【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 49,490.03  △340.65 (4/22)
NASDAQ: 24,657.57  △397.60 (4/22)

1.概況

米国市場は3指数揃って上昇しました。現地時間21日にトランプ米大統領がイランとの停戦延長を発表したことが好感されました。

ダウ平均は122ドル高の49,271ドルで取引を開始し、寄付きがこの日の安値となりました。直後に上昇し、日本時間23時03分に475ドル高の49,624ドルでこの日の高値をつけました。その後は上値が重い展開が続き340ドル高の49,490ドルで取引を終えました。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は397ポイント高の24,657ポイント、S&P500株価指数は73ポイント高の7,137ポイントでいずれも反発しました。小型株で構成されるラッセル2000は20ポイント高の2,785ポイントで反発となりました。

2.経済指標等

主要な経済指標の発表はありませんでした。

3.業種別動向

S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち7業種が上昇しました。情報技術が2.3%高となりました。コミュニケーション・サービスが1.4%高、エネルギーが1.1%高で続きました。一方で、不動産が0.7%安、資本財・サービスが0.2%安となりました。

4.個別銘柄動向

ダウ平均構成銘柄は30銘柄中21銘柄が上昇しました。第一四半期の決算を発表し、赤字を縮小したボーイング[BA]が5.5%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。アップル[AAPL]が2.6%高で続き、アマゾン・ドットコム[AMZN]が2.2%高となりました。一方で、9銘柄が下落し、スリーエム[MMM]が1.8%安、ナイキ[NKE]とアイビーエム[IBM]1.5%安となりました。

ダウ平均構成銘柄以外では、電力会社のGEベルノバ[GEV]は第一四半期決算で電力需要が強く、通期見通しを上方修正したことから13.7%高となりS&P500株価指数構成銘柄中の上昇率トップとなりました。また、アルファベット[GOOGL]は傘下のグーグルがエヌビディア[NVDA]に対抗し、独自の新世代人工知能(AI)チップを発表したことで2.1%高となりました。

5.為替・金利等

長期金利は前日比0.01%高い4.30%となりました。23日朝のドル円は159円台半ばで推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

米国主要3指数は揃って反発しました。トランプ米大統領が停戦延長を発表して買いが優勢となりS&P500株価指数は過去最高値を更新しました。しかし、停戦交渉は停滞しており原油価格も上昇基調が見られます。夜間の日経平均先物は60円高の59,860円で取引を終えており、本日の日本市場はアメリカの流れを引き継ぎ、買いが優勢でのスタートが見込まれます。個別株では、ディスコ(6146)が2026年3月期の連結決算で増収増益を発表したほか、2026年4月から6月の業績予想を発表し、純利益が前年同期比24%増の295億円となり、同期としては過去最高益となる見通しを発表したことから、物色されそうです。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 荒谷 義孝)