米ドル の記事一覧

吉田恒の為替ウイークリー 【為替】10/10~10/13の米ドル/円を予想する
先週は一時150円乗せも直後に米ドル急落。ただ介入はなかった可能性が高そうだ。 米雇用統計発表ではNFPが予想を大きく上回ったものの、「米金利上昇=米ドル高」は限定的にとどまった。景気への「遅行指数」雇用関連統計への反応が鈍くなった可能性も考えられる。 強い米景気は大幅な米金利上昇等で織り込まれ、むしろそんな金利上昇等が先行き景気減速をもたらす可能性に注目が移ってきたのではないか。米ドル/円は147~152円中心で予想。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「一本調子の米ドル高」はまだ続くのか?
ユーロ/米ドルは先週にかけて11週連続ユーロ陰線となった。ただ英ポンド/米ドルも、小幅な陰線を挟みながら、7月半ば以降下落傾向が続いている。その本質はユーロ安、英ポンド安以上に米ドル高が続いているということではないか。 すでに約2ヶ月半も展開した「一本調子の米ドル高」がまだ続くかについて考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】分岐点を迎えた対ユーロの米ドル高
ユーロ/米ドルは先週まで10週連続の陰線(米ドル陽線)。今週末終値が1.064米ドルを下回ったら、連続陰線は11週とさらに延びることになるが、経験的にはいつ一段落してもおかしくない。 ユーロ安・米ドル高は、金利差からはかい離、また影響の大きいと見られる原油高も、そもそも「行き過ぎ」懸念がある。
吉田 恒
総合商社の眼、これから世界はこう動く 米ドル相場の変動要因:金融資産需要の視点から
米ドル高基調は2011年頃より継続 米ドル相場の変動をもたらす経済的要因の分解 中長期的な米ドル見通しへのインプリケーション
吉田恒の為替デイリー 【為替】「原油高=ユーロ安・米ドル高」は続くのか
ECB(欧州中央銀行)は先週利上げを決めたが、ユーロ/米ドルは続落し、9週連続の陰線引け。 最近にかけてのユーロ下落は、原油高の影響も大きそうだ。では、「原油高=ユーロ安・米ドル高」はまだ続くのかについて、今回は考えてみる。
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吉田恒の為替ウイークリー 【為替】9月の米ドル/円を予想する
8月の米ドル/円は一時147円まで上昇。足元の米景気が予想以上に強い可能性のあることを受けた米金利上昇の影響が大きかっただろう。 ただ、米10年債利回りが4%以上に上昇するといった「上がり過ぎ」が、この先の景気減速をもたらし、米金利はこれまでから一変、「下がり過ぎ」に向かうリスクに注目。 9月の米ドル/円は、米金利の「下がり過ぎ」リスクをにらみ、上昇から下落へ転換、140~148円中心のレンジでの展開を想定。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】正念場を迎えたユーロ高トレンド(対米ドル)
対米ドルでのユーロの下落が止まらない。先週まで6週連続の陰線(ユーロ安)引けとなり、6月中旬以来の水準まで下落した。 テクニカルに見ると、2022年9月から続いてきたユーロ高・米ドル安トレンドの転換が試される局面を迎えている可能性もあるだろう。
吉田 恒
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】8/28~9/1の米ドル/円を予想する
注目のジャクソンホール会議のパウエル発言を受けて、米ドル/円は僅かながら年初来の米ドル高値を更新した。 米金利が「上がりにくい一方で下がりやすくなっている」可能性に注目。円にも徐々に「売られ過ぎ」再燃の兆し。 今週は143~148円中心に米ドル高・円安が行き詰まる展開を想定。
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吉田恒の為替デイリー 【為替】米ドル/円と金利の関係を再点検する
8月25日に予定されている、この時期恒例のジャクソンホール会議でのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言が注目されている。 ただ米ドル/円との関係を見ると、7月頃から金融政策を反映する日米2年債利回り差より、日米10年債利回り差の影響が強くなっているように見える。これは、為替市場のメインテーマが金融政策より景気にシフトしている可能性を感じさせるものだろう。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】ユーロ/米ドルと金融政策転換の関係
ユーロ/米ドルは一時1.12米ドルを大きく上回るまで上昇したが、その後は反落となった。ではユーロ高・米ドル安はもう終わったのか。 今回は、欧米の金融政策転換との関係などから、当面のユーロ/米ドル相場の見通しについて考えてみたい。
吉田 恒
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX 【為替】2023年もジャクソンホール会議に注目か?米インフレ低下でも長期金利上昇の謎
米長期金利上昇加速、パウエルFRB議長の発言も要因か ジャクソンホール会議では「Rスター(自然利子率)」に注目高まる
吉田恒の為替デイリー 【為替】景気後退から過熱警戒へ一変の米景気
一時は景気後退、リセッションへの転落も警戒された米景気だったが、最近にかけて7~9月期のGDP成長率が年率4%近くへ大きく上昇。むしろ景気過熱を警戒するといった具合に一変してきた可能性もある。
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吉田恒の為替ウイークリー 【為替】8月の米ドル/円を予想する
7月の米ドル/円は137~144円のレンジで上下に値動きの荒い展開が続きました。 FOMC、日銀金融政策決定会合という注目イベントを通過しましたが、特に日銀は一部政策の修正があったため、その影響の見極めが当面の行方を考える1つの焦点になりそうです。 8月の米ドル/円予想レンジは137~144円中心で想定します。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】ユーロ高・米ドル安のシナリオとは?
ユーロ/米ドルは、半年以上長く続いていた1.05~1.1米ドル中心のレンジ相場を、先週にかけて大きく「上放れ」した形となった。経験的には、小動きが長く続けば続くほど相場のエネルギーが溜まるため、その小動きから抜け出すと溜まったエネルギーの発散で、それまでから一変、一方向へ大きく動く可能性が高まる。
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吉田恒の為替ウイークリー 【為替】6/19~23の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円は「タカ派」FOMCを受けてこの間の米ドル高値更新。 140円を大きく超え始めたことで、円安阻止介入再開も注目。また6月21、22日予定のパウエルFRB議長の議会証言にも注目が集まりそうだ。 今週の米ドル/円は139~144円中心で高値波乱含みの展開を想定。
吉田 恒
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】6/12~16の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円は手掛かり材料難で139円台中心の小動きに終始。 今週は一転して注目材料が目白押し。特にFOMCの結果次第では波乱含みが予想される。 難しいところだが、FOMCを受けて米金利上昇が限られると予想。今週の米ドル/円は137~142円中心に米ドル高・円安が行き詰る展開を想定。
吉田 恒
総合商社の眼、これから世界はこう動く ASEANにおける脱ドル化の内実
アジア通貨基金の構想へ、ASEANの脱米ドル化が進むのか 米ドル依存の弊害 ASEAN域内通貨の課題と将来
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX 【為替】米ドルが強い背景。年内利下げの可能性はあるのか
米ドル安予想の増加、米ドル/円相場の動きとは 力強い米経済、インフレは高止まり 金利先物市場の変化 日銀の金融緩和は当面続く スワップコストは米ドル/円の売り手にとっては大きな負担に
吉田恒の為替デイリー 【為替】米金利上昇トレンドはまだ終わらない
米ドル/円の行方は、米金利の影響を大きく受けてきた。その米金利は、3月に金融システム不安が浮上したことをきっかけに大きく低下した。では米金利はさらに低下するのか、それとも再び上昇に向かうのか。 実は、テクニカルに見ると重要な分岐点を巡る攻防が続いているものの、まだ米金利上昇トレンドが転換したわけではなさそうだ。
吉田 恒