FOMCと日銀決定会合後の相場動向
・FOMC後から上昇し始め、日銀会合後に一段高となり158円近くまで上昇した。
・日銀会合翌日は一転して2円程度の下落となり、PCEデフレーター発表後に156円割れまで下落。
・11月のトランプ氏勝利後の高値（156円70銭）を上回り、7月高値（161円90銭）が次の目標となった。
日銀会合後の円安の背景
・早期利上げ期待の後退が円安要因とされているが、金利は大きく低下していない。
・2023年12月の日銀会合後も同様の円安が見られ、年末の最後のイベントでの仕掛け的な動きの可能性がある。
・2023年は145円から140円近くまで下落しており、2024年も同様のパターンとなる可能性がある。
今後の見通し
・予想レンジは154円から158円。先週（12月16日週）の高値を超える可能性は低い。
・米金利の動向と株価の推移が鍵となる。株安が進行すれば160円到達は難しい。
・クリスマス週間だが、ポジション調整で相応の値動きが予想される。
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