相場一点喜怒哀楽の記事一覧

個人投資家の強い味方「トレーダーズ・ウェブ」を運営する(株)DZHフィナンシャルリサーチの日本株アナリスト、東野幸利氏の相場コラムです。

毎週火曜日に更新
相場一点喜怒哀楽
第471回 「ダマシ」の反動
TOPIX(東証株価指数)が8月29日、昨年11月のトランプショック時の安値を起点とした中期の右肩上がりのトレンドライン上にタッチしました。すでに、トレンドラインを割り込んでいる日経平均は同...
第470回 弱気の「N」と強気の「T」
少し動きが不安定になってきたニッポン株。こう着相場に慣れていたせいか、8/9のように少し下げ幅が大きくなると、売りを出したくなる、それがさらに下げ幅を広げる要因になる、そんな動きだっ...
第469回 円高の勢いも低減、ドル/円は陽線か
ドル/円相場は、フィボナッチ級数の「233」日移動平均線で下げ止まりませんでしたが、8月に入ってからは、週足の52週線(これも日数換算すると233日移動平均線とあまり変わらない)がサポート...
第468回 業績買いは疑心暗鬼から期待へ
米国株式市場ではナスダックの上昇が目立っています。最近では、アメリカの動画配信サービスを手掛けるネットフリックスの決算などが材料となり、再び騰勢を強める動きになりました。物色が連動...
第467回 日経平均は1000円高下の法則か?
とにかく動かない日本株。先週の日経平均の高値と安値の幅はたったの178円でした。これは、大納会や大発会の週を除く(日数が少ない年があるため)と、2012年10月以来の小ささ。当時はアベノミ...
第466回 ドル/円とトヨタの節目超え
円安がじりじりと進んでいます。12日のジャネット・イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を受けて、急速に円高にふれる場面がありましたが、瞬間的だったように思います。一方、...
第465回 決算期間のドル/円
アメリカで発表された米6月ISM製造業景況指数が57.8(5月54.9)まで上昇し、2014年8月以来の高水準を記録。このところクローズアップされていた、アメリカの景気減速への懸念がやや払拭された感...
第464回 年後半は円安株高のリズムか?
米国の景気減速リスクばかりを気にしすぎると、米長期金利の上昇→ドル高・円安の流れは読み切れません。今回、ほとんど警戒していなかった欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁発言によるによるサ...
第463回 マイナスは米中関連業種だけ
高値更新基調が続く欧米株式、ドル/円相場も52週線をサポートに緩やかに円安方向に動き始めていますので、日本株に対する持たざるリスクが少し意識されだしているようです。材料難のときでも、...
第462回 32日目だと7月18日が怪しい
日経平均株価は25日線の上昇がストップし、来週も調整(モミ合い)が長引きそうな雰囲気です。日米金融政策のイベントが通過し、比較的材料不足の週となります。今週発表された米5月消費者物価...
第461回 今年は円高にだまされるな!
日経平均は2日に2万円台を回復しました。というわけでもないのですが、今回は日経平均の足元までの動きを振り返り、今後のイメージをお伝えしたいと思います。できるだけ簡単に書きますので、チ...
マザーズはこれからに期待
マザーズ指数は5月31日まで9連騰を記録しました。一方、日足では25日線からの、プラスかい離率が5%程度になると上値が重くなる傾向が強く、足元は概ねその水準に位置しています。売られ過ぎや...
アブラの6月相場、今年は大丈夫か?
このところNY原油相場が堅調です。ロシアとサウジアラビアが共同声明で、原油の協調減産を2018年3月まで延長すると発表したことが、上昇に拍車をかける要因となりました。22日には6月限が50.8ド...
トランプ騒ぎは短命か?
トランプ米大統領がロシア側に機密情報を漏えいしたとする、「ロシアゲート」疑惑が警戒感を強め、金融市場は一気にリスクオフに転じてしまいました。17日のアメリカのダウ平均は今年最大の下げ...
「牛、バーガー、めん、すし」対決!
5月に入りました。「今年はセル・イン・メイ(5月に株を売れ!)の相場格言が当てはまると思いますか?」とたまに聞かれます。しかし、「ここまで足元上昇すると反動で安くなる」と答えたいとこ...
去年もあった4月の急反発
去年もあった4月の急反発。19,000円~19,500円にある累積売買代金の「120兆円の壁」はかなりの上値抵抗になるはずなのですが、この勢いはどのように理解すればよろしいでしょうか。まさか、ほん...
120兆円の壁
アメリカと北朝鮮の軍事的な緊張は続いていますが、中国の大人の対応で沈静化に向けた第一関門はクリアしたように思います。次は、23日に行われるフランス大統領選挙の第1回投票結果に、ひとま...
ボリンジャーからみる日本株
業種別の株価指数の話が続きますが、業種別の中でも時価総額で、「電機」、「輸送用機器」に次ぐ3位の「情報通信」を取り上げて話を展開していきます。これは、4月11日の日経CNBC「夜エクスプレ...
次の反発局面は不動産株が面白い?
東京株式市場は名実ともに4月の新年度相場入りとなりました。朝鮮半島情勢やロシア情勢を材料としたリスク回避の円買い、6-7日の米中首脳会談、18日の日米経済対話、米財務省の為替報告書では...
外国人買い、4月は過去最大
ダウ平均は27日までの8連敗にもかかわらず、史上最高値からの下落率はわずか2.7%にとどまっています。27日といえば、ちょうどトランプラリーが始まる直前の、安値から97日が経過したところ。20...