日柄面でみる安値サイクルとは

日経平均は先週1月17日~21日、2021年10月6日安値から「69~73日」が経過するタイミングを迎えました。「69~73日」というのは、2021年12月7日のコラムで解説した、2021年からみられる日経平均の終値ベースの安値サイクルの日数です。

例えば、2021年1月29日安値~5月13日安値までが「69日」、5月13日安値~8月20日安値までが「69日」でした。3月8日安値~6月21日安値までが「72日」、6月21日安値~10月6日安値までが「73日」などが主な期間です。

波乱の日経平均、27,467円の安値を守り切れるか

週明け1月24日も波乱のスタートでしたが、現時点での終値ベースの安値は1月19日の27,467円です。多少のズレは許容しても問題ありませんが、この安値を守り切れるかが目先のポイントとなります。

一方、チャートパターンをみると、三角保ち合いの範ちゅうで推移しています。2021年9月高値を起点に11月の戻り高値を通る右肩下がりの上値抵抗線、2021年1月安値以降の安値を繋いだほぼ水平の下値支持線とで形成されています。

この下値支持線を明確に下回るとなると、下げ幅は一段と大きくなる可能性が大きくなります。仮に、1月19日の安値から反発基調に入ったとしても、右肩下がりの上値抵抗線で一旦上げ止まるでしょうから、安心感をすぐに取り戻せる状況ではないと思われます。

FOMCなどを控える1月後半は重要な節目となるか

しかしながら、月足ベースで過去の高値・安値を振り返っても、1月は重要な変化月といえます。今度は安値サイクルではなく、過去の重要な高値や安値の間の月数を用いたものですが、新型コロナショックによる急落で安値をつけた2020年3月から2021年2月高値までの期間が「12ヶ月」。続く2021年2月から「12ヶ月」後が2022年1月になります。

もう少し長い期間でみても、2016年2月安値から2018年1月高値までが「24ヶ月」、2018年1月高値から2020年1月高値までが「25ヶ月」、そして2020年1月高値から今月が「25ヶ月」目に当たります。

そのため、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)から来週にかけての動きはとても重要で、想定されている売り買いの投資判断を実行に移すタイミングといえるかもしれません。