米ドル の記事一覧

吉田恒の為替ウイークリー 【為替】9月の米ドル/円を予想する
8月の米ドル/円は一時147円まで上昇。足元の米景気が予想以上に強い可能性のあることを受けた米金利上昇の影響が大きかっただろう。 ただ、米10年債利回りが4%以上に上昇するといった「上がり過ぎ」が、この先の景気減速をもたらし、米金利はこれまでから一変、「下がり過ぎ」に向かうリスクに注目。 9月の米ドル/円は、米金利の「下がり過ぎ」リスクをにらみ、上昇から下落へ転換、140~148円中心のレンジでの展開を想定。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】正念場を迎えたユーロ高トレンド(対米ドル)
対米ドルでのユーロの下落が止まらない。先週まで6週連続の陰線(ユーロ安)引けとなり、6月中旬以来の水準まで下落した。 テクニカルに見ると、2022年9月から続いてきたユーロ高・米ドル安トレンドの転換が試される局面を迎えている可能性もあるだろう。
吉田 恒
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】8/28~9/1の米ドル/円を予想する
注目のジャクソンホール会議のパウエル発言を受けて、米ドル/円は僅かながら年初来の米ドル高値を更新した。 米金利が「上がりにくい一方で下がりやすくなっている」可能性に注目。円にも徐々に「売られ過ぎ」再燃の兆し。 今週は143~148円中心に米ドル高・円安が行き詰まる展開を想定。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】米ドル/円と金利の関係を再点検する
8月25日に予定されている、この時期恒例のジャクソンホール会議でのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言が注目されている。 ただ米ドル/円との関係を見ると、7月頃から金融政策を反映する日米2年債利回り差より、日米10年債利回り差の影響が強くなっているように見える。これは、為替市場のメインテーマが金融政策より景気にシフトしている可能性を感じさせるものだろう。
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吉田恒の為替デイリー 【為替】ユーロ/米ドルと金融政策転換の関係
ユーロ/米ドルは一時1.12米ドルを大きく上回るまで上昇したが、その後は反落となった。ではユーロ高・米ドル安はもう終わったのか。 今回は、欧米の金融政策転換との関係などから、当面のユーロ/米ドル相場の見通しについて考えてみたい。
吉田 恒
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX 【為替】2023年もジャクソンホール会議に注目か?米インフレ低下でも長期金利上昇の謎
米長期金利上昇加速、パウエルFRB議長の発言も要因か ジャクソンホール会議では「Rスター(自然利子率)」に注目高まる
吉田恒の為替デイリー 【為替】景気後退から過熱警戒へ一変の米景気
一時は景気後退、リセッションへの転落も警戒された米景気だったが、最近にかけて7~9月期のGDP成長率が年率4%近くへ大きく上昇。むしろ景気過熱を警戒するといった具合に一変してきた可能性もある。
吉田 恒
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】8月の米ドル/円を予想する
7月の米ドル/円は137~144円のレンジで上下に値動きの荒い展開が続きました。 FOMC、日銀金融政策決定会合という注目イベントを通過しましたが、特に日銀は一部政策の修正があったため、その影響の見極めが当面の行方を考える1つの焦点になりそうです。 8月の米ドル/円予想レンジは137~144円中心で想定します。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】ユーロ高・米ドル安のシナリオとは?
ユーロ/米ドルは、半年以上長く続いていた1.05~1.1米ドル中心のレンジ相場を、先週にかけて大きく「上放れ」した形となった。経験的には、小動きが長く続けば続くほど相場のエネルギーが溜まるため、その小動きから抜け出すと溜まったエネルギーの発散で、それまでから一変、一方向へ大きく動く可能性が高まる。
吉田 恒
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】6/19~23の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円は「タカ派」FOMCを受けてこの間の米ドル高値更新。 140円を大きく超え始めたことで、円安阻止介入再開も注目。また6月21、22日予定のパウエルFRB議長の議会証言にも注目が集まりそうだ。 今週の米ドル/円は139~144円中心で高値波乱含みの展開を想定。
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吉田恒の為替ウイークリー 【為替】6/12~16の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円は手掛かり材料難で139円台中心の小動きに終始。 今週は一転して注目材料が目白押し。特にFOMCの結果次第では波乱含みが予想される。 難しいところだが、FOMCを受けて米金利上昇が限られると予想。今週の米ドル/円は137~142円中心に米ドル高・円安が行き詰る展開を想定。
吉田 恒
総合商社の眼、これから世界はこう動く ASEANにおける脱ドル化の内実
アジア通貨基金の構想へ、ASEANの脱米ドル化が進むのか 米ドル依存の弊害 ASEAN域内通貨の課題と将来
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX 【為替】米ドルが強い背景。年内利下げの可能性はあるのか
米ドル安予想の増加、米ドル/円相場の動きとは 力強い米経済、インフレは高止まり 金利先物市場の変化 日銀の金融緩和は当面続く スワップコストは米ドル/円の売り手にとっては大きな負担に
吉田恒の為替デイリー 【為替】米金利上昇トレンドはまだ終わらない
米ドル/円の行方は、米金利の影響を大きく受けてきた。その米金利は、3月に金融システム不安が浮上したことをきっかけに大きく低下した。では米金利はさらに低下するのか、それとも再び上昇に向かうのか。 実は、テクニカルに見ると重要な分岐点を巡る攻防が続いているものの、まだ米金利上昇トレンドが転換したわけではなさそうだ。
吉田 恒
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX 【為替】膠着の米ドル/円相場、トレンドが発生すると考えられる2つの要因とは
揺れる米国の利上げ局面、方向感を失う米ドル/円相場 相場に影響を与える、トレンド発生に関わる2つの要因
吉田恒の為替デイリー 【為替】米利下げの実現は簡単ではない?
米2年債利回りは、政策金利のFFレートの誘導目標、4.75~5%を一時は1%程度と大幅に下回った。素直に見ると、早期に1%程度の大幅な政策金利引き下げを先取りした動きと言えるだろう。 そんな金利市場が描く「早期利下げ」は本当に実現するのか。過去の米利下げが始まる局面においての金利、株価との関係などから見ると簡単ではなさそうだ。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】続・ユーロ/米ドル短中期見通し再点検
先週のユーロ/米ドルは、2022年12月頃から続いてきた1.05~1.1米ドルを中心としたボックス相場をユーロ高方向へ抜け出しそうな動きとなった。背景には、独金利上昇などを受けて金利差ユーロ劣位の縮小が広がっていることがありそうだ。 4月3日付「ユーロ/米ドル短中期見通しの再点検」のフォローアップ分析を行ってみた。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】ユーロ/米ドル短中期見通しの再点検
2月に1.1米ドルから下落したユーロ/米ドルだったが、3月に入ると、1.05米ドルから上昇に転じ、1.1米ドル近くまで戻してきた。 4月以降はさらに1.1米ドルを超えて上昇するのか、それとも再び下落に転じるのか。ユーロ/米ドルの短中長期見通しを再点検する。
吉田 恒
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】3/27~31の米ドル/円を予想する
金融システム不安がくすぶる中で、先週も「米金利低下=米ドル安」が続いた。米金利は早期の大幅利下げを織り込むところまでの低下となった 一方、先週開かれたFOMCでは年内の利下げを否定。FRBと市場で金利の先行き見通しが真っ向から対立している。 インフレ懸念が残る中での早期利下げを織り込む米金利低下は「行き過ぎ」ではないか。「米金利低下=米ドル安」には自ずと限界があるとの考え方から、今週の米ドル/円の予想レンジは128~134円中心で想定。
吉田 恒