クリスマスはキリストの誕生記念日で、紀元1年に生まれた訳ですから明日で1998才です。しかし当然人類はそれよりもずっとずっと前からいた訳で、かつ大脳の大きさもそのかなり以前から今と変わらないでしょうから、文明が発展した歴史は人類の歴史の本当に最後のひとコマで、そしてそれを支えたのは文字と紙の発明によって、同時代の大勢の人、或いは先達の知恵をみんなで共有してその上に更に知恵を積み重ねることが可能になったからでしょう。そう考えるとインターネットという世界中の人が簡単に共有できるインフラと、英語というある意味で簡単な道具としての言葉の使用はこれから先更に文明の発展を即すことになるのではないでしょうか。そもそもインターネット・プロトコールはフランスで発明されたらしいのですが、アクサンとか厄介なもののせいで日の目を見ず、アメリカにわたって26個のアルファベットだけによって表現できるようになって爆発的に伸びたとも言われています。最近の新聞を見ていると、猫も杓子もネットといった感じですが、要は電話とか本と同じようなものですから、特別に騒がれなくなる日も近いのではないでしょうか。