マネックスの関係者が金融、経済、マーケット動向、日々のニュースやトレンド、プライベートのこと等、様々なテーマで発信してまいります。
始まりはいつだって今
大阪郊外のベッドタウンで育った私は、子どもの頃から「広い世界を見てみたい」と夢見ていました。都会に出たい、いずれは世界に出たい。そんな憧れを抱きながらも、その想いは時間が経つにつれて現実の中に埋もれてゆき、進学では、経済的な事情を理由に自宅から通える...
今年の日本株を支える「4つの魅力」
昨日、ゴールドマン・サックスから日本株の最新トップピック銘柄が発表され話題になっています。レポート自体にはアクセスできないのですが、概要がブルームバーグで報道されています。これによれば、同社は、日本株の魅力を4つの軸で分析し、22社を抽出しているとのこ...
2025年、認識のアップデート
年末年始、5年ぶりに福島へ帰郷しました。コロナ禍、東京から地方への移動は厳しい目で見られていたこともあって、互いに遠慮し合っているうちにあっという間に5年が経過していました。久しぶりに福島駅に降り立つと外は吹雪。耳を刺すような冷たい風を感じた瞬間に福島...
明けましておめでとうございます
2024年最後のつぶやきに続き、2025年最初のつぶやきも月曜日となりました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。昨年はこの時期に慎重な見通しが多く示されていましたが、2024年の日米株価は高値更新となり株式投資家にとって勝率の高い年となりました。今年は一転...
年の暮れに寄せて
年内最終営業日を迎えました。金融市場関係者の仕事納めは一般の方よりも遅い傾向にあり、リモートワークが普及する前は、朝の通勤電車が空いていることにちょっとした喜びを感じる日でもありました。昨年はこの時期に高熱で倒れましたが、その教訓もあり、今年は最後ま...
挑戦と飛躍の2024年を振り返って
年内最後の「つぶやき」となります。今年は、マネックスグループにとってまさに飛躍の1年でした。年初には、NTTドコモとの資本業務提携という歴史的な一歩を踏み出しました。その後、4月にはカナダの暗号資産運用会社「3iQ」を買収し、一方で10月には香港のBOOM証券を売...
米銀行業界に40年ぶりの変化:牙むく米銀に勝算はあるか
その波は徐々に大きなうねりになりました。今年2月、米国の銀行業界は、「公平な貸出原則」と呼ばれる規制の強化案について、地方裁判所に提訴しました。また、今年9月には、昨年当局が提示した資本強化案に猛反対し、柔軟化を勝ち取りました。そして昨日は、米大手銀行...
高金利下でも史上最高値のゴールドとビットコイン
2024年は高金利下でも米国株は上昇し、ゴールドも史上最高値を更新する躍進をみせました。そしてトランプ氏の大統領返り咲きでビットコインも史上最高値を更新しています。ゴールド上昇の背景は、米国の金利が高止まりする中で欧米の投資家がゴールド投資を手控えて、中...
チキンなのは日本だけ?
週末に集まってクリスマスパーティ、ということでチキンを食べました。クリスマスといえばチキンですが、アメリカでは七面鳥、イギリスではローストビーフ、また魚の国もあるようで各国趣が異なります。さて、先週の金融政策はアメリカはタカ、日本はハト、イギリスでは...
〇〇納め
「これが年内最後ですね。良いお年を」という挨拶が増え、いよいよ年の瀬を感じる今日この頃です。日々様々な「〇〇納め」をしていますが、昨日は、「鍼納め」でした。国内外の出張やプライベートでのランニング、登山、ゴルフと常に動いている私が健康に1年を過ごせた...
「ホンダ+日産」のサプライズ統合報道に続く大型再編の要素とは?
今朝は「ホンダと日産自動車が経営統合協議入り」というニュースで覚醒した投資家も多かったのではと思います。まだ本当に実現するか不透明ですが、報道を受けた日産自動車の前場引け値は、値幅制限ギリギリの24%上昇となっています。統合協議の背景として、EVや自動運...
片手袋の世界
まだ手袋をするには早いでしょうか。冷えは美容の大敵、手足を冷やしたくないので私はすでに皮の手袋を引っ張り出して使っています。先週末、広島出張の道中、2回も「手袋落としましたよ。」と通りすがりの親切な方に片手袋を拾っていただきました。コートの片方のポケ...
明晰現実
夜の会が増えてくるシーズンです。そして、大変寒くなってきました。飲みながらも体調管理は気を付けて、今年を無事に終えることが一つの目標ともなりつつあります。先週は多くの人と会う機会がありましたが、特に週末にはマネックスグループの忘年会がありました。私の...
NASDAQセレモニーから忘年会のハシゴへ!
ニューアーク空港でこのつぶやきを書いています。これから帰国のフライトに乗るところですが、昨日の感動がまだ胸に残っています。コインチェックグループの米NASDAQ上場セレモニーに参加し、この歴史的な瞬間を目の当たりにしました。このプロジェクトは、数々の困難と...
富裕層にも広がるオルタナティブ投資を検討すべき理由
最近オルタナティブ投資が世界的に拡大しています。オルタナ投資とは、非伝統的な投資全般を指し、主にプライベートエクイティ(デット)や、ヘッジファンド、ベンチャーキャピタル、不動産、インフラ投資などがあります。世界のオルタナ投資の資産残高は2023年末の16.8...
銀購入!シルバー割安は修正されるか
今年9月、石福さん(石福金属興業(株))の店頭でシルバー500gバーの現物を購入しました。長い事ゴールドとプラチナは積み立て投資をしているのですが、シルバーは保有していませんでしたので、思い切って500gを一気に購入!といっても現在ゴールド・シルバーレシオ(...
色彩の変化
やることを積み残してしまうため、平日と休日を区別せずに働くことが良くありますが、休日にPCトラブルに遭うとお手上げです。やるべきことを何とか進めますが、PCに限らず、普段当たり前と感じていることも変化し得ると改めて実感します。日々のニュースでも、当たり前...
混迷の中で求められる一貫したビジョン
一昨日深夜に韓国で起きた「非常戒厳」宣言、軍の国会侵入、そして明け方の解除という一連の出来事は、現代において信じがたい衝撃的な事象でした。緊迫した映像や情報が飛び交い、政局の混迷が否応なく伝わってきました。大統領弾劾訴追案の提出もあり、韓国は2024年を...
ビットコイン一時30%暴落とソブリンの混乱
今日は、深夜の韓国のニュースで寝不足気味です。戒厳令発動と軍の投入の映像を見て一瞬クーデターかと思いました。ところが、仮に報道通りなら、戒厳令はほぼ大統領の独断で行われた模様で、改めて、大統領の権限の強さと、これに伴う制度の不安定さに愕然としました。...
2024年の金融流行語大賞は?
もう今年の流行語大賞、「ふてほど」ですか。確かに「不適切にもほどがある!」は今年話題となったドラマで、普段ドラマを殆ど見ない私も話題に乗り遅れないようにとTVer(ティーバー)で1話見てから最終回まで録画して見たほどで、とても面白かったです。その影響で「...
- 清明 祐子
- マネックスグループ 代表執行役社長CEO/マネックス証券株式会社 取締役社長執行役員
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2001年4月株式会社三和銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行)入行、2006年12月に株式会社MKSパートナーズに転じ、2009年2月にマネックス・ハンブレクト株式会社(2017年マネックス証券と統合)入社。2011年6月マネックス・ハンブレクト株式会社代表取締役社長を経て、2013年3月 マネックスグループ執行役員、2016年6月グループ執行役、2019年4月マネックス証券株式会社代表取締役社長に就任。2020年1月グループ代表執行役COO、2021年1月グループ代表執行役COO兼CFOに就任。2021年6月グループ取締役就任、2022年4月グループ取締役兼代表執行役 Co-CEO兼CFO就任、2023年6月より取締役兼代表執行役社長CEO(現任)。2024年1月マネックス証券取締役社長執行役員。
- 塚本 憲弘
- マネックス証券 インベストメント・ストラテジーズ兼マネックス・ユニバーシティ シニアフェロー
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一橋大学 経済学部卒。東京都市大学・非常勤講師。専門分野は投資戦略全般。
国内信託銀行で経済分析、投資戦略の策定、ファンドマネージャーを歴任。その後プライベートバンクにて経済分析や幅広い資産クラスによる投資戦略、ポートフォリオ分析に従事。2021年より現職。
- 大槻 奈那
- ピクテ・ジャパン株式会社 シニアフェロー
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内外の金融機関、格付機関にて金融に関する調査研究に従事。Institutional Investors誌によるグローバル・アナリストランキングの銀行部門にて2014年第一位を始め上位。政府のデジタル臨時行政調査会、財政制度等審議会委員、規制改革推進会議議長、中小企業庁金融小委員会委員、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のアドバイザー等を勤める。日本経済新聞「十字路」、日経ヴェリタス「プロの羅針盤」、ロイター為替フォーラム等で連載。日経Think!エキスパート・コメンテーター、テレビ東京「モーニングサテライト」で解説。名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科教授 東京大学文学部卒、ロンドンビジネススクールMBA、一橋大学博士(経営学)
著書:
『本当にわかる債券と金利』(日本実業出版社)、
『1000円からできるお金のふやし方』 (ワニブックス)
著書名のリンク先はアマゾン(Amazon)等、マネックス以外の他社のウェブサイトを表示します。
- 大橋 ひろこ
- フリーアナウンサー
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フリーアナウンサー/ナレーター/個人投資家。福島県出身。アナウンサーとして経済番組を担当したことをきっかけに自身も投資を始め、現在では個別株、インデックス投資、投資信託、FX、商品先物と幅広く投資している。個人投資家目線のインタビューに定評があり、経済講演会ではモデレーターとして活躍する。自身のトレードの記録はブログで赤裸々に公表しておりSNSでの情報発信も人気。一時期は海外映画やドラマの吹き替えなど声優としても活動していたが、現在は経済番組に専念。現在ラジオNIKKEIなどで経済番組レギュラーを多数抱え、キャスターとしても多忙な日々を送っている。
- イェスパー・コール
- マネックスグループ株式会社 グローバル・アンバサダー
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1986年に来日後、リサーチ・投資業に関わってきた。2015年7月1日ウィズダムツリー・ジャパンの最高経営責任者(CEO)に就任し、現在はシニアアドバイザーを務める。これまで20年にわたり、米大手投資銀行のJ.P.モルガンやメリルリンチなどにおいてチーフストラジスト、リサーチヘッドを歴任し、常に日本におけるトップクラスのストラテジスト、エコノミストとして認識されてきた。日本政府の各種諮問委員会のメンバーを務めた実績を持ち、経済同友会の数少ない外国人メンバーである。また、日本語による著書には、「日本経済これから黄金期へ」、「平成デフレの終焉」、「本当は世界がうらやむ最強の日本経済」がある。
イェスパー・コールのグローバル・アイズ(※)で情報発信中。
※マネックス証券のYouTubeチャンネル「マネックスオンデマンド」にリンクします。
- 吉田 恒
- マネックス証券 チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティ FX学長
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大手の投資情報ベンダーの編集長、社長等を歴任するとともに、著名な国際金融アナリストとしても活躍。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊、2016年トランプ・ラリーなどマーケットの大相場予測をことごとく的中させ、話題となる。
機関投資家に対するアナリストレポートを通じた情報発信はもとより、近年は一般投資家および金融機関行員向けに、金融リテラシーの向上を図るべく、「解りやすく役に立つ」事をコンセプトに精力的に講演、教育活動を行なう。
2011年からマネースクエアが主催する投資教育プロジェクト「マネースクエア アカデミア」の学長を務める。2019年11月より現職。
書籍執筆、テレビ出演、講演等の実績も多数。
<主な著書>
「投資に勝つためのニュースの見方、読み方、活かし方」(実業之日本社)
「FX予測のプロフェッショナルがついに書いた!FX7つの成功法則」(ダイヤモンド社)
「アノマリーで儲ける!FX投資術」(双葉社スーパームック)
「これから来る!「超円安」・「超株高」の本命シナリオ」(カンゼン)
「そうだったのか!FX大相場の真実」(ビジネス社)
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