然界のいろいろな造形に...
会計基準
世間では某外資系証券会社による仕組債の販売に絡んだ問題などが騒がれており、当局も摘発などに力を入れていますが、私は以前から日本における企業会計基準が、このような債券などを購入する動機の温床になってきたと思っています。御存じのように日本の会計基準は欧米...
企業のグループ化
企業が大きなグループの一部となるグループ化が一部で進行しているようにみえます。異なる背景を持った企業が統合する動きは、人的リソースや顧客ベースなどを補完したり効率化できるのでいいことだと思います。その一方で過剰な資本や流動性を背景に、超大企業が他の企...
均衡点
情報や流動性が完全な世界では、全ての金融商品はいわゆる「均衡点」に並びます。乱暴な言い方をすると、どの株を買おうが、債券を買おうが、たんす預金をしようが、リスクを調整した後のリターンは全て同じになるのです。しかし分散投資理論、或いはモダンポートフォリ...
アメリカ
今日、チー・フー・ファン教授が私のオフィスを訪ねてくれました。彼はアメリカにおいて金融経済学、特にデリバティブにおいて大変高名な大学教授で、私が何度か書いているLTCMというヘッジ・ファンドにも参画した人物です。LTCMの失敗の後、彼はLTCMを辞め...
売買単位
伊藤忠テクノサイエンスが東証1部に上場しましたが、株価は約5万円、1売買単位は100株ですから、取引できる単位は約500万円です。個人では中々手が出しにくいですよね。前にも書いたことがありますが、この単位株制度というのは日本の株式市場の健全な発展に大...
E・コマース
アメリカではクリスマスを控えてインターネット上のオンライン・ショッピングが今年もまた大幅に伸びそうです。しかし今朝のヘラルド紙によると実際の商品のデリバリーが遅れるという問題が出ているようです。これは新規参入者だけでなく、アマゾンなどの大手においても...
オークション
アメリカでもっとも成功しているサイトのひとつにeBayがあります。これはいわゆるオークション・サイトです。インターネットを利用したビジネスであるeコマースのほとんどがBtoC(ビジネス・トゥー・コンシューマー)と呼ばれる、企業・消費者間ビジネスである...
JWM
ドリーム・チームといわれたヘッジ・ファンド、LTCMのメンバーによる新しいファンド(JWM)の設立についてはひと月ほど前(11月11日参照)に一度書きましたが、ついに来週にはクローズする予定となりました。一度大きな傷を負ったトレーダー達が、果たしてま...
買われ過ぎ?
今朝の新聞によるとナスダックの信用売り残が過去最高に脹れ上がっているとのことです。これは近々マーケットが売られると見て信用商いでいわゆる空売りを建てている額が大きいということです。特にハイテク関連株に信用売り残が大きいようです。では果たしてマーケット...
テクニカル・アナリシス
以前にチャート分析についてつぶやいたことがありますが、チャート分析にもいろいろありますし、チャート分析以外にも多数の、いわゆるテクニカル・アナリシスがあります。オシレーターであるとか、先日書いたような売りと買いの注文の比率であるとか、数えればきりがあ...
アイ・ドント・アンダースタンド
シアトルでのWTOは決裂して幕を下ろしました。途中暴動も起こりました。米国中、世界中からいろいろな利益背景を持った人達が集まっていたところに、クリントン大統領及び米国政府がそれぞれの国・団体の言い分につき「アイ・アンダースタンド」と言ったところ、「何...
投資家指数
今朝の日経新聞によると、米国のオンライン証券会社であるアメリトレード社が、自社で受付ける株式の売買注文における「買い」注文の比率を「オンライン投資家指数」として今後公表するとのことです。つまりその指数が50を超えるか下回るかで投資家全体の動向を知る材...
シャープ・レシオ
ヴォラティリティーという言葉があります。日本語で言うと価格変動率といいます。(統計における標準偏差にあたります。)これはリスクと同じ概念です。アメリカにおいては、例えばあるファンドの成績を見る時に、単にリターンで比べるのではなく、リターンをヴォラティ...
師走
暦の名前の付け方は中々面白いですね。本当の春分・秋分の日を国民の休日にしてしまう日本はやはり情緒に溢れていて、各月にも趣のある名前が付いています。今日から12月ですが、12月は御存じのように「師」(先生)も走っていろいろと越年の準備をしなければいけな...
為替介入
中央銀行による為替介入は当然その瞬間はかなり効き目があります。但し中・長期的に見ると歴史的に見て殆ど全てのケースで元のトレンドを止めることはできず、中央銀行は「やられて」終わります。マーケットにおいて流れに棹さすことがどれだけ無益なことかよく分かりま...
オリエンテーション・コミティー
一昨日の土曜日に第1回のオリエンテーション・コミティーを開かせて頂きました。北は岩手、南は熊本からお客様にお越し頂き、忌憚のない御意見を拝聴させて頂くとともに、弊社といたしましても率直な回答をさせて頂いたつもりです。オンライン証券というヴァーチャルな...