先週(12月9日週)の米ドル/円相場の動き
・一時150円を割り込む場面もあったが、その後154円近くまで上昇する展開となった。
・米長期金利が4.4%近くまで上昇したことが、ドル高・円安の主な要因。
・日銀の12月利上げ観測が後退し、金利差の拡大がドル高を後押しした。
米金利上昇の背景
・今週のFOMCを控え、来年の利下げ見通しが後退したことが影響。
・CPIは予想通り、PPIは予想以上の強さを示し、金利上昇を促した。
・米長期金利はトランプ氏勝利後の高値圏まで上昇している。
今週の注目材料
・FOMCでは0.25%の利下げと、来年の金融政策見通しに注目が集まる。
・日銀会合では早期利上げ観測が後退し、植田総裁の会見内容が焦点に。
・予想レンジは151円から155円。クリスマス前の最後の重要イベント週となる。
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