ドル円 の記事一覧

吉田恒の為替デイリー 【為替】米ドル/円のレイバー・デー「アノマリー」
先週までの2週間、米ドル/円は143円半ば~146円半ば中心の方向感のない一進一退が続いた。この時期にこのような米ドル/円の方向感の乏しい小動きが続くのは、むしろ「よくあること」。 ところが、9月初めの米国のレイバー・デーが明けると一変し、一方向に大きく動くようになるのが基本。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】9月から米「連続利下げ」が始まるのか?
9月FOMCでの利下げはほぼ確実視されているが、米ドル/円への影響は、日米金利差の大幅縮小に向かう連続利下げの始まりとなるかが重要だろう。 9月利下げが単発になるか、連続利下げの始まりになるかの1つの鍵は、米国株の動向ではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】実質実効レートで考える円高シナリオ
円の総合力を示す実質実効レートは、8月にかけてサイクルボトムを付けた可能性が高くなってきた。円が総合的に反発局面に入った場合、米ドル/円、クロス円はそれぞれどこまで円高に向かうかについて、実質実効レートの過去のパターンを参考に考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】FRB利下げと円高の関係を考える
9月からの米利下げ開始がほぼ確実になってきた。今後の米利下げ見通しを受けた日米金利差縮小と米ドル安・円高の関係について考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】2007年との類似が続く米ドル/円
投機円売りの記録的な拡大が、9月からの米利下げ開始の可能性が高まる中であっという間に消滅し、急激に円高へ戻るという最近の現象は、2007年ととても似たものだった。 2007年との類似の理由と、その類似がこの先も続いた場合のシナリオについて考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「デジタル赤字」で円高にならないのか?
2022年以降、150円を大きく越える円安が繰り返される中で、貿易・サービス収支の赤字化など、日本経済の構造変化の影響も注目されるようになった。 この構造変化によって、かつてより円高になりにくくなっている影響はあるだろうが、一方で循環的に円安が止まらなくなる影響とは別ではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】円高トレンドの基本シナリオ
円安から円高へトレンド転換の可能性が高くなってきた。円高トレンドへ転換した場合の今後の平均的なイメージ、その中での有効なトレード戦略について考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「間違い」も多かった円売りの理由
「歴史的円安」が展開する中で「円売りの理由」とされたものの中には、都合の良い後付けで「間違い」と思われるものも少なくなかった。円安一段落を受けて、再確認してみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】161円の円安とは何だったのか?(後編)
前編では、161円までの歴史的円安が投機円売りの主導で起こった可能性があることを見てきた。 後編では、161円からたった1ヶ月で141円まで米ドル/円が急反転した背景を考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】161円の円安とは何だったのか?(前編)
米ドル/円は2024年になると、2022、2023年と2年連続で記録した高値の151円を大きく超えて、7月初めには1986年以来となる161円まで一段高となった。それはまさに「歴史的円安」と呼ばれる動きだった。 ただし、その後はたった1ヶ月で141円まで約20円もの米ドル/円暴落が起こった。歴史的円安とその後の急激な円高への戻りの背景について、前後編2回にわたり考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】転換点を迎えた可能性のある投機円売り
先週、CFTC統計の投機筋のポジションが約3年5ヶ月ぶりに買い越しに転換した。長く続いてきた投機筋円売り戦略が大きな転換点を迎えた可能性がありそうだ。 ただ、投機筋が円買い戦略拡大に動くことはまだ当面考えにくい。そのためには、金利差円劣位の一段の縮小などが必要だろう。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】金利差縮小と円高のペースを考える
今後は、米利下げ開始で日米金利差円劣位の本格的縮小局面に移っていく。具体的な金利差円劣位縮小と投機筋の円買いへの転換について、最近とよく似た構図にあった2007年のケースと比較しながら考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】日銀利上げと世界的株暴落の関係
7月31日の日銀利上げ決定後から、世界的な株暴落が広がった。日銀には、2000年8月のゼロ金利解除がITバブル崩壊の世界的株暴落のダメ押し役になった先例もあった。そこで改めて、日銀利上げと世界的な株安の関係について検証してみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】実質実効レートで考える循環的円高
円の総合力を示す実質実効レートには、過去5年の平均値である5年MAを2割以上下回るとサイクルボトムを付けて、5年MAを回復するまで反発に向かうパターンがあった。 今回もこのパターン通りなら、円は総合的な安値を極め、2022年1月以前の円高水準へ戻る循環的反発局面に移った可能性がある。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】投機筋はどう動く、円売り再燃はない!?
CFTC統計の投機筋の円売り越しは、7月初めに過去最高規模に拡大したが、その中で米ドル/円は161円まで上昇した。投機筋の記録的な円売り越しは、先週にかけてほぼ消滅したが、その中で米ドル/円は一時141円台へ急落した。 米ドル/円の変動に影響力の大きい投機筋がこれからどう動くかを考えてみる。
吉田 恒
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX 【為替】円キャリーバブルは終焉か?政策金利の行方と市場の混乱
日銀が政策金利を0.25%に引き上げ。植田日銀総裁、タカ派姿勢を鮮明に 市場の混乱と円キャリーバブルの崩壊、内田副総裁の発言で反転か
吉田恒の為替デイリー 【為替】メキシコペソ/円の今後のシナリオ
メキシコペソ/円は、2024年までの4年間で倍以上に上昇、大幅な金利差メキシコペソ優位の中で投資家に大きな利益をもたらした「最強通貨ペア」だった。しかし最近にかけて最大で25%も急落した。 今後のメキシコペソ/円のシナリオについて考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】52週MAで考える円高への基調転換
今週一気に141円まで米ドル安・円高となった動きは、さらに一段と米ドル安・円高に向かうあくまで「通過点」に過ぎないのか。それとも2021年1月の101円から展開してきた米ドル高・円安トレンドにおける一時的な反動に過ぎないのか。 相場を予想する上で、それが複数年継続するトレンド(基調)か、一時的な動きに過ぎないかの見極めは重要。その見極め方法として、52週MA分析を考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】米ドル/円を巡る「2007年との類似」
大幅な金利差円劣位が長期化する中で投機筋の円売りが「バブル化」した。最近とよく似た状況は2007年にもあった。2007年は9月から米利下げが始まる見通しになると、投機円売りはあっと言う間に消滅し、米ドル/円も急落に向かった。 今後の米ドル/円の行方を考える上で、「2007年との類似」に注目してみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】円急反騰の理由と今後のシナリオ
1986年以来の161円を記録した歴史的円安だったが、この1ヶ月間に急激な勢いで円高に戻すところとなった。 「170~180円とまだまだ円安は続く」、「もう円高に大きく戻すことは難しい」という声も少なくなかった中で、なぜ円急反騰が起こったかについて改めて考えてみる。
吉田 恒