ストラテジーレポートの記事一覧

チーフ・ストラテジスト 広木隆が、実践的な株式投資戦略をご提供します。

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ストラテジーレポート
米国株の調整は終了
米国株の調整は最終局面、株価は適正値まで調整した インフレの伸びの低下で長期金利の上昇もピークアウト もっとも深刻な局面は過ぎた
日銀のファインプレー
大規模緩和の維持の為の運用方法を日銀は明確に打ち出した 日銀のスタンスを好感して株式市場が「買い」で反応 GW明け、株価は再度、上値を試しにいく展開か
しばらくは上値が重い展開 GW明けから潮目が変わるか
米国株はもみ合い。S&P500の移動平均線も収斂 今の環境で米国金利上昇が続くなら米国株は上がりようがない しかし米国長期金利上昇は止まる可能性が高いだろう
インフレ鎮静化の兆し
CPI鈍化の兆しで、一部に「インフレピーク説」が台頭 エネルギー価格の上昇が止まればインフレは問題ない水準に 市場の利上げ織り込みは来月発表の4月分CPIを受けて修正か
価格転嫁力がパフォーマンスのカギ
原材料価格の高騰によるコスト増が収益を圧迫 大幅なコスト上昇を、販売価格に転嫁できるかがカギ トップ10とワースト10を確認
逆イールドは問題か
米国の逆イールドは景気後退のシグナルか? 逆イールドと景気の間には相関関係はあるが因果関係はない 世間はネガティブ志向だが、インフレは落ち着いてくるだろう
米国金利の上昇とバリュエーション
米国の長期金利上昇は日本株にとって追い風 米国金利上昇は米国株の調整を招くという点では警戒が必要 特異な視点として、米国株式市場はFEDの利上げ終了を早くも見切っている?
原油価格とインフレ
原油は急落で終わりがみえたが落ち着きどころはまだ先 賃金インフレもピークアウトの兆し 夏ごろにはインフレの沈静化がはっきり見えるだろう
「銃声」から1週間
物事には常に二つの側面がある 景気、インフレ、FRBの金融政策がバランスよく収まる局面は年半ば 当面の焦点は原油価格の動向
今回も「銃声が鳴ったら買え」だった
典型的なBuy on rumor, sell on fact(噂で買って、事実で売る)の逆 今後はロシアのウクライナ実効支配が既成事実化 2018年相場との類似性も金利対比の株のバリュエーションが異なる
インフレ懸念はいつ収まるか
インフレの問題は「水準」よりも「上昇率」 CPI上昇率のピークはあと少し ピークアウトを確認すれば市場の懸念は後退
決算前半で好業績を確認 相場底打ち確認まであと一歩
ファンダメンタルズの良さが明確な中の逆行安なら、絶好の買い場 米国株は今晩の雇用統計も波乱含み、まだ完全には気を緩められない 日本株は企業業績の堅調が決算発表で鮮明に
最悪を想定し、最善を望め
日経平均の下値目処の考え方 企業決算は序盤戦ながら好調な決算も FRBの金融政策、ポイントは米国債のイールドカーブ
ここが堪えどころ
FRBの金融政策の大転換に市場が敬意を払っている 今の市場の混乱の源はインフレ 今が一番苦しい時期
不感症 ‐いつか遅れて好材料に反応するだろう
事態が好転する兆しが複数見られるが市場は反応していない タイムラグ(時間差)を伴って織り込みにいくというのがメインシナリオ TOPIXコアの堅調さが全体に波及するか
大発会大幅高に見る今年の本命銘柄
今年の大発会は幸先いいスタート 真のDXにトヨタはたどり着いた 企業価値評価の中心は真のDX企業への変革に
【更新】2022年日本株相場展望
日経平均の来期予想EPSを2,385円と仮定し、PER15.5倍で約3万7000円 来年は相対感から日本株の出遅れ修正が期待できる 日経平均予想レンジは2万9000円~3万9000円
来年は冴えない相場に 日経平均の上値はせいぜい3万8000円程度 ここからわずか9000円しか上がらない、つまらない1年に
来年の日経平均の上値は3万8000円程度 マーケットに対する政治からの逆風は続く 資本主義の活力が喪失される警戒感が海外投資家離れにつながる懸念
日本沈没
グローバル株式市場で日本株のウエイトが地盤沈下し続けている スタートアップ育成にはまず受け皿=市場の育成を 市場を重視しない政権のもとでは相場の活気が失われるのも当然か
2022年の日経平均予想レンジ
企業業績の増益基調は続く PERを過去平均の15倍として3万5850円が2022年の基準値 日経平均予想レンジは2万9000円~3万9000円