光は白色ですが、それはいろいろな色、波長の光が集まって、結果として白色に見える訳です。光ファイバーを使って通信する技術の分野において、1本のファイバーの中を何種類かの違う波長の光に分割して利用する技術、即ちあたかも何本ものファイバーを使うのと同じ容量の通信を1本のファイバーで行なってしまう技術をDWDMと言います。
まるで錬金術のような技術ですね。一言でインターネット関連分野と言う時に、このように本当に生産効率を上げるような技術革新の起きている部分と、従来からの技術の利用であるとか、技術革新とは関係ないコンテンツ開発の部分とかが混ざっています。技術革新によって生産性が爆発的に上がる部分とそうでない部分とでは、当然経済的な価値も随分異なってきます。ネット関連株は玉石混淆とも言われますが、このような技術の査定を丁寧に行なって行くべきだと思います。