本日取材でブルムバーグ社に行って参りましたが、何でも社長(マイケル・ブルムバーグ)の趣味だとかでオフィスの中に素敵な熱帯魚の水槽がいくつもありました。フト思ったのですが、熱帯魚ってどうしてあんな色とか形をしているのでしょうか?自然界のいろいろな造形には通常必然的な理由があります。天敵から身を守るためとか、種の保存のためとか。でもあんなに目立って身を守っているとは思えませんし(魚って保護色的な色合いのものは随分ありますよね)、昆虫でもあるまいし身体を大きく見せる必要もないように思えます。魚は目が悪そうなので、同種の間で惹きつけるためとも思えません。当然強い太陽光線がその組成には寄与している筈ですが、目的が分かりません。あんな綺麗なものを造ったのは、単なる自然のいたずらでしょうか?或いは勝手に私たちが綺麗だとか思いこんでいるだけなのでしょうか?天敵から見るとドギツイだけなのかも知れませんね。全ては相対的な価値でしかないということでしょうか?
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。