前回では一巡(76)、一環(226)、一巡環(676)の時間経過について述べました。
6月16日もまた、2017年11月高値から一巡環の時間経過のポイントとなりましたが、6月16日高値はこれまで重視している次の3つの相場水準のうち(2)の水準を(3)の水準まで下げてきたことになります。※

※(1)2019年5月31日実線と交わる遅行スパン108.483円、(2)2019年1月3日終値107.657円、(3)2019年6月25日安値106.778円

前回では6月16日からの騰落よりも6月22日からの変動が大事と述べましたが、6月22日、23日もまた非常に大事な変化日となります。

図表1をご覧ください。

【図表1】
出所:筆者作成(2020年6月23日)

6月23日は6月5日高値から5、4、5の時間関係、3月24日高値から基本数値65日目であると同時に33日、33日の下げ三波動構成変化日と重なります。

また2月20日から88日目は19年4月24日高値から8月安値までの下落日数89日に見合うものでもありますが、6月22日の位置が位置であるだけに、ここからの騰落は極めて大きな意味を持ってくることになります。

【図表2】
出所:筆者作成(2020年6月23日)

6月23日現在106.921となっていますが、下げずにこの水準で推移いたとしても、6月25日には先行スパン下限を割ってしまうことになります。

6月25日は6月5日からの下げ三波動構成の最大時間を経過してくるポイントとなりますから、以降の下落は他の下げ三波動の影響を受けざるを得ません。

3月24日起点の下げ三波動構成では、6月22日に33日、33日の時間が経過しています。以降の下落では33日、54日、33日の7月21日、更には87日、87日の時間関係が出てくることになります。

他の下げ三波動としては、2018年10月高値を起点として2019年8月安値まで231日、231日の7月15日、2016年12月高値、2017年1月高値を起点とする大きな下げ三波動構成変化日7月8日、23日しか残っていません。

【図表3】 ドル/円
出所:筆者作成(2020年6月2日)
【図表4】
出所:筆者作成(2020年6月2日)

つまり6月22日、23日、25日の変化日以降の下落、日足先行スパン割れは7月8日、15日、21日、23日までの下げに直結するものとなります。

現在の日足先行スパン下限106.700は週足基準線、月足転換線と同値であり、下支えを期待できる均衡表は月足遅行スパンに対する先行スパン下限のみ。日足、週足、月足の均衡表が同じ水準となるケースでは好転、悪化とも値幅が出るケースは極めて多く、下げるケースでは特に注意が必要です。

目先6月11日安値割れは7月8日までの下落に直結するものとご理解ください。 7月8日は前回述べたように2019年8月26日から一環226日目になります。

【図表5】
出所:筆者作成(2020年6月16日)

2019年6月25日から257日目の6月19日に同水準をつけていることも、ここでは大事ですが、6月11日安値割れではどのタイミングで8月26日安値に達するのかが、恐らく重要になるでしょう。

逆に、現在位置で踏みとどまり、反発する場合はどうでしょうか。

【図表6】
出所:筆者作成(2020年6月23日)

上げ三波動構成変化日は3月9日から44日、44日が7月7日
5月7日から22日、22日が7月6日
3月9日安値の前の安値は2016年に付けた安値であり、2016年8月安値から12月高値までの上昇日数88日が大事になります。

従って、現在位置からの上昇は、7月6日、7日、8日までの上昇を示唆しますが、均衡表の上抜き方、重視する相場水準の超え方を見なければ、7月変化日までの上昇も確定的とは言えません。

9週足、26週足、9か月足、26か月足が現在位置からの騰落でどうなるか。合わせてご確認ください。

※本文ならびにチャートの時間軸は取引日で作成しています。