アクティビストタイムズの記事一覧

日本の株式市場に大きな影響を与えるアクティビストの動きを短くまとめて配信していきます。読者の方の投資の一助になれば幸いです。

原則として火曜日に更新
アクティビストタイムズ
テレビ朝日、三菱倉庫、興味深い株主提案の続く株主総会シーズン
ストラテジックキャピタルの提案はすべて否決 興味深い株主提案:三菱倉庫(9301)とテレビ朝日(9409)
スマートフォンでお気軽に、ますます手軽になる議決権行使
前回の記事で、ストラテジックキャピタルの株主提案についてのアンケートをお願いしました。すでに多数のご回答をいただいております。誠にありがとうございます。ご回答の中で、やはりと思うと...
ストラテジックキャピタルは投資先に何を提案したか?
ストラテジックキャピタルが広告を出した株主提案先の会社は、京阪神ビルディング(8818)、蝶理(8014)、東レ(3402)、淺沼組(1852)、極東貿易(8093)、世紀東急工業(1898)の6社です。...
アクティビスト「ストラテジックキャピタル」は投資先に何を求める?(1)
6月1日の日経新聞に日本のアクティビストである「ストラテジックキャピタル」が全面広告を掲載しました。広告の内容はストラテジックキャピタルがウェブサイトに公開されています。ストラテジッ...
アクティビストはJR九州に何を求める?(2)決戦の日、6月23日の結果に注目
JR九州(9142)に投資するアクティビスト、ファーツリーはJR九州の過去の業績ならびに株価実績に不満があり、特に資産構成を問題視していると前回説明いたしました。今回はファーツリーがその問...
アクティビストはJR九州に何を求める?(1)JR九州のセグメント別売上高の特徴とは
JR九州(9142)は2016年10月にJR本州三社(東日本・西日本・東海)に続く形で上場しました。続く形とは言いますが、上場時期は、東日本が1993年、西日本は1996年、東海は1997年なので実にJRグル...
2020年株主総会に向けた動き
これまでの連載の中で、アクティビストの活動内容が変わってきていることを繰り返しご説明してきました。特にお伝えしたいのは、アクティビストが短期的な利益を追求し、かなりの株数を保有する...
グローバル市場でも発揮された任天堂のブランド力の裏にひそむ「課題」
任天堂(7974)が5月7日に発表した2020年3月期の決算は、売上高が前年比9.0%増の1.3兆円、営業利益は41.1%増の3,500億円と増収増益の好決算でした。新型感染症の影響もあり、来期は売上高で8.3%...
決算から見える任天堂とディズニー・ネットフリックスの違い
前回の記事で、バリューアクトは任天堂(7974)をウォルト・ディズニーやネットフリックスのような世界的エンターテイメント会社になりうるとしている、と説明しました。ディズニー、ネットフリ...
「ディズニーのような世界的企業に」―アクティビストが期待する任天堂の可能性
バリューアクトによる任天堂(7974)への投資が報道されたのは2020年4月21日でした。翌22日の任天堂株は前日終値の46,030円から一時1,000円以上上昇、結局950円(2.1%)高の46,980円で引けまし...
米国アクティビストのダイナミズム
ここまで国内でのアクティビストの動きを取り上げてきました。いずれの会社も大きな会社ではありますが、たとえば前田道路(1883)で時価総額は約2000億円、サン電子(6736)や芝浦機械(6104)...
コロナ危機下でアクティビストはどう動いているのか?
株式を買い付けて議決権を握り、経営陣を送り込んで会社の資産を奪う。そうした投資家はハゲタカ・乗っ取り屋などと呼ばれ、必ずしもよい印象を持たれていません。本連載に登場するアクティビス...
アクティビストが総会で勝利、サン電子(6736)株価はどうなったか?
サン電子(6736)経営陣とオアシスの対決は2020年4月8日の臨時株主総会に持ち込まれました。この株主総会では会社提案が否決され、株主提案がいずれも可決されるなど、アクティビストであるオア...
iPhoneをロック解除できる会社の価値は!?
前回の記事で書いたようにサン電子(6736)はゲームソフトを含めた様々なビジネスを行っています。その中でここ数年の成長事業がイスラエル子会社「セレブライト」社を中心とするモバイルデータ...
スマートフォン情報解析会社の企業価値を巡る――サン電子(6736)とアクティビスト
ジャスダック上場会社であるサン電子(6736)。1971年に愛知県で創業した電子機器メーカーの同社は、通信機器やモデムなどのコンピュータシステムを製造しています。パチンコホール向けのコンピ...
アクティビストが狙う建設会社(5)アクティビストが狙う会社、狙わない会社
ここまで4回の連載で見てきたように建設会社は、アベノミクス・東京五輪を前にした建設好況の中で大きな利益を上げてきており、利益が積み上がってきていて、また、歴史が長い会社も多いことか...
アクティビストが狙う建設会社(4)前田道路(1883)の3つの重大発表
前回、前田建設工業(1824)による前田道路(1883)のTOBについてご説明しました。簡単にまとめると、もともと20%超の株を保有していた前田建設工業が前田道路にTOBを行い、前田道路はそれに反...
アクティビストが狙う建設会社(3)前田道路(1883)攻防戦
前田道路(1883)は国内の道路建設を行う会社で業界2位の大手です。業績も安定しており、リーマンショックが起きた2007年から2009年にかけても営業利益・最終利益を確保しており、東日本大震災...
アクティビストが狙う建設会社(2)五輪へ、追い風の吹いた建設業界
2012年にいわゆるアベノミクスが始まり、2013年には東京オリンピックの開催が決まりました。その結果、建設業は好景気が続きました。2013年度には売上高が28.8兆円で営業利益が1.2兆円であった...
アクティビストが狙う建設会社(1)優良資産と業績好調
東京駅から八重洲方面を望むと京橋地区に超高層ビルが増えていることに気づきます。ブリヂストンが入居する東京スクエアガーデン、ホテルの入る京橋エドグラン、さらに京橋トラストタワー、そう...