ドル円 の記事一覧

吉田恒の為替ウイークリー 【為替】2月の米ドル/円を予想する
1月は一時149円近くまで大きく米ドル高・円安に戻した。12月までの米金利低下が一巡し、強い米景気指標の結果を受けて米金利が反発したことが主因。 2月の米ドル/円の行方を考える上では、米金利がどこまで上昇するかが最大の焦点。 円安はすでに循環的限界圏の可能性があるため、「米金利上昇=米ドル高・円安」も限られると予想。2月の米ドル/円予想レンジは145~151円。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】期末の円買い「レパトリ」拡大の可能性
日本企業の決算期末前である3月には外遊資金引き揚げに伴う円買い、通称「レパトリ」が増えやすい。ただ、この「レパトリ」は当然、為替相場水準の影響を大きく受ける。歴史的米ドル高・円安水準で推移するなら、「レパトリ」円買いが急増する可能性もあるだろう。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】米ドル高・円安はおわったのか?
米ドル/円は1月に入ってから148.8円まで上昇したが、1月31日には146円割れ近くまで反落した。米ドル高・円安はもう終わったのか、それともまだ続いているかの見極め方について今回は確認してみたい。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「黒田シーリング」を超えてきた円安
円の実質実効レートの5年MAかい離率が、2023年11月にマイナス22.49%まで拡大。2015年6月のいわゆる「黒田シーリング」発言直前、5月のマイナス22.13%を今回の円安局面で初めて超えた。限界的円安水準という意味の「黒田シーリング」を超える円安になってきた可能性があるのではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】米2年金利で考える利下げのシナリオ
米インフレは比較的順調に進んでいると見られるものの、一方で米景気は予想以上に強い状況が続き、米国株も最高値圏での推移が続く中で、金利市場の早期利下げ見通しが見直しを迫られている。 ただし、金融政策を反映する2年債利回りの値動きを参考にすると、さすがに利上げが再開されることはなく、5~12月頃には利下げが行われる可能性が高そうだ。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】急減速しない米景気と米ドル高の関係
米景気に急減速の兆しが見られないが、「米金利上昇=米ドル高」はまだまだ続くのか。5年MAかい離率などで見ると米ドル高・円安が循環的な限界圏にある中では、それにも自ずと限りがあるのではないか。 現状は、「米景気急減速=米金利低下再燃」という米ドル下落の手掛かりが得られず、米ドル高値限界圏での推移が長引いているということではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】1/29~2/2の米ドル/円を予想する
先週は年明けからの米ドル反発が一段落し、この間の米ドル高値圏で一進一退の展開となった。 先週発表された2023年10~12月期の米GDP伸び率は前期比年率3%以上と、予想より強い結果となるなど、未だ米景気に減速の兆しは確認できない。今週は雇用統計などの1月の米景気データを確認し、米金利と米ドルの新たな方向性を探ることになりそうだ。 今週の米ドル/円の予想レンジは146~150円。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】米ドル高が限られたトランプ時代・後編
トランプ大統領誕生を受けた米ドル急騰の「トランプ・ラリー」。ただ、結果的にトランプ政権の4年間で、米ドルはこの「トランプ・ラリー」の高値を大きく上回ることはなかった。 それは、トランプ大統領の財政・金融政策が米ドル高を目指すものではなかったためだろう。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】米ドル高が限られたトランプ時代・前編
トランプ前大統領が、共和党候補として大統領選挙に出馬する可能性が高くなっている。そこで、参考までに2017~2020年のトランプ政権時代の為替と金利の主なエピソード、「トランプ・ラリー」「悪い金利上昇」「予防的利下げ」という3つのテーマについて、前後編2回で振り返ってみたい。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】中国株安阻止と米ドル/円との関係
中国が低迷の続く株式相場の下支え策を近く発表する見通しのようだが、マーケットの不信感が強いため、今のところ効果には懐疑的な見方が強いとされている。 そのような見方に反し、中国株安が一段落する可能性があるとしたら、それはすでに短期的な「下がり過ぎ」懸念が強くなってきたことが手掛かりになるかもしれない。 中国株安に歯止めがかかった場合の米ドル/円への影響について考察してみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】大幅な金利差と米ドル高・円安の「行き過ぎ」
日米間の大幅な金利差が、金利差からかい離した米ドル高・円安をもたらし、また相対的に小幅な金利差の通貨ペア以上に値動きが大きくなることでも、「行き過ぎた動き」となりやすくなっている点について検証してみた。
吉田 恒
13:14
ストックボイス 【為替】米ドル/円のトレンド転換の鍵とは
・2023年10月、12月の日銀会合などのイベント時には、日米の金利差からドル買いポジションを取る流れがあった。一通り円安に動い...
吉田 恒
相場一点喜怒哀楽 米ドル/円の半値戻しで全値ブレイクの可能性も
円安方向への反転、3月頃には150円を超える可能性 短期的には円高方面への揺り戻し、日経平均の上昇一服への要因となるか
東野 幸利
吉田恒の為替デイリー 【為替】米ドル/円の「日銀相場」を検証する
1月23日は日銀の金融政策発表が予定されている。日銀要因では、米ドル/円は大きく動くパターンがこのところ目立っていた。 ただ、少し細かく分析してみると、日銀の米ドル/円への影響は極めて限定的のようで、理屈抜きでボラティリティ狙いの投機的イベントの代表例になっている可能性がある。
吉田 恒
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】1/22~1/26の米ドル/円を予想する
先週は148円を超えて一段と米ドル高・円安が広がった。きっかけは予想より強い米景気指標の結果などを受けて、米早期利下げ期待が後退し、米金利が上昇したこと。 米金利はテクニカルには分岐点を迎えている可能性あり。今週は2023年10~12月期米GDP発表などを受けて、「予想より強い米景気=米金利上昇」が続くかが、米ドル高・円安の行方を考える上でも最大の焦点。 難しいところだが、「米金利上昇=米ドル高」の限界は近いとの考え方から、今週の米ドル/円の予想レンジは145~150円とする。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「一時的」なのは円高か?それとも円安か?
米ドル/円は、2023年12月に140円まで下落したが、最近にかけて148円まで反発してきた。 米ドル/円の140円までの下落は一時的だったのか、それとも148円までの反発の方が一時的なのかについて今回は考えてみる。
吉田 恒
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX 【為替】日米金利差縮小で円高予想がコンセンサスだったが、年初から米ドル/円相場が上昇している理由
円安/米ドル高の背景に、米国利下げ期待の揺り戻し 憶測渦巻く米国の利下げ観測。市場の思惑と現実との歪みは今後どのような方向性を模索するのか
吉田恒の為替デイリー 【為替】なぜ大きく米ドル高・円安に戻したのか
2023年12月に140円まで下落した米ドル/円だったが、この1月は148円まで反発した。米ドル高・円安に大きく戻した理由について改めて考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】通貨当局の「円安懸念」を考察する
米ドル/円が、過去5年の平均値である5年MA(移動平均線)を2割以上と大幅に上回ってきた。2022~2023年の場合、5年MAから2割を超えて米ドル高・円安が進むと通貨当局は円安けん制を強める傾向があった。 結果的に米ドル売り・円買い介入を実施した2022年に対し、2023年に介入は行われなかった。株高局面の円安に対しては、通貨当局も寛容になった可能性がある。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】米金利で考える米ドル高・円安の見通し
年明けから米ドル高・円安へ戻す展開が続いている。 この米ドル高・円安はどこまで続くかについて、日米金利差との関係から考えてみる。
吉田 恒