金利 の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
ゴールド反発の理由とその「限界」
金相場、ゴールドは、2020年夏頃からこれまで以上に米金利との逆相関関係が強くなっていた。この関係を参考にすると、最近にかけての金相場反発は、米金利急騰一服の影響が大きいだろう。
金相場と米金利の逆相関関係がこの先も続くなら、金相場の反発は米金利低下終了で一巡する可能性あり。1800米ドル以上は金相場の目先的な反発の限度の可能性も。
吉田恒の為替デイリー
米景気「絶好調」でも米ドル反落の理由
3月の米景気指標は、雇用統計やISM景況指数など軒並み予想を大きく上回る改善となっているが、米金利は低下し、それに連れる形で米ドルも反落となっている。
米景気が絶好調でも、米金利低下=米ドル反落となったことを説明できそうなのは、移動平均線からのかい離率などが示していた空前の米金利の「上がり過ぎ」ということではないか。
吉田恒の為替デイリー
「激変」した為替と株、金利との関係
2020年3月の「コロナ・ショック」一段落後、為替は株高・米ドル安といった具合に、株価が主な関数になってきたが、それが最近は金利差に変わってきた。
「コロナ後」の為替の関数が株から金利に変わったことで、為替の行方もこれまで以上に米金利の見極めが重要になっている。
吉田恒の為替ウイークリー
FOMC後の米金利急騰の「理由」と今後の行方
先週の米ドル/円は、FOMC(米連邦公開市場委員会)後の米金利上昇の加速などの影響で、109円近辺での高止まりが続いた。最近の米ドル/円は滅多にないほど「米金利次第」となっている。
FOMC後の米金利上昇の加速は、コロナ後のある規制緩和措置終了を受けた米国債売り急拡大といった需給悪化への警戒が主因か。
ただ米金利は、短期的には空前の「上がり過ぎ」が続く。経験的には、「上がり過ぎ」の修正はFOMC後に本格化することがあるため、今週の動きに注目。
吉田恒の為替デイリー
「止まらない米金利上昇」の考え方
米金利上昇が続いている。「金利は景気で決まる」といった意味で、代表的な米景気指標などとの関係を参考にすると、米10年債利回りは2%超へ一段の上昇に向かう可能性あり。
ただ短期的には、記録的な「上がり過ぎ」懸念拡大となっている。経験的には、FOMC終了後間もなく金利の行き過ぎは一巡するパターンがあるため、目先的に米金利上昇が一段落する可能性にも注目。
吉田恒の為替デイリー
FOMC後に転換した米金利「行き過ぎ」
米10年債利回りは、90日MAからのかい離率などで見ると、記録的な「上がり過ぎ」の可能性あり。
経験的に、米金利の行き過ぎた動きは、FOMC後間もなく転換することが少なくなかっただけに、足元の「上がり過ぎ」が一巡、一旦低下に転じる可能性も注目。
吉田恒の為替デイリー
金相場、1800ドルに反発後1500ドル割れへ!?
年明け以降、金相場と米金利、たとえば米10年債利回りは、「金相場下落=米金利上昇」といった具合に高い逆相関関係が続いてきた。この関係が続く中では、金相場の行方は米金利次第ということになる。
その米金利、短期的には「上がり過ぎ」修正リスクがあるものの、中長期的には一段の上昇見通し。そんな米金利との関係からすると、金相場は当面1800米ドル以上まで反発するものの、その後1500米ドル割れへ向かう見通しになる。
吉田恒の為替デイリー
「米金利本位制」の今後のシナリオ
米ドル/円など為替、そして金相場なども米金利との相関性が高くなっている。米金利のボラティリティーが高まり、注目が高くなっている影響が大きそうだ。
多くの相場が米金利次第といった「米金利本位制」がこの先も続くとして、その米金利は短期的に「上がり過ぎ」、ただ中長期的にはまだまだ「下がり過ぎ」修正の道半ばの可能性がありそうだ。
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX
2021年はクロス円の上昇トレンドに注目
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先進国の長期金利が軒並み上昇
吉田恒の為替デイリー
金相場急落の「理由」と今後の行方
2020年夏にかけて急騰、最高値更新となった金相場が、その後は急落となっている。この金相場急落は、じつは金の1つの側面である安全資産の代表格、債券価格と類似してきたもの。
この類似関係がこの先も続くなら、中期的な債券利回り上昇(債券価格下落)見通しの中で、金相場も一段安リスクが残っている可能性あり。
吉田恒の為替ウイークリー
米金利上昇クライマックスで米ドル高も一服!?
米金利上昇に連れるかたちで米ドルは先週、一時108円半ばまで一段高となった。ただ、米金利は「上がり過ぎ」懸念が強く、一旦低下に向かう可能性あり。
米ドル高・円安はテクニカルにおける重大分岐点を迎えている可能性あり。金利低下に向かったとして米ドル安となるのか?株価の動向も鍵になる可能性。
吉田恒の為替デイリー
為替の株離れ、金利への回帰の意味
コロナ後の為替は、米ドル安・株高といった具合に、株価との相関関係が続いてきた。しかし、最近ではそれが変わり、為替と金利差との相関性が強くなってきた。
「為替は金利で決まる」という基本に戻ったのであれば、米ドルの場合、米金利の短期的な「上がり過ぎ」をこなしながら一段と上昇する見通しのもとでは、米ドル高の可能性が高いか。