この時期だけは牛乳を頻繁に飲みます。牛乳はきらいじゃありません。むしろ毎朝飲みたい。でも、大人になってから気がつきました。牛乳を飲むとお腹の調子が良くないことに。乳糖を分解する酵素(乳糖分解酵素=ラクターゼ)の働きが弱い、あるいは少ないタイプの人はお腹の調子を崩すようです。
私が子供の頃は、出されたものは残さず最後の米粒一粒まで頂く、という教えでしたので、給食に出された牛乳は残さず飲んでいたものですが、大人になってから身体に合わない事に気がついたのです。というわけで日常的に牛乳を飲むことはなくなったのですが、しかし、この時期だけはどうしても牛乳が必要です。
八百屋やスーパーの店頭に並ぶ色鮮やかな苺。春を感じる果物ですね。苺の甘酸っぱい果肉は牛乳と一緒に頂くのが格別です。子供の頃は苺用のスプーンがあって、果肉を潰していちご牛乳のようにして食べたものですが、当時は熟していない酸っぱい苺にはたっぷり砂糖をふりかけたりしていました。そんな食べ方をしていた方、少なくないのでは?!苺と一緒に牛乳を飲む時に限って、具合が悪くなることが少ない気がします。気の所為でしょうか。
それにしても苺の価格、上がりましたね。インフレ前、安いものなら1パック398円程度で買えたはずですが、今、私が住む近隣のスーパーではこの値段では買うことはできません。最安値で598円、高いブランドものだと1000円近くにもなりました。もはや食事がとれるではないか、とつい財布の紐を締めてしまいたくなるのですが、それでも、この時期だけの季節を味わいたい。苺売り場の前でどの苺を買って帰ろうかとひとしきり悩むのもこの時期の楽しみです。
- 大橋 ひろこ
- フリーアナウンサー
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フリーアナウンサー/ナレーター/個人投資家。福島県出身。アナウンサーとして経済番組を担当したことをきっかけに自身も投資を始め、現在では個別株、インデックス投資、投資信託、FX、商品先物と幅広く投資している。個人投資家目線のインタビューに定評があり、経済講演会ではモデレーターとして活躍する。自身のトレードの記録はブログで赤裸々に公表しておりSNSでの情報発信も人気。一時期は海外映画やドラマの吹き替えなど声優としても活動していたが、現在は経済番組に専念。現在ラジオNIKKEIなどで経済番組レギュラーを多数抱え、キャスターとしても多忙な日々を送っている。