相場一点喜怒哀楽の記事一覧
個人投資家の強い味方「トレーダーズ・ウェブ」を運営する(株)DZHフィナンシャルリサーチの日本株アナリスト、東野幸利氏の相場コラムです。
毎週火曜日に更新
株価を押し上げる要因となるか? 注目したい食料品株
2020年度もあと2週間程度で終わりです。少し早いかもしれませんが、2020年度の業種別騰落ランキングを考察してみました。【図表1】業種別騰落ランキング(2020/3/31-2021/3/12)出所:QUIC...
メジャーSQのアノマリーとテクニカルの見方
日経平均株価は再び25日移動平均線(29,323円3月8日)を下回っていますが、3月5日の下ヒゲの長い陽線をきっかけに、目先はリバウンドに期待したいところです。RSI(9日)は32.7%(3月8日)まで...
米ドル/円はコロナショックで乱高下した値幅の中心まで回復
米ドル/円相場は円安方向を保ちながら、一目均衡表では雲を上抜け、遅行スパンが好転する強気局面入りとなっています。以下の図表にて、遅行スパン(黄線)が実線(青線)を上回る様子が確認で...
TOPIXは長期フシ到達の正念場
米国株式市場の波乱が落ち着きを取り戻したことや、新型コロナワクチン普及への期待などを背景に、日本株への強気ムードが早期に回復しました。TOPIX(東証株価指数)は年初来高値に続いて、201...
長期VIXの上向きトレンドが示唆する今後の値動き
米国株が不安定な動きとなり、恐怖指数と言われるVIX指数も30台が4日間続いています。先週は一時37程度まで上昇する場面がありました。以下の図表で過去を振り返ると、S&P500が急速に調整したと...
マザーズ市場とIPOインデックスの動向に注視
前回コラムに続いてマザーズ市場関連のお話をさせていただきます。マザーズ市場の1日あたりの売買代金が3000億円を超え、約3ヶ月ぶりの水準まで盛り上がってきています。マザーズ指数も25日移動...
マザーズ市場の個別株選び
調整局面にある東証マザーズ指数は、そろそろ打診買いのタイミングとみられます。そのような中、個別株の選別が難しいのが新興小型株です。マザーズ指数は2018年以降の調整局面では何度か中間リ...
値幅予測でみた「日経平均3万円」の位置づけ
1月中旬から後半にかけてのタイミングで、日経平均株価のトレンドが変化した年も近年では珍しくありません。2017年9月頃から上昇し、翌2018年1月23日に高値を付けてから大幅な調整局面がありま...
2021年後半は「リターンムーブ」に警戒か?
日経平均の大発会の下げは、2020年12月のもみ合い相場を上抜けたあとの単なる「リターンムーブ」にとどまるかどうか。揺り戻しやプルバック(Pullback)とも言いますが、フシを抜けた直後にいっ...
2021年を予想!日経平均、米ドル/円相場はどうなる?
2020年の本コラムへの投稿もこれで最後になりました。読者の皆さま、1年間、本コラムをお読みいただきありがとうございました。さて、年末ということもあり、2021年の私なりの予想を書いてみた...
日経平均は、年内27,000円を超えるか?注目したい「月末陰線サイクル」
日経平均株価の年内27,000円超えに対する期待は大きいです。2020年は残すところあと1週間ほどしかないですが、達成できるでしょうか。25日移動平均線からのかい離率が1%を割り込んできており...
TOPIXの一段高と上値メド
週明け(12月14日)、TOPIXが再び年初来高値を更新してきました。時価総額が大きいセクターに循環物色が効いてきているようです。テクニカル面からは、2019年9月や2020年6月に高値を付けた時と...
来年を予測するヒント?米ドル/円の年足チャートに注目
ちょうど1年前のコラムでもお話ししましたが、2020年も米ドル/円の年足チャートが気になります。2012年から2015年にかけて急速に円安が進行し、2015年に125円台の高値を付けた後は長い調整局面...
日経平均、移動平均線の発散が始まるか?
11月相場が終了し、日経平均の月足ベースの終値は26,433円での着地となりました。始値が23,110円でしたので、ローソク足の実体部分が3,323円幅もある「長大陽線」と表現しても問題ないでしょう...
11月末は例年通りの株高か?
3月決算企業の中間配当金の支払いが、12月上旬にかけて発生します。中間決算がある9月末に中間配当金がすぐに受け取れるわけではなく、そこでは権利が確定するだけで、実際配当金が支払われるの...
日経平均は3年越しの壁突破、新ゾーンに突入
日経平均株価は11月12日までの8連騰に加え、週明け(11月16日)の上昇で26,000円が射程圏に入ってきました。6月9日高値を起点とした上値抵抗線を突破してから、何日も経っていません。これこそ...
REIT指数の戻りが鈍い
トランプ米大統領の就任期間中の米国市場を見ますと、ハイテク株主体のナスダックがNYダウ平均よりも優位性を発揮し、特に2020年3月からの勢いが確認できます。それに連動したのが、ハイテク株...
マザーズ市場の調整をどう考えるか?
今回は、6月23日付コラムにてテーマとして取り挙げた「マザーズ優位の持続性が試される」について、フォローのお話をさせていただきたいと思います。このところマザーズ指数が調整を強いられて...
日本株、決算も市場も中国頼みか
IMF(国際通貨基金)は10月13日、2020年の世界経済見通しを6月改定値の前年比-5.2%から同-4.4%見通しに上方修正しました。中国経済の成長回復が想定以上に強いことが要因であり、当面は中国...
ダウ輸送株と日本株の当たり前の関係
ダウ輸送株指数が堅調です。この指数は、ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場している鉄道、トラック、物流、航空などの輸送関連20銘柄の単純平均で求められます。現在、ダウ平均が9月2日...