先週（12月2日週）の米ドル／円相場の動き
・先週は148円60銭から151円20銭のレンジで、150円を挟んだ方向感の乏しい展開となった。
・雇用統計は予想通りの結果だったが、失業率が4.2%に上昇したことを受けてドル売りが広がった。
・週足では上下両方に長い髭をつける展開となり、明確な方向性を見出せない状況が続いた。
3年連続12月円高の可能性
・過去2年は11-12月と連続して円高が進行している。
・今年は過去2年と異なり、円売りポジションの巻き戻し要因は既に一巡している。
・ただし、年末にかけての米金利低下傾向が円高要因として残存している。
今後の見通し
・予想レンジは147円から152円。上値は151円90銭が重要な分岐点となる。
・米金利の動向が鍵を握り、低下基調が続けば円高方向への展開も。
・来週のFOMCを控え、インフレ指標の結果が市場の注目を集める。
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