松本大のつぶやきの記事一覧

相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。

毎週金曜日更新
松本大のつぶやき
ゲルマニウム温泉
世の中には色々な妙なものが存在しますが、私の知っている下町のゲルマニウム温泉(場所、名称は秘密です)はかなり妙です。温泉と云っても、服を脱いで風呂に入るのではありません。行くと浴衣を渡されるので、その浴衣に着替え、高校の理科室の試験管を洗う洗面台のよ...
肩凝り
私は肩凝り持ちです。キーボードをかなり速く打つのですが、ブラインドタッチで打てません。大概のブラインドタッチで打つ人より速いのではないかと思うのですが、目視しながら、主に右手で打ちます。その結果右腕から右肩、更には右の頸に掛けてパンパンになってしまい...
価値観
社会には、多様な価値観が必要です。有機の海から生命が誕生したように、多様な価値観が共存する中から、新しいものは生まれるのだと思います。しかし同時に、ファンダメンタルな価値観を共有できないと、共存していくことは−少なくとも快適に、前向きに、かつ長期間は...
材料需要
以前にも書いたことがありますが、日経新聞の商品面は私のお気に入りです。鉄、肉、ガソリンなど、生活に身近な分かり易い題材ですが、それらの値動き、またどうしてそうなるかの理由を通して、日本に限らず、世界の動きを読むことが出来ます。最近ではやはり、中国の産...
桜開花
今日の東京は20度を超す5月下旬並の暖かさで、上野の山では桜が開花し始めたそうです。年々開花が早まっているような気がしますが、今年も香具師の皆さんはこの「早すぎる開花」に翻弄されるのでしょうか。桜と云えば、向島長命寺の桜餅を食べて、言問橋から白髭橋の...
Qちゃん落選
高橋尚子さんがアテネ・オリンピックへの切符を逃しました。替わりに切符を手にした人には賞賛のエールが送られるべきであり、Qちゃんには残念でしたと云う他はないでしょう。記者会見の様子を今朝のテレビで見ましたが、表面は笑ってはいるものの、珍しくお化粧をして...
朝メール
「マネックス朝一番!」が、今朝から配信開始しました。毎営業日の朝8時過ぎに、「前営業日のNYの市況概況、今日の日本市場の簡単な見通し、今日発表の指標など、テクニカルポイント、前営業日NYにおける主要ADR引け値」がメールで配信されるサービスです。携帯...
春爛漫
デフレは止まったのか?よく議論されるテーマです。私は既にデフレは止まっていると思っています。消費者物価指数は前年同月比で0.1%とか0.2%の下落が続いていますが、要素を見るとPCが29%下落などあり、その実態は複雑です。PCの場合、1年前の製品と同...
春の香り
今日の東京は、まさに「春!」といった感じでした。とにかく暖かく、街のテラスカフェにも人が繰り出し、賑やかで若々しい雰囲気に満ちていました。「春」は元々草木の芽が「張る」意であったそうです。そう考えると今日のような陽気は「春」をすでに通り越している気も...
首都大学東京
都が来春に開設を企図している新大学「首都大学東京」については、あまり詳しく追いかけていなかったのですが、今朝の朝日新聞の記事を読んでビックリしました。新大学構想に異論が強い都立大に対して、「批判を繰り返す教員は新大学に参加すべきでない」「改革である以...
北枕
北枕で寝てはいけないと云います。死人を北枕で安置するので、生きている人はそれを忌む訳です。何故死人を北枕にするかと云うと、お釈迦様が頭を北に、顔を西に向けて死んだからだと云います。原始仏典にそう書かれているそうですが、本当でしょうか?或いは何故でしょ...
明かり
週末に本棚を見ていたら、谷崎の陰翳礼賛が目に留まり、久し振りに読み返してみました。まだほんのちょっとしか読めていないのですが、やはりとても面白いです。その中で書かれていることですが、そしてこれは私が手にした文庫本のあとがきに吉行淳之介も書いていること...
楽観と悲観
「悲観は気分、楽観は意志」と言ったのは小泉首相ですが、そもそもの性格として、楽観的な人と悲観的な人というの分かれると思います。金融の世界で言うと、株のトレーダーなど株式関係者は楽観的な人が多く、一方債券トレーダーは悲観的な人が多いものです。私は元々債...
大商い
本日の東証一部の売買高は21億株を超え、売買代金も4日連続で1兆5000億円を超えました。因みに東証一部売買代金が1兆5000億円を上回る連続日数記録は、バブル期のピークである1989年の11月28日から12月7日までの8日連続以来、何と14年3ヶ月...
内心のイメージ
先日「新ビジネスマンに勧めたいDVD」というような質問を受けたので、私の仕事観に強い影響を与えている映画として「スミス都へ行く」(1939年)を挙げました。フランク・キャプラ監督、ジェームズ・スチュアート主演という、まぁ私にとっては感動の定番チームに...
価値観
「君ならで誰にか見せむ梅の花色をも香をも知る人ぞ知る」。古今集に収められた、紀友則の春の歌です。「この良さはあなたにしか分かりません」という、ストレートでシンプルな歌ですが、梅の花の素晴らしさを讃えた歌とも取れますし、「君」に対するラブレターとも取れ...
春爛漫
金曜日に<春が来た>とつぶやいて、今日<春爛漫>ではちょっとせっかちな気もしますが、株式市場はどんどん春が来ているという感じです。東証1部の時価総額は、2001年8月15日以来初めて330兆円を超え、日経平均がバブル後最安値を付けた去年の4月28日(...
春が来た
株式市場にも、ようやく本格的な春が来たのでしょうか。今日は日経平均も11000円台を回復し、東証一部売買高も13億株を超え、全体にいい地合で引けました。最近の経済指標には目を見張るものがあります。10−12月期の名目GDPが前期比で年率2.6%増えた...
活字
昨日は装丁についてつぶやきましたが、そこでもちょっと触れた「活字」について、もう少し考えてみました。かつて−昭和30年代頃まで−の活版印刷に使われていた活字は肉厚で味のあるものでした。単にカタチが美しいだけでなく、情感というか、文字情報以外にも何かを...
装丁
今日、午後のミーティングが1つなくなったので、これ幸いと15分ほど向かいの本屋に行ってみました。ふと思い立って白秋の「思ひ出」を読みたくなったのですが、文庫本しか見つけられませんでした。中学生の頃だったと思いますが、近代文学館の復刻版を父に貰い、とて...