ストラテジーレポートの記事一覧

チーフ・ストラテジスト 広木隆が、実践的な株式投資戦略をご提供します。

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ストラテジーレポート
ベストシナリオが現実のものとなる可能性
インフレが本当に落ち着くかが非常に重要 懸念点は労働市場の状況 株式市場にとっては、Comfortableな(居心地の良い)環境へ
すべて想定通りだが… 「そうは問屋が卸さない」か??
失業率の急上昇というような状況がない中で、真の景気後退には至らない 市場はややイイとこ取りで楽観に傾き過ぎ 基本シナリオは戻り歩調を辿るというものだが、行きつ戻りつするだろう
米国のインフレはピークアウトが近い 長期金利安定で株高の素地整う
次回7月の米国CPIは6月より落ち着いたものになる CPI上振れによる1%利上げ観測浮上も問題ない マーケットが悲観的でいるのも、あと1ヶ月だろう
【米国株】2022年後半の株高シナリオ 再確認
米国景気はすでに事実上のリセッションにあると言ってもよいだろう インフレ、利上げ加速もピークを超えて景気後退期は6合目過ぎ 「株価は景気後退のボトムの前に上昇する」
2022年の麦わら帽子
ロート製薬をはじめ猛暑関連株の株価は好調 『麦わら帽子は冬に買え』 今年の麦わら帽子は「日経平均気候変動1.5℃目標指数」
日本株が強い理由-フォローアップその1
ようやく売り一巡感が出てきた 日本の景況感は改善、明るいニュースも多い 背景にはコロナ禍からの企業業績の回復
年後半、相場上昇の確信度高まる
今年の前半の市場低迷理由はFEDの引き締めペースの先鋭化 参考:米国の10年債利回りに対する、今のS&P500の理論値 振れるだけ振れた振り子の針は大きく反対に揺り戻される
日本株が強い理由
日本株は世界の中で相対的に堅調 20年ぶりの円安、景況感の改善、政治のスタンス変化と理由は複数 インフレは日本では悪材料にあらず、デフレスパイラルを絶つ好機
株はインフレヘッジになるか
インフレが高まる局面では株価は上がるがインフレ率の上昇に追いつけない 日本のインフレはせいぜい数%、長期では株式の名目リターンは極めて高い コスト上昇を価格転嫁できる強いブランド力のある企業への投資こそ堅実なインフレヘッジ
市場の懸念は世界景気後退に!?そうであるならば、問題ない
株価が景気敏感になってきた 景気減速程度はあってもリセッションに陥ることはない 相場低迷は極めて低い確率で発生することの織り込み
米国株の調整は終了
米国株の調整は最終局面、株価は適正値まで調整した インフレの伸びの低下で長期金利の上昇もピークアウト もっとも深刻な局面は過ぎた
日銀のファインプレー
大規模緩和の維持の為の運用方法を日銀は明確に打ち出した 日銀のスタンスを好感して株式市場が「買い」で反応 GW明け、株価は再度、上値を試しにいく展開か
しばらくは上値が重い展開 GW明けから潮目が変わるか
米国株はもみ合い。S&P500の移動平均線も収斂 今の環境で米国金利上昇が続くなら米国株は上がりようがない しかし米国長期金利上昇は止まる可能性が高いだろう
インフレ鎮静化の兆し
CPI鈍化の兆しで、一部に「インフレピーク説」が台頭 エネルギー価格の上昇が止まればインフレは問題ない水準に 市場の利上げ織り込みは来月発表の4月分CPIを受けて修正か
価格転嫁力がパフォーマンスのカギ
原材料価格の高騰によるコスト増が収益を圧迫 大幅なコスト上昇を、販売価格に転嫁できるかがカギ トップ10とワースト10を確認
逆イールドは問題か
米国の逆イールドは景気後退のシグナルか? 逆イールドと景気の間には相関関係はあるが因果関係はない 世間はネガティブ志向だが、インフレは落ち着いてくるだろう
米国金利の上昇とバリュエーション
米国の長期金利上昇は日本株にとって追い風 米国金利上昇は米国株の調整を招くという点では警戒が必要 特異な視点として、米国株式市場はFEDの利上げ終了を早くも見切っている?
原油価格とインフレ
原油は急落で終わりがみえたが落ち着きどころはまだ先 賃金インフレもピークアウトの兆し 夏ごろにはインフレの沈静化がはっきり見えるだろう
「銃声」から1週間
物事には常に二つの側面がある 景気、インフレ、FRBの金融政策がバランスよく収まる局面は年半ば 当面の焦点は原油価格の動向
今回も「銃声が鳴ったら買え」だった
典型的なBuy on rumor, sell on fact(噂で買って、事実で売る)の逆 今後はロシアのウクライナ実効支配が既成事実化 2018年相場との類似性も金利対比の株のバリュエーションが異なる