アメリカではクリスマスを控えてインターネット上のオンライン・ショッピングが今年もまた大幅に伸びそうです。しかし今朝のヘラルド紙によると実際の商品のデリバリーが遅れるという問題が出ているようです。これは新規参入者だけでなく、アマゾンなどの大手においても同様の問題が起きているようで、今後の大きな課題となるでしょう。
店が混むとか、或いは朝までシャッターが開かないというのはある意味で良くできた需要制御の仕組みであって、インターネットによってそれが解き放たれると状況が大きく変わってきます。恐らく今後この新しい状況の中で、新しい供給の仕組みに限らず、需要の制御の仕組みも編み出されて行くのでしょう。このテーマはオンライン証券においても同様の意義がありますので、興味深く見て行きたいと思います。